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■2013年8月19日(月)

8月19日(月)

ラグビー競技最終日の本日は、決勝トーナメントが行われました。男子は8チームが準々決勝から、女子は4チームが準決勝から金メダルを目指して戦いました。

男子は中国と準々決勝を行い、前半は5-0。後半1分にトライ(コンバージョン成功)を奪われて5-7と逆転されました。その後、攻めあぐねる時間が続きましたが、4分に中井健人がトライを挙げて再逆転し、リードを守り切って12-5で勝利しました。準決勝では香港と対戦しました。前半に桑山聖生と小原錫民のトライで12-0とリードして後半を迎えました。しかし、後半は1分にトライを取られると、コミュニケーションミスから3分、4分とさらにトライを許し、12-19と逆転されました。タイムアップのホーンが鳴った後、相手ゴール前で攻め続けましたが、トライを獲ることはできず、試合終了となりました。金メダルの望みは絶たれましたが、銅メダルをかけた中華台北との3位決定戦では全員が積極的なランプレーで攻め、組織的なディフェンスで守り、33-7で買って銅メダルを獲得しました。

女子はまず準決勝で香港と対戦しました。開始早々に福島わさながトライを挙げると、櫻井彩乃、及川由季と続き、26-0で前半を終了いたしました。後半もバティヴァカロロ・ライチェル・海遙のトライを皮切りに4トライを取り、48-0で勝利しました。金メダルを争うメダル決勝は地元中国との試合になりました。試合は10分ハーフで行われ、前半は積極的に攻めたもののトライにはつなげられませんでした。逆にラインの裏へのキックからトライを先取され、5分にもトライを奪われて、0-14で前半を終えました。後半は鵜川志帆のトライで反撃のきっかけを作り、3分にバティヴァカロロのトライ(福島コンバージョン成功)で追いつきました。試合が進むにつれて中国の動きが鈍くなり、運動量で上回る日本は4分、8分にもトライを取って28-14 で勝利。見事金メダルを獲得しました。試合後、男女共に表彰式が行われ、メダルを授与されました。

20日は早朝より南京から上海へ移動し、日本へ帰国します。

最後になりましたが、今回のアジアユースゲームズ参加にあたり、選手を派遣して下さいました所属チームや保護者の方々にお礼を申し上げると共に、現地や日本で応援して下さいました皆様に心より感謝いたします。

■ヘッドコーチ・キャプテンコメント

男子7人制ユース日本代表
淵上宗志コーチ
「選手たちに金メダルを獲らせてあげることができなかったことが残念。この猛暑の中、選手たちはとてもよく頑張ってくれた。この大会を通して、アジアの他の国々が本気でセブンズの強化をしようとしていることを強く感じた。日本もオリンピックに向けて、この世代からの強化が必要。この世代の選手が今回のような大会を経験することがとても大切になる」
永井達啓キャプテン
「今回の大会は充実したいい遠征になりました。一番大きな経験は、メダルを獲ることができたことです。一月にオーストラリアで開かれたオーストラリアン・ユースオリンピックフェスティバルでは4位に終わってメダルを獲得できず、悔しい思いをしました。今回、キャプテンとしてこの大会に参加しましたが、ラグビー人生でキャプテンをしたことがなかったので、とてもいい経験になりました。チームを一つにすることの難しさ、大切さを実感することができました。この経験を糧に、これからのラグビー人生を送っていきたいと思います」

女子7人制ユース日本代表
吉岡麻里子コーチ
「運動量で勝つ日本らしいプレーができたことで、目標の金メダルがとれたと思う。これは、選手たちにとって大きな自信につながる。ただし、まだまだ危なっかしいプレーも多いので、精度をあげて、さらに上を目指していく」
山本実キャプテン
「準決勝までは落ち着いてプレーすることができ、無難に勝ち進めました。決勝では先に14点取られて焦ってしまいました。しかし、チーム全員が最後まであきらめずに走って、勝つことができました。アジアユースは今までに経験したことのない規模の大会で、ラグビーに限らず多くの海外選手と交流することができました。そして、この大会を通して、ますますオリンピックに行きたくなりました」

朝の体操

 

メダルに向けてミーティング

 

ウォーミングアップ

 

台湾戦 入場前

 

決勝戦(女子)
試合後中国の選手たちと

 

メダル授与
 

国旗掲揚

 

表彰式(女子)

表彰式(男子)

