■2014年4月25日(金)

とうとう明日26日に迫ったアジア・パシフィックドラゴンズとの強化試合に向け、本日はチームミーティングからスタートしました。
チームミーティングでは恒例のジャージープレゼンテーションが行われ、プレゼンターは小野澤チームメンター。

今回の試合はキャップ対象試合ではありませんが、初めて日本代表の一員としてプレーする石井選手、村田選手には小野澤チームメンターからジャージーが手渡されました。

午前中には試合が開催される近鉄花園ラグビー場にて試合前日練習を行いました。

試合前日ということと、24℃くらいまであがった気温もあり、練習は45分程度の軽めの調整で終えました。

明日の試合はメンバー外となった伊藤選手と菊谷選手も練習を見ながらプランクで体幹を鍛えていました。
コンディションをしっかりあげて、次のフィリピン戦には万全にしてもらいたいところです。

明日26日の強化試合(第8回関西ラグビーまつり)、日本代表(JAPAN XV)-アジア・パシフィックドラゴンズは、近鉄花園ラグビー場で明日26日14時キックオフです。
今年のJAPAN WAYを見に来てください!

■2014年4月24日(木)

18日から行っていた宮崎合宿もとうとう最終日を迎えました。
宮崎での最後の練習は、ウォークスルーなど軽めの調整となりました。
最終日も晴れ渡り、非常に過ごしやすい中での練習となりました。

FWとBKそろっての全体練習後はFWはウェイトトレーニング、そしてBKはアクティベーションで身体をしっかりほぐしました。
真壁選手が110kgのウェイトをあげている姿をエディー・ジョーンズヘッドコーチがしっかり見つめています。

FWはその後はラインアウトの確認などを行いました。

練習後はチームミーティング。
26日アジア・パシフィックドラゴンズ戦へ向けたメンバーに、育成選手として今まで参加していた石井選手がスタメンに入り、今後は育成選手ではなく日本代表選手として活動を続けて行くという発表が行われました。

26日(近鉄花園、14時キックオフ)のアジア・パシフィックドラゴンズ戦のメンバーも発表となりました。

1 長江有祐
2 木津武士
3 浅原拓真
4 大野均
5 真壁伸弥
6 ヘンドリック・ツイ
7 リーチマイケル◎
8 ホラニ龍コリニアシ
9 日和佐篤
10 廣瀬俊朗
11 石井魁
12 中村亮土
13 村田大志
14 山田章仁
15 藤田慶和
16 湯原祐希
17 平島久照
18 畠山健介
19 ジャスティン・アイブス
20 堀江恭佑
21 内田啓介
22 林泰基
23 松島幸太朗

昼食後に、とうとう今季初戦が行われる大阪へ移動となりました。
宮崎空港ではみなさんに温かく見送っていただきました。宮崎での充実したキャンプが送れたのも、宮崎のみなさまのご協力があったからこそです。
本当にありがとうございました。
ぜひ、26日のアジア・パシフィックドラゴンズ戦で勝利をお届けしたいと思います!

26日の強化試合(第8回関西ラグビーまつり)、日本代表(JAPAN XV)-アジア・パシフィックドラゴンズは、近鉄花園ラグビー場で、14時キックオフです。
どうぞ応援に駆けつけてください!

■2014年4月23日(水)

午前中の練習は全体練習ではなく、FWとBKに分かれてのウェイトトレーニングからスタートしました。
FWのウェイトトレーニングでは様々なことが実戦を意識してのメニューとなっています。2人1組で組み合って行っているのは、体幹トレーニング。
片足、反対の片腕を地面から話して、しっかり体幹でキープするトレーニングです。スクラムには必要不可欠です。

また、重さ10kgのパックに選手がそれぞれ乗り、低い姿勢で押すメニューも行いました。
背中をまっすぐ、膝をしっかり曲げてお尻をあげないように押す姿はスクラムそのものです。

F​Wはウェイトトレーニングの後に、グラウンドに出てスクラム練習を行いました。
まずは最初にスクラムマシーンでポジションなどを確認します。

その後は対戦形式での練習を行いました。
ダルマゾコーチも厳しく目を光らせ足のポジションなど細かいところにも目を配っていました。​

BKは菅平でボッシュスポーツサイエンスコンサルタントに教わったメニューやウェイトトレーニングなどを行いました。
スクラムハーフの流選手はワイズマンテルテクニカルアドバイザーと沢木コーチングコーディネーターと一緒にパスの練習。
​前のネットに跳ね返ったボールをキャッチしてそれをしっかりと沢木コーチングコーディネーターの元にパスをするというメニューですが、ボールはラグビーボールだけではなく、ドッジボールやバレーボールなど様々なボールを使って、スキルをあげていきます。

午後の練習のウォーミングアップは高阪スポットコーチ(*)による​TKセッションでスタート。しっかり身体を温めます。

午前中に引き続き、午後の練習も実戦形式の練習を行いました。
攻守の切り替えが激しいものです。

全体練習終了後は​それぞれのポジションで必要なスキルを練習しました。
ロック組はハイパントキャッチ。エディー・ジョーンズヘッドコーチから色々なボールによるハイパントが飛んでくるものを「マイボール!」と声をしっかり出してコミュニケーションを取りながらキャッチします。

