11月25日
試合を翌日に控え、本日は試合会場のスタッド・ドゥ・ラ・ラビーヌでキャプテンズラン(試合前日練習)を行いました。
フランス・ヴァンヌにあるスタッド・ドゥ・ラ・ラビーヌは、約8000人を収容するスタジアムです。
チーム全体での最終調整を終え、円陣を組み、最後に「One Team!」のかけ声で円陣を解きます。
全体練習終了後は、FWはスクラムとラインアウトなど、それぞれの調整を行いました。
キックの練習を行う田村選手。
こちらは、ハイパントキャッチの練習を行う松島選手。
試合は明日26日(土)、現地時間15:10キックオフ。
日本時間23:10キックオフです。
試合は23:00からBS 102ch、J SPORTS 1で生中継があります。
2016年最後のテストマッチ、応援をどうぞよろしくお願いします。
11月24日
「ラグビー日本代表 リポビタンDツアー2016」最終戦 フィジー代表戦まであと2日。
本日は練習の冒頭に、木曜日の恒例となっている、キャプテンが試合の様々な要素を紐解いていくセッションを体育館で行いました。
ピッチの図が描かれている大きなバナーを置き、確認を行います。
その後、歩きながらゆっくりと動きの確認を行いました。
体育館にあったバスケットボールのリングにダンクシュートするヘスケス選手(実際はリングは下がっていて、ヘスケス選手の背の高さくらいです)。
その後、ジムに移動しFWとBKにわかれてウェイトトレーニングを行いました。
ジムではコーチやスタッフも選手に負けじとトレーニングを行います。
左からジェイミー・ジョセフヘッドコーチ、サンウルブズのティアティアヘッドコーチ、同じくサンウルブズの田邉淳コーチ。
こちらは、ベン・ヘリングディフェンスコーチとトニー・ブラウンアタックコーチ。
重いメディシンボールを、体をひねりながらハイスピードで相手に渡しています。
高い位置から畠山選手が落としたメディシンボールをキャッチし、そのまま上に投げ返すイラウア選手。
満面の笑みの山本選手。
ゴムバンドで引っ張られながら、力に逆らい垂直にジャンプするトレーニングです。
ウェイトを手に持ちながら連続でジャンプする谷田部選手。
ウェイトトレーニング終了後、FWの選手で写真撮影。
午後は、グラウンドでトレーニングを行いました。
スピードを上げた、強度の高いトレーニングで、アタックプランの確認などを主に行いました。
こちらは練習後、布巻選手が撮影したマフィ選手。
先週のウェールズ代表戦では、試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれました。
また本日は、フィジー代表戦に向けたメンバーも発表しました(メンバーはこちら)。
試合前日となる明日25日は、試合会場のスタッド・ドゥ・ラ・ラビーヌでキャプテンズランを行います。
11月23日
本日の午前中は選手それぞれの体のコンディションや、トレーニングしたい内容に合わせジムやグラウンドで練習を行いました。
午後は地元のラグビースクールに通う子供たちと、ラグビーを通じた交流を行いました。
元気いっぱいの子供たちから、選手もパワーをもらいました。
明日はまた朝からトレーニングを行います。
11月22日
フランス・ヴァンヌは日の出ている時間が短く、朝の9時頃にやっと空が明るくなってきます。
朝日を浴びながら、グラウンドでのトレーニング。
今朝の気温は約6℃。選手の息も真っ白です。
練習終了後、布巻カメラマン(布巻選手)が撮影した写真をご紹介します。
午前のトレーニングの後は、ヴァンヌの市役所にお招きいただきました。
1880年代に建てられたという市役所の建物の前で記念撮影。
ヴァンヌのダヴィド・ロボ市長から、記念品のメダルをいただきました。
午後もグラウンドでのトレーニングを行いました。
こちらは、布巻カメラマンが午後の練習後に撮影した写真。
左から、イラウア選手、仲谷選手、ラファエレ選手。
笑顔のヘスケス選手(布巻選手撮影)。
キックの練習をする田村選手(布巻選手撮影)。
帰りのバスの中の様子(布巻選手撮影)。
明日23日は全体でのトレーニングは行わず、ジムに行ったりグラウンドに行ったり、選手それぞれのメニューを行います。
11月21日
「ラグビー日本代表 リポビタン D ツアー2016」第2戦、ウェールズ代表戦を終え、翌20日に第3戦(最終戦)フィジー代表戦が行われるフランス・ヴァンヌに移動した日本代表。
ホテルに到着したのは夜。21日から、練習を行います。
午前中はFWとBKにわかれ、ジムでウェイトトレーニングを行いました。
2試合連続でのトライをあげた、福岡選手。
