■2015年5月18日(月)
本日18日の早朝練習は、なぜか何人かアイマスクをした目隠し状態。
2組にわかれて、片方はアタック、アイマスクをした数人かがディフェンスに入り、しっかり名前を呼びながらコミュニケーションをする習慣付けの練習を行いました。
また高阪スポットコーチ(*高は正しくは「はしご高」)によるS&Cセッション。
高阪スポットコーチのかけ声に合わせて、マウントポジションを即座に変えて強いポジションをしっかり取るような練習です。
午前練習は強い雨が降っていた中での練習となりました。
グラウンドでの練習はBK陣のみ。豪雨の中でのパス&キャッチやポジショニングの確認など軽いメニューとなりました。
FW陣は午前練習はジムの中でウェイトトレーニング。
宇佐美選手が思いきり4kgあるメディスンボールを投げ、それをしっかりキャッチしてさらに投げ返す全身の筋肉が必要となるメニュー。
足は片足のみ台に乗せて、さらに負荷がかかります。
その後は、スクラムに特化したウェイトトレーニング。
ジョン・プライヤーS&Cコーディネーターが示す位置まで背中をスクラム同様にまっすぐにし、ウェイトをコントロールしながら行って戻るメニュー。
選手によってどこまで伸ばすかが変わりますが、畠山選手は170cmまで遠くに持って行って戻せていました。
その後はジムの中でスクラムのセットアップで、スクラムに特化した筋力トレーニングを生かせるような順番で練習メニューが組まれています。
午後の練習は全体でラインアウトからのアタックのポジショニングなどを確認するセッションからスタート。
その後は激しい実戦形式のディフェンス練習。
ぱっと見ると人数がビブスを着ていないディフェンス側が異常に少ない数。
わざと人数が少ない状態でのディフェンス練習で、常に全員が仕事量を増やし、ポジショニングを気をつけなければいけなくなります。
現在、フラン・ボッシュスポーツサイエンスコンサルタントによるスペシャルメニューを組まれているのは、畠山選手、堀江選手、木津選手。
しっかり膝をあげて、重心を高く意識することがスピード強化への秘訣のようです。
また、リハビリ中で別メニューなのは真壁選手。
ジム内で黙々と筋力トレーニングに励んでいますが、なぜかローイングマシーンが地面ではなく、ウェイトマシーンの上に設置され、角度がついている状態。
しかもローイングするのに軸足は片足のみ。常に汗びっしょりで筋力アップに取り組んでいます。
FW陣は全体練習後にスクラム練習を約40分。
まずは3対3で組んだ練習のあとに、8人対8人でのライブスクラムの練習を行いました。
BK陣は全体練習後はジム内でウェイトトレーニング。
ダルマゾスクラムコーチが直立不動で立っているのは、矢富選手がプランクしている上。
100kg以上のコーチが乗っても動じず、しっかりした体幹で支えていました。
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