練習後はグラウンドの横でアイスバス。首まで浸からなければいけないため選手たちは悲鳴をあげながら入っていました。
これでしっかり疲労が取り除けるので、重要なリカバリーの1つです。

とうとう明日24日で宮崎合宿を終え、大阪に向かいます。
26日のアジア・パシフィックドラゴンズ戦まであと2日です。​

(*)高は正しくは「はしご高」

■2014年4月22日(火)

現在日本代表が合宿を行っている宮崎には歓迎バナーも貼っていただいています。
毎日素晴らしい環境の中で、合宿を行わせていただいています!

本日22日の早朝練習は、高阪スポットコーチ(*)によるS&Cセッションがバックローを対象に行われました。
3人1組になって、真ん中の人が転がりながらサイドに移動し、そのサイドの人が転がってきた人を飛び越え・・・、というようないかに早く立ったりできるかという練習です。

BK陣はストレッチを入念に行い、その後は菅平合宿でボッシュスポーツサイエンスコンサルタントに教えてもらったメニューを行いました。

午前中の全体練習でもウォーミングアップでは高阪スポットコーチ(*)によるものでした。

その後は実戦練習形式のアタックからディフェンス、ディフェンスからアタックへという攻守の切り替えの練習を行いました。
また、その中にはセットピースも入れて、より試合に近い状況での練習になっています。

ハーフタイムと呼ばれる2分間の休憩時には、それぞれのポジションが話し合い、より良くプレーできるようにお互いにコミュニケーションを取っていました。

午後の練習はFW陣はウェイトトレーニングなどを行い、その中でも堀江選手は高阪スポットコーチ(*)とマンツーマンでのTKセッション。
高阪スポットコーチ(*)との組み合いは、さながら格闘技でした。
終わった後、「楽しかったです」と堀江選手。高阪スポットコーチ(*)は「ぜひ格闘技もやって欲しいと思います」​​​と​格闘家の素質も十分にあると見込んでらっしゃいました。

BKはユニット練習で、シェイプの確認などを行いました。
ウォーミングアップでは、2つのドッジボールとバレーボールがエディー・ジョーンズヘッドコーチとワイズマンテルテクニカルアドバイザーから飛んでくるのを落とさないようにキャッチするゲーム。

落としてしまった選手はポールまでのペナルティー付きでした。

シェイプの確認では、村田選手と中村選手がゴムで腰を結びつけられて、動きの連動性などを確認されていました。

​​今日も時々雨が降ったりと天候にはあまり恵まれませんでしたが、明日からは晴れ予報。選手たちも気持ちをまた入れ替えて練習に集中できそうです!

(*)高は正しくは「はしご高」

■2014年4月21日(月)

本日21日の宮崎合宿は、昨日の雨風で寒い一日から変わり、晴れ間も見える暖かい気候となりました。

午前練習の前、ラインアウトミーティングが行われ、リーダーの菊谷選手が前に出て説明や確認などを行いました。

約1時間の短い時間で集中した午前練習。FWはユーロフィットと呼ばれるインターバル走を行いました。

その後に続いた全体練習では、実戦形式のゲームを行いました。
ただ、ラグビーボールを使ったり、ラグビーボールより3回りくらい小さいフラッグフットボールを使ったりと選手たちもより気をつけてハンドリングをしているようでした。

全体練習後はそれぞれポジショナルスキルの練習を行いました。
ウィングやフルバックのバックスリー陣はパントキックの処理を行いました。

フロントロー陣はスクラムのセットアップについて、ダルマゾスクラムコーチから指導を受けていました。

スクラムハーフ陣は、日和佐選手から内田選手と流選手にホワイトボードを使っての説明。
真剣に耳を傾けていた若手の2選手。きちんと戦術などが継承されています。

昼食前には選手全員が色紙にサイン。お世話になった皆様にお渡ししたりするものです。

午後の練習は、FW陣はウェイトトレーニングからスタート。
なぜかマットの雑巾掛けをしているような選手が・・・。
これは肩甲骨を支える筋肉を鍛えるためのトレーニングです。

こちらの逆立ちについても同様で、逆立ちから腕を前に歩かせ腕立て伏せのような形まで持っていくものです。

BK陣は片足を壁につけて、横にパス。身体をしっかり旋回させるのが重要ですが、ラグビーボールだけではなく、サッカーボールやフラッグフットボールなどが混ざっている中、ハンドリングエラーをせずにパスをしていきます。

FW陣はウェイトトレーニング後はスクラム練習を約1時間行いました。
今日はスクラムマシーンを使っての練習となりました。

宮崎合宿4日目となり、選手たちも少し疲労が見えていますが、今週26日は今年初めての試合となるアジア・パシフィックドラゴンズ戦。
初戦からしっかりJAPAN WAYをお見せできるように努力しています!