チーム最年長の仲谷選手。
日野選手いわく「外国人の体型に合わせた設計なので、可動域がちょっと・・・」とのことでした。
懸垂しながら一番上のバーまでのぼる、布巻選手。
午後は体育館でトレーニングを行いました。
こちらは、バスケットボールのリングを利用したウォーミングアップ。
4チームにわかれて、床にある印からボールを投げ、リングに入った数を競います。
他のグループの選手は妨害役。
こちらもウォーミングアップの様子。
ハンドボールのように走ったり、パスをつないだりしてコートの端にトライ。
移動の翌日のため、ウォーミングアップを入念に行ったあとトレーニングを開始。
映像でサインや動きを確認したあと、実際にプレーに移します。
スピードは出さずに、ゆっくりと歩きながら正確に動きを確認。
週の頭の月曜日は、毎週このような確認を行うため、一番頭を使う日。
明日22日はグラウンドで、本日確認した動きをスピードアップして実践します。
11月18日
「ラグビー日本代表 リポビタン D ツアー2016」第2戦、ウェールズ代表戦を翌日に控え、日本代表は本日試合会場のPrincipality Stadiumでキャプテンズラン(試合前日練習)を行いました。
初キャップ獲得が期待される、フッカーの日野選手。
Principality Stadiumは人工芝と天然芝の、ハイブリッドのグラウンド。
FWの選手はスパイクを履き替え、実際にスクラムを組んだ時の感触を確かめていました。
ハイパントキャッチの練習をする福岡選手と松島選手。
ジョージア代表戦で逆転のトライを決めた福岡選手は、ウェールズ代表戦では先発で出場します。
"Captain's Run"の名の通り、試合の前日はキャプテンに任せ、コーチ陣はスタンドで練習を見守ります。
スタジアムの電光掲示板。
ウェールズでは英語のほかウェールズ語が公用語として使用されており、標識などもすべ英語とウェールズ語が併記されています。
"CYMRU"(カムリ)は「ウェールズ」の意。
「日本」はウェールズ語で"SAIPAN"(サイパン)?と思いきや、正しくは"SIAPAN"とのことでした。
キャプテンズラン終了後、ゲームキャプテンの立川選手とジョセフヘッドコーチは記者会見に出席しました。
「試合を楽しみたい。7万人を超える観客の前で試合ができる機会はなかなかない。プライドを持って試合に臨みたい」と立川ゲームキャプテン。
キャプテンズラン終了後、選手たちで写真撮影。
試合は日本時間23:30キックオフ。
日本テレビ、J SPORTS 1で生中継があります。ぜひ、応援をよろしくお願いします。
11月17日
本日は残念ながら朝から雨。
気温も下がり、遠征で一番の寒さとなりました。
そのためグラウンドではなく、「Sport Wales」の体育館をお借りしてトレーニングを行いました。
まず、毎週木曜日恒例の、キャプテンが試合の様々な要素を紐解いていくセッションを実施。
体育館の床に、ピッチの図が描かれている大きなバナーを置き、確認を行います。
その後、ウォーミングアップにうつりました。
寒さに負けず体にスイッチを入れよう、ということで体育館をフルに使用して、ランニング。
体育館の全ての壁にタッチして、一周します。
その後は映像を見ながら、プレーの確認を行いました。
スピードは上げずに、歩きながら動きの確認。
この後、ジムでウェイトトレーニングを行い、午前のトレーニングを終了。
昼食後にはメンバー発表記者会見を行いました(メンバーはこちら)。
試合のチケットは完売が予想されているそうで、一週間前に同じ会場で行われたウェールズ代表 vs アルゼンチン代表の試合よりも、より多くの来場者を見込んでいるそうです。
ウェールズのメディアにも来ていただき、注目度の高さを改めて実感しました。
午後は、地元のチーム「カーディフ・ブルーズ」のホームグラウンドである、カーディフ・アームズ・パークをお借りしてトレーニングを行ないました。
グラウンドに到着した際はどしゃ降りの雨が降っていましたが、数分後にはぴたりと止み、快晴が広がりました。
ウェールズ特有の変わりやすい天候です。
GPSを入れてもらう、マフィ選手(トレーニングウェアの首元には、GPSの機械を入れるための専用のポケットがついています)。
GPSは主に、"Player Load"(選手の負荷)を確認するのが目的。
ジョージア代表戦に続き、ウェールズ代表戦でもゲームキャプテンをつとめる立川選手。
練習の最後に、フォワードの選手はスクラムやラインアウトのトレーニングを行いました。
キックの練習をする田村選手とラファエレ選手。