 

中国戦(男子)1

 

中国戦(男子)2

 

香港戦(男子)

 

香港戦(女子)

 

香港戦(女子)2

 

中国戦(女子)

 

男女ユース日本代表
■2013年8月18日(日)

プール第2日は11時から女子のカザフスタン戦で始まりました。暑さが厳しい中での試合となりましたが、開始から積極的にボールを動かし、福島わさなのトライで先制して前半を21-0で終え、後半もトライを重ねて38-0で勝利しました。女子はその後、中国とプール最後の試合を行いました。前半開始から中国の攻撃を中盤でしっかりと耐え、チャンスを活かして山本実キャプテンが先制トライを挙げ、7-0で折り返しました。後半は開始早々にバティバカロロ・ライチェル・海遥のトライで14-0としましたが、その後、中国の厳しいディフェンスでなかなかラインブレイクができませんでした。
しかし、後半4分、6分にトライを取って26-0で勝利し、プールAを1位で通過しました。

一方、プールA第3戦をタイと戦った男子は、開始早々に先制されて追いかけるかたちのゲームになりました。
タイの積極的なプレーに対して前日の厳しいディフェンスがみられず、終始自分たちのペースをつかめずに、12-24で負けてしまいました。プールA最終戦となった中華台北戦はタイ戦の反省から積極的に攻め、小原錫民のトライで先制しました。前半はなかなかペースがつかめず、14-14の同点で折り返しましたが、後半にようやくペースをつかんでトライを重ね、40-19で勝利。プールA2位での通過となりました。

19日の決勝トーナメントに向けて、男女共にプールで出た課題を修正し、気持ちを切り替えて金メダルを獲りにいきます。

移動前のミーティング
ウォーミングアップ
選手控え室

 

JOC 竹田会長より激励のコメントを頂きました

 

入場前
男子 タイ戦

 

男子 タイ戦2

 

男子 タイ戦3

 

男子 タイ戦4

 

男子 中華台北戦

 

女子 カザフスタン戦

 

女子 中国戦 女子 中国戦2

 

女子 中国戦3

 

女子 中国戦4

 

■2013年8月17日(土)

本日より、アジアユースゲームズの競技がいよいよ始まりました。午前中は男女の代表共に、午後からの試合に備えてハンドリングやユニット、サインの確認を中心にしたトレーニングをしました。昼食後、男子はミーティングでジャージが選手に渡され、男女共に試合会場に移動しました。会場到着後は、それぞれウォーミングアップや準備を行いました。

最初に女子の香港戦が行われました。開始1分、硬さの残る中で香港にトライを先取されましたが、前半2分にキャプテンの山本実がトライを返し、前半終了間際に野田夢乃がトライを加えて14-5と逆転して折り返しました。後半は開始早々の福島わさなのトライを皮切りに4トライを挙げ、38-5で勝利しました。次のタイ戦は終始日本ペースで試合を進め、43-0で勝利しました。
男子はカザフスタンと初戦を行いました。開始から積極的なディフェンスを繰り返し、前半1分に中井健人がトライするなど前半は17-0。後半もトライを重ねて38-0で勝利しました。続く韓国戦は、出だしは守勢に回りましたが、この試合でも粘り強く激しいディフェンスで相手にペースをつかませませんでした。前半2分に舟橋諒将、5分には竹山晃暉がトライを取り、12-0で折り返し。後半は小原錫民のトライから始まる3トライをあげて、26-0で勝利しました。

18日は男女共に2試合が予定されています。

ハンドリングトレーニング

 

ハンドリングトレーニング2

 

ユニットプレーの確認

 

サインプレーの確認

 

淵上コーチから選手へジャージが渡されました

 

選手入場(カザフスタン戦 男子)

 

選手入場(香港戦 女子)

 

男子 カザフスタン戦

 

男子 カザフスタン戦2

 

男子 韓国戦

 

男子 韓国戦2

 

男子 韓国戦3

 

女子 香港戦

 

女子 香港戦2

 

女子 香港戦3

 

女子 タイ戦

 

女子 タイ戦2

 

■2013年8月16日(金)

本日は男子代表、女子代表ともに午前中にタッチ形式のトレーニングゲームを行い、男子は中国、女子はタイと対戦しました。17日からの試合に向けて、男女共にチームの約束事の確認やゲームの感覚をつかむことなどを目的に行いました。
男子はコミュニケーションなどの課題をみつけ、女子は攻守にわたって積極的にプレーできました。