■2014年4月20日(日)

本日20日は、早朝練習が今年初めてない日でした。
選手たちはいつもより少し遅めに起床したようでしたが、反対に午前練習はいつもより1時間ほど早く練習を開始しました。
FWはまずはウェイトトレーニングで30分ほど汗を流しました。

この日は残念ながら雨風が強く、肌寒く感じるほどでしたが、ウェイトトレーニングを終えたFW陣はラインアウトの確認を激しい雨風の中で約30分ほど行いました。

雨の中でしたが、スローを務めるフッカー陣は半球のゴムボールの安定しない体勢の中でのスローを行っていました。

BK陣はアクティベーションという身体の可動域を広げたり、ストレッチに近いような動きで身体をほぐしました。

週末ということで、この日も多くの方達が練習見学に訪れてくださりました。
練習後に記念撮影に応じるエディー・ジョーンズヘッドコーチ。

午後は宮崎神宮に必勝祈願に訪れました。

まずは祓い所でお祓いを受け、本殿にあがりました。

本殿ではラグビーワールドカップ2015アジア地区最終予選となるアジア五カ国対抗2014での必勝祈願を行っていただきました。

最後は選手全員が絵馬に名を入れ、集合写真。

午後は初めてオフとなり、少し身体を休めました。
明日からはまた早朝練習からスタートです。

■2014年4月19日(土)

宮崎合宿2日目となる19日。
いつも通り、"ヘッドスタート"と呼ばれる朝5時台からの練習からスタートしました。
FWは強いスクラムを組むためのウェイトトレーニングメニューを行い、BKはよりスピードを高めるためのメニュー中心のものとなりました。
FWはいつも通り、マルク・ダルマゾスクラムコーチによるプランクセッション。
常にアスファルトや砂利道を選んでプランクセッションを行います。

BKは胸椎を使い、より身体全体の連動性を高めるための動きを行いました。
まずは仰向けで足の力を使い、頭と手のひらを床につけるようブリッジのような体勢を取り、その後は逆に丸まるような姿勢を取っていました。

昨日からは打って変わって、午前練習は霧雨の中での練習となりました。

雨にもかかわらず、週末ということもあり地元の多くの方々が練習を見に来てくださいました。

1時間強の練習でしたが、ラインアウトからのアタック攻撃の実戦形式での練習などを主に行いました。

ウォーターブレイクなどのタイミングでは、リーダーが集まって会話を交わす場面が多く見られ、
エディー・ジョーンズヘッドコーチやワイズマンテルテクニカルアドバイザーからも、実戦形式練習中は「コミュニケーション!」という言葉が良く聞かれました。

村上S&Cコーチが用意していたのは、練習後のリカバリーのためのアイスバス。
1つ30kgの氷の塊を5つプールに入れ、水温を低くしていました。

今日のアイスバスでは肩までしっかり浸かるようにとの指示があり、肩を出している選手たちはこの後コーチにそれぞれ肩まで沈まされてました。

午後の練習はFWはスクラムの練習を主に行いました。

ダルマゾスクラムコーチが選手達の足のポジションを厳しくチェックしていました。

練習後、ファンの方のリクエストに応じて記念撮影をする山下選手、伊藤選手、長江選手のFW陣。

明日20日は午前中の短いセッションを1度行い、午後には宮崎神宮に必勝祈願に行く予定です。

■2014年4月18日(金)

4月11日に菅平合宿を打ち上げてから約1週間。
18日からは場所を移し、宮崎での合宿がスタートしました。
約1週間ぶりの再会となりましたが、この後の長い遠征に向けて選手たちもリフレッシュしてきたような顔つきでした。

チームミーティング後は、早速練習を行いました。
まずはFWとBKにわかれ、それぞれ約1時間のウェイトトレーニングを行い、その後FWはラインアウトの確認を約1時間しっかりと行いました。
木津選手の足元には柔らかいゴム素材の半球が。
軸をしっかりと保つことで、まっすぐなボールが投げれるようです。

また、ラインアウトからモール攻撃の練習も入念にチェックしました。

その後はBKが合流し、実戦形式の激しい練習を行いました。
チームミーティングではエディー・ジョーンズヘッドコーチが「試合の時は常にカオスの状態だから練習でも同じような状況を作って練習する」と言っていた通り、相手がいない状況で練習をするのではなく、常に試合の状況を意識した練習を行っています。

よくよく見るとラグビーボールだけではなく、フラッグフットボールのボールも混ざっています。
このフラッグフットボールの大きさはラグビーボールを比較すると、こんなに小さいんです。
このボールで実戦形式の練習をすることによって、ハンドリングエラーが減るのが期待できますね。

全体練習が終わるとFW陣はスクラムの練習です。
この宮崎合宿では2日に一度、スクラムの練習を行う予定です。
マルク・ダルマゾスクラムコーチが熱心にスクラムのセットアップについて指導を行っていました。

当初の天気予報では雨の予報でしたが、日本代表選手たちが集合した昼頃には晴れ渡り、宮崎が歓迎してくれているかのようでした。
宮崎合宿は24日まで続きます!