この日は風が強く、キックティーに置いたボールも風で倒れてしまうほどでしたが、試合当日はスタジアムの屋根が閉じられるため天候の影響はありません。
練習終了後の1枚。
仲のいいイラウア選手とウヴェ選手。
明日はついに試合前日。会場となるPrincipality Stadiumでキャプテンズラン(試合前日練習)を行います。
11月15日
ウェールズでの練習2日目。
本日は前日よりも強度を上げ、午前・午後ともにグラウンドでトレーニングを行いました。
バックスのトレーニングの様子。
手前にいるディフェンスの選手がパスを回しながら、合図にあわせてボールを持っていない選手は腕立て伏せをして、素早く起き上がってディフェンスに入ります。
こちらはスクラムのトレーニング。少人数のグループにわかれてプッシュします。
午後もグラウンドでトレーニングを行いました。
練習後に、BBCのインタビューを受けるジェイミー・ジョセフヘッドコーチ。
ラグビーワールドカップ2015以降、初めてのウェールズ代表との試合とあって、現地でも注目度が非常に高いそうです。
練習後に、布巻カメラマン(布巻峻介選手)が撮影した写真をご紹介。
こちらは、キヤノンイーグルスでのチームメイト、アニセ選手と東恩納選手。
東恩納選手は負傷のため離脱した三上選手にかわり、前日の夜に合流したばかりです。
マフィ選手と堀江キャプテンのうしろに隠れているのはウヴェ選手。
最後に、布巻カメラマンいわく「本日のベストショット」はこちら。
布巻選手と同じ早稲田大学出身の伊藤選手です。
「CDジャケットのようにうまく撮れた」とのことでした。
明日は一日リカバリーにあて、また17日(木)よりトレーニングを開始します。
11月14日
「ラグビー日本代表 リポビタン D ツアー2016」(欧州遠征)の初戦、ジョージア代表戦に勝利し、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ就任後初めての白星をあげた日本代表。
試合の翌日、13日にジョージアからウェールズに移動しました。
到着は13日の夜。14日に初めてのウェールズでの練習を行いました。
午前中はウェイトトレーニング。
使わせていただいているのは「Sport Wales」という施設。オリンピックやパラリンピックの選手も多く使用しているそうで、日本の「ナショナルトレーニングセンター」のような施設です。
ジョージア代表戦では逆転のトライをあげた福岡選手。
一番重いウェイトをあげる、仲谷選手。
午後は「Sport Wales」のグラウンドでトレーニングを行いました。
ジョージアとは違いあまり日が出ず、気温も低いですが現地の方によると「今日は比較的暖かい」とのこと。
こちらは食事会場の様子。
パンやサラダ、パスタ、カレー、スープ、フルーツやヨーグルト、お米もタイ米だけでなく日本米など、バラエティに富んだメニューを用意していただいています。
この日のメインはサーモンのグリル、チキンのグリルやハンバーグなどでした。
こちらは選手に人気の日本食のコーナー。
醤油はもちろん、味噌汁やふりかけ、海苔、漬物などを揃えています。
ウェールズ代表戦まであと5日。
明日はさらに強度を上げたトレーニングを行います。
11月11日
本日は試合会場のミヘイルメスキスタジアムで試合前日練習(キャプテンズラン)を行いました。
本日は気温も高く20℃近くあり、11月とは思えないほど。
晴天の中、試合に向けて最後の調整を行いました。
ジョージア代表戦が初キャップとなる布巻選手(写真左)。
"キャプテンズラン(Captain's Run)"の名の通り、試合前日の練習はキャプテンが主導。
ジョセフヘッドコーチもピッチの外で見守ります。
ジョージア代表はフォワードの強さに定評があります。
スクラムの確認を行うフォワードの選手たち。
出場すれば初キャップとなるプロップの山路選手(写真奥)。
キャプテンズラン終了後、ジョセフヘッドコーチと立川ゲームキャプテンは記者会見に出席しました。
試合のチケットは既に完売しているとのこと。テレビカメラの数も多く、現地での注目度の高さが感じられました。
ついに明日は「ラグビー日本代表 リポビタンDツアー2016」第1戦 ジョージア代表戦。
試合は日本時間11月12日(土)20:00キックオフ。J SPORTS 1、NHK BS 102chで生中継があります。
応援をどうぞよろしくお願いします。
11月10日
試合を2日後に控え、朝にミーティングを行ったあとグラウンドへ。
練習の冒頭に、木曜日の恒例となっている、キャプテンが試合の様々な要素を紐解いていくセッションを行いました。
