東海大学 54-40 日本大学
【セカンドステージ 2012年12月16日(日) /埼玉・熊谷スポーツ文化公園(県営熊谷ラグビー場)】
第49回 全国大学選手権大会
会見リポート
 

日本大学

○加藤尋久ヘッドコーチ

「前回(明治大戦)の反省を生かそうと臨んだ。負けはしたが選手たちは一皮むけた印象。こういうゲームを勝ちきる難しさを学べた。悔しい部分もあるが、あと少し、勝利へ手がかかったことで、一皮むけたことのうれしさの方が強い。あと一戦集中して臨みたい」

○小川高廣キャプテン

「リーグ戦のリベンジをする気持ちで臨んだ。チャレンジャーとしてミスを少なくしなくてはいけなかったが、前半甘さが出てしまった。あと一戦、日本大の戦い方を残せたらと思っている」

──今日の試合で一番評価できる部分は。

○加藤ヘッドコーチ
「立たれたディフェンスに対してタテに勝負できない、パスで逃げてしまうという心の弱さが課題だったが、今日は逃げずに勝負していた。ミスもあったがそれは練習で磨けばいいこと。その部分で一皮むけたと感じる」

──前に出るという部分については選手としてどう感じていたのか。

○小キャプテン
「SHである自分が前に出てFWを前に出せればと思っていた。ただ前に出ることはできたが、自分の体力不足でそれを生かしきることができなかったのが反省点」

 

東海大学

○木村季由監督

「日大さんのすばらしいアタックに翻弄されて自分たちのラグビーを全くできなかった。ただ次に反省を生かす機会を得られたことが救い。来週しっかり修正して臨みたい」

○阪本圭輔キャプテン

「今日は不甲斐ない試合をしてしまった。ディフェンスがひどかったの一言。日大さんの前に前にのアタックは見習わないといけない。来週負けたら終わり。もう一度気合を入れなおしてやりたい」

──なぜこれほどディフェンスでやられたのか。

○阪本キャプテン
「どこかで気持ちが緩んでいた部分があった。ディフェンスも完全に受けていた」

──途中でうまく修正できなかった理由は。

○阪本キャプテン
「自分のキックオフも含め、ミスで敵陣に行くプランがうまく実行できなかった。そこからディフェンスで受けてしまった」

──来週の明治大戦に対しては。

○木村監督
「お互いに強みを生かしてやりたい。これまでそこで勝ち切ることを磨いてきし、組み合わせが決まった時からこの明治大戦のためにやってきた。すべてを出し切りたい」