現地7月29日にカナダ・トロントで行われた日本代表のワールドラグビー パシフィック・ネーションズカップ2015第3戦対フィジー代表の試合後ヘッドコーチ、キャプテンらのコメントをお知らせします。
■エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ
「ここ最近では最もひどい試合だった。9-0で最初にリードして楽に勝てたはずなのに、自分たちでそのチャンスを潰してしまった。ミスからトライを許し、負けてしまった。
こういうところを改めないとラグビーワールドカップでは勝てない。フォワードは全体的に良かったがバックスは田中をのぞきハンドリング、ランニングライン、判断と全てが悪かった。
後半で勝っても意味がない。ラグビーというのは前後半通してが試合だ」
■リーチ マイケルキャプテン
「テストマッチは最後の最後、勝ちきれるかが重要。こちらのタックルミスやパントミスで相手のトライに繋がってしまった。ラグビーワールドカップではそういうミスは絶対に許されない。9点リードまで持っていったのに集中力が切れたのか、勢いが作れなかった」
■稲垣啓太選手
「スクラムが良かった分、もっとセットピースの精度、特にゴール前でトライを取り切ることにこだわりたかった。結果だけ見ると負けしか残っていないし、負けたら何も意味がない。もう1試合残ってるが、結果にこだわりたい」
■田中史朗選手
「悔しい。コミュニケーションが取れていなかったし、ミスが本当に多かった。(個人的には)80分はしんどかったが、自分が思っていたよりは走れた。コミュニケーションは立川とは足りなかったし、合っていなかったので、これから合わせていきたい。ミスがなければしっかりスペースはつけていた。ディフェンスも良かったが、後半できるならどうしてそれを前半からできないのか。やることは明確になっているので修正していきたい」
■ツイ ヘンドリック選手
「セットピースは非常によく機能していたにも関わらず、結果に繋がらなくて残念。ラグビーワールドカップにおいては許されないこと。スタートはスローだったが後半の入りは良かった。前半、後半ともに入りからきっちりできれば良かった」