■2013年4月26日(金)

とうとう香港代表戦を翌日に控えたこの日。
昨日は移動に費やした時間が多かったため、早朝練習はこの日はノンメンバーの
湯原選手と中村選手のみで行われました。他の選手はチームミーティングで集合。

試合前日恒例のジャージープレゼンテーションが行われ、この日は約2年ぶりにスターティングメンバーとして
出場する今村選手がジョーンズ ヘッドコーチから直接ジャージーを渡されました。
「ポジション的にはライバルだけど、ずっと一緒にやってきて一緒に出れるのはうれしい」と廣瀬キャプテン。
両ウィングにトライを量産してもらいたいですね。

試合前日練習は明日の試合会場となる香港フットボールクラブで行われました。
昨日、体を軽く動かした公園と目と鼻の先です。

この日の香港は23℃。到着した昨日よりは少し肌寒く感じます。
日本代表が合宿を行っていた福岡、またフィリピン戦もかなり気温が低かったので
福岡合宿で使った「Hong Kong部屋」が役立っています。

そして、このスタジアムの芝は天然芝ではなく、3Gという種類の人工芝。
福岡・グローバルアリーナでも人工芝での練習は行いましたが、また少し感触が違うようです。

まだ移動疲れが残る選手もいるので、ストレングスメニューを取り入れてしっかりとウォーミングアップ。

約1時間の練習を行いました。

最後はいつも通り、五郎丸選手と立川選手がキックの練習です。

ノンメンバーの湯原選手と中村選手は、さらにランニングメニューを行いました。

練習終了後、試合前日記者会見が行われました。日本代表からはジョーンズHCと廣瀬キャプテン、
そして香港代表もLeigh JonesヘッドコーチとThomas McCollキャプテンが出席しました。

「僕自身は香港でのアウェーの試合は初めてなのでとても楽しみ。2年前の香港戦は後半の出来があまりよくなかった。
A5N優勝には明日の試合が一番大事なのでしっかりやっていきたい。香港は色々な人種が集まるところだから
ここでしっかり日本のラグビーを見せたい」と廣瀬キャプテン。

ジョーンズHCも優勝トロフィーを前に、「A5Nは若い選手を成長させる良い機会となり、5月から始まる
パシフィックネーションズカップに向けて準備するのに、とても重要な大会。明日の(天気の)コンディションは
まだわからないが、フィジカルな試合になると思う。日本人の強み、相手が大きいとしたら速く、
パワーがあるとしたらボールを動かす、そのようにラグビーのバルセロナになるべきだ」と
熱く語りました。

とうとう明日16時(日本時間17時)、キックオフです。
テレビでの放送はありませんが、大会公式ustreamで視聴可能です。

応援をぜひお願いします!

■2013年4月25日(木)

27日の香港代表戦に向け、本日は福岡から香港に移動しました。
空港に到着し、早々に出国手続きをする選手たち。気持ちがはやるのでしょうか。

搭乗ゲート付近ではみんな一様にリラックス。
なぜだか空を見つめる大野選手、伊藤選手、菊谷選手・・・。

でしたが、次の瞬間菊谷選手以外(!)は満面の笑みです。

1時間以上待ってようやく搭乗口があきました。
三上選手、田村選手、木津選手。同学年の3人組です。

搭乗する青木選手と藤田選手。

福岡から香港へは直行便ではなく、約2時間半で台北(台湾)へ。そこでストップオーバーでした。
ただ、機内からは出れなかったので、機内で水分をこまめに補給して台北から香港への約1時間半のフライトに備えます。

香港空港に到着し、いつものようにみんなで荷物を手分けして運びました。

ホテルに到着30分後にはBK陣はリカバリー、FW陣はラインアウトのウォークスルーを行うために
近くの公園へ出発。五郎丸選手と立川選手、なぜかまっすぐ見据えたまま・・・。

せっかくなので香港らしい写真を、と五郎丸選手にカメラを渡したところ、五郎丸選手渾身の撮影写真はこちら。
残念ながら香港にいることが伝わりにくい写真になってしまいましたが、この選手の笑顔で伝わるでしょうか。

高層ビル群に囲まれた近くの公園で体を動かしました。

FW陣はラインアウト。

BK陣は2チームに分かれてパスの早さの競い合いました。

約30分間のセッションでしたが、あっという間に周りは暗くなり、きれいな夜景に囲まれました。
真壁選手と畠山選手。

とうとう明日は試合前日練習、そしてジョーンズヘッドコーチと廣瀬キャプテンが出席する
記者会見が行われる予定です。