午後、男子はチームミーティングの後に台湾とトレーニングゲームを行いました。午前のゲームで出た課題のコミュニケーションやラインのスピードを修正することができ、大会本番につながるゲームになりました。
女子は選手村内で仲間を担いでのランニングなどランニングセッション中心のトレーニングを行い、ラインアウトなどのセットプレーの確認もしました。女子は夜のミーティングで、翌日の試合に向けて試合ジャージが選手に吉岡コーチより渡されました。

本日は開会式が行われ、ラグビーを代表して男子代表キャプテンの永井達啓選手が参加しました。

午前のトレーニングを確認

 

コンタクトトレーニング

 

スペースへパス

 

ウォーミングアップ

 

味方を担いでのランニング

 

中国戦

 

中国戦2

 

タイ戦

 

タイ戦2

 

台湾戦

 

台湾戦2

 

タイチームとトレーニング後に記念撮影

 

選手ミーティング

 

吉岡コーチから選手へゲームジャージが渡されました

開会式

 

■2013年8月15日(木)

本日は午前中、男子は選手村内でハンドリング中心のトレーニングを行い、女子はジムでウェイトトレーニングなどを行いました。それぞれ17日の最初の試合に向けて、前日の移動で疲れた体を起こすといった内容になりました。
午後は試合会場であるYouth Olympic Sports Park Rugby Fieldに移動。男女両代表がそれぞれ、スペースを使ったトレーニング、セットプレーを中心に1時間半のセッションをグラウンドで行いました。夕食後のミーティングやストレッチなどで本日の活動は終了となりました。
少しずつ試合が近づくにつれ、選手たちはラグビーへの集中を高めていました。

日本選手団宿泊棟

 

シャトルバスでの移動

 

朝の体操

 

ウェルカムセレモニー

 

ジムセッション1

 

ジムセッション2

 

トレーニング会場到着後

 

ウォーミングアップ

 

セットプレーの確認

 

トレーニング
■2013年8月14日(水)

本日は開催地・南京への移動日でした。朝のフライトで上海へ移動。上海空港では泉裕泰・在上海日本国総領事をはじめとする現地の日本関係者の方々に出迎えて頂き、激励のご挨拶を頂戴しました。日本選手団からは女子チームのキャプテンである山本実選手がお礼の挨拶をおこないました。

上海から選手村までは約5時間のバス移動となりました。選手村到着後はセキュリティーチェックや入村の手続きを行い、宿泊棟へ入りました。その後、食事を取り、男女代表ともにそれぞれストレッチなどで体を動かし、翌日からのトレーニングに備えて休みを取りました。








■2013年8月13日(火)

本日、第2回アジアユース大会(8月16-24日、中国・南京)に参加する男女の7人制ユース日本代表各10名、計20名の選手が東京都江東区の辰巳の森海浜公園ラグビー練習場に集合しました。オリエンテーションでは、まず各スタッフが挨拶と今大会のチームの目標について話をし、続いて選手が自己紹介しました。次に、大会の留意事項、チームとしての確認事項等の説明が行われました。この大会はラグビー単独の大会ではなく他の競技と共に行われる総合大会であり、日本オリンピック委員会から派遣される日本選手団の一員として参加することを自覚し、日本の代表として、また、ラグビー界の代表として相応しい規律ある行動をすることを選手に求めました。

オリエンテーション終了後、男女の代表に分かれてチームミーティングを行ってから、トレーニングに入りました。トレーニングもチームごとに行い、今回の大会での攻撃と防御それぞれのキーポイント(積極的なランプレー、コミュニケーション等)を確認しながらセットプレーやフィットネスを行いました。
その後、ホテルへ移動して翌日の中国渡航に向けて準備を行いました。

14日は早朝から中国に移動します。

淵上・男子コーチより挨拶
吉岡・女子コーチより挨拶
男子ミーティング
スクラムの確認
ウォーミングアップ
ウォーミングアップ2
キーポイントの確認

 

スペースへのパスとランニング

 

ランニングを意識してプレー

 

ラックからの次の展開へ

 

スペースを変えての2対1

 

2対1

 

1対1

 

チームラン

 

DFトレーニング

 

積極的なランニングを意識
フィットネストレーニング
男子キャプテン永井選手(左) 女子キャプテン山本選手(右)