2015年にイングランドで開催されるラグビーワールドカップ2015(RWC2015)のプール組分けが、以下の通り決まりました。

この組分けは、現地時間12月3日15時よりロンドンの近代美術館「Tate Modern(テート・モダン)」(Bankside, London)で開催された抽選会(Pool Allocation Draw)で決定しました。

抽選はバンド5→バンド1の順番で行われました。それぞれのバンドの抽選プレゼンターは以下の通りです。

バンド1 ベルナール・ラパセ(IRB会長)
バンド2 デビー・ジェバンズ(ER2015CEO)
バンド3 ボリス・ジョンソン(ロンドン市長)
バンド4 マギー・アルフォンシ(女子イングランド代表・ER2015アンバサダー)
バンド5 リッチー・マコウ(ニュージーランド代表オールブラックスキャプテン)

※ER2015=ラグビーワールドカップ2015組織委員会

 

抽選会には、日本から財団法人日本ラグビーフットボール協会専務理事の矢部達三、日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ、日本で開催されるラグビーワールドカップ2019(RWC2019)組織委員会事務局長の徳増浩司が出席しました。

ラグビーワールドカップ2015 プール組分け

POOL A POOL B POOL C POOL D
オーストラリア(3) 南アフリカ(2) ニュージーランド(1) フランス(4)
イングランド(5) サモア(7) アルゼンチン(8) アイルランド(6)
ウェールズ(9) スコットランド(12) トンガ(11) イタリア(10)
オセアニア1 アジア1 欧州1 米州1
敗者復活戦勝者 米州2 アフリカ1 欧州2

※カッコ内の数字は世界ランク

 

◎エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ

「日本にとって、よいプールと言えるだろう。まずは出場権を獲得することが大切。
南アフリカ、サモア共にフィジカルなチーム。サモアには、春のパシフィック・ネーションズカップでコンバージョンが入らず、勝ちきることができなかったが自信にはなった。スコットランドは現在調子を落としているが、友人でもあるスコット・ジョンソンがコーチになり、立て直してくるだろう。
体が大きくてフィジカルの強いチームに対し、我々はボールを動かす自分たちのスタイルを貫かなくてはならない。
ワールドカップは世界最高のチームと対戦する場。強いチームとの対戦をためらってはならない。世界のトップ10に入るという目的のためには、全ての試合に勝つつもりで臨まなければならない。2試合に勝とうとすることは、2試合に負ける、ということだ」