グラウンドに、ピッチの図が描かれている大きなバナーを置き、確認を行います。
その後、ディフェンスやカウンターアタックのトレーニングを行いました。
また、本日は「ラグビー日本代表 リポビタンDツアー2016」第1戦 ジョージア代表戦のメンバーも発表しました(メンバーはこちら)。
こちらは、ジョージア代表戦で初キャップを獲得するフランカーの布巻選手。
練習後「背負うものは変わったが、気持ちとしては(所属している)パナソニック ワイルドナイツの試合に臨む時と変わらない」と落ち着いてインタビューに答えていました。
全体練習の後は、FWとBKにわかれてユニットトレーニングとウェイトトレーニングを行いました。
固定されたゴムバンドを使い、スキーのような姿勢を取るレメキ選手。
BKの選手がウェイトトレーニング中、フォワードの選手はラインアウトアタック&ディフェンスのトレーニング。
その後はFWの選手がジムへ。
こちらは、コンディション調整のためしばらく別メニューを行っていたプロップの三上選手。
ジョージア代表戦で試合に復帰します(17番で試合登録)。
重いウェイトを持ちながらジャンプするマフィ選手。
両手にダンベルを持ち、一気に上に突き上げます。
フッカーの日野選手(写真手前)は、ジョージア代表戦では16番に登録され、出場すると初キャップを獲得。
バックスの選手はグラウンドでキックチェイスの練習などを行いました。
午後もチーム全体でグラウンドでのトレーニングを実施。
2試合連続で先発出場の仲谷選手。35歳、チーム最年長です。
初キャップとなった「リポビタンDチャレンジカップ2016」アルゼンチン代表戦では、感極まって「ウォーミングアップ中に涙が出てきた」という仲谷選手。
練習終了後、ベン・ヘリングコーチと特別練習を行うアニセ選手とヘル選手。
ハイパントキャッチの練習をする福岡選手。
リオデジャネイロオリンピックにも出場した福岡選手は、久しぶりの15人制日本代表としての試合出場です。
強度の高い、充実したトレーニングとなりました。
明日は、試合の会場となるミヘイルメスキスタジアムでキャプテンズラン(試合前日練習)を行います。
11月9日
チームが7日に到着して以来、ジョージアは晴天が続いています。
普段は雨も多く、地元の方によると「今が一番いい時期」とのこと。試合が行われる12日までずっと晴れの予報です。
本日も朝からトレーニングを行いました。
また、本日より、ワールドラグビーからレフリーのクリス・ポロックさんが来て下さっています。
ポロックさんはニュージーランド出身で、ラグビーワールドカップも2大会レフリーをつとめた経験のあるベテランのレフリーです。
ポロックさんに見ていただきながら、スクラムのトレーニングを行う選手たち。
昨日8日に引き続き、ディフェンスのトレーニングや"クリーン・ボールアウト"のトレーニングを行いました。
こちらは、ボールキャリアー(ボールを持っているプレイヤー)を1人にさせないようにするトレーニング。
午後はリカバリーにあて、選手は体を休めたりホテルの近くを散歩したり、思い思いにリフレッシュしました。
試合まであと3日。明日1o日には試合登録メンバーも発表されます。
11月8日
11月5日に「リポビタンDチャレンジカップ2016」アルゼンチン代表戦を終え、日本代表は翌6日の夜に「ラグビー日本代表 リポビタンDツアー2016」に出発しました。
12時間半のフライトを終え経由地のトルコへ。その後さらに2時間半ほどのフライトで、7日の午前に目的地のトビリシに到着しました。
7日はリカバリーにあて、本日からトレーニングを開始しました。
午前中はチームトレーニング。
地面にうつぶせに寝そべった状態から、合図で素早く起き上がります。
ディフェンスのトレーニングや、"クリーン・ボールアウト(球出し)"のトレーニングなどを行いました。
練習会場の横は学校。
休み時間になると、多くの生徒が窓から練習を覗いていました。
練習の途中に、何度も集合しサインの確認などを行います。
全体練習終了後、キックの練習を行う田村優選手。
「リポビタンDチャレンジカップ2016」アルゼンチン代表戦では100%のキック成功率を誇りました。
午後はFWとBKにわかれてウェイトトレーニングを行いました。
11月5日の「リポビタンDチャレンジカップ2016」アルゼンチン代表戦で初キャップを獲得した、ティモシー・ラファエレ選手。
同じく初キャップを獲得したヘル ウヴェ選手。
こちらは代表デビューを自身のトライで飾ったレメキ選手。
レメキ選手は男子セブンズ日本代表としても、オリンピックで活躍しました。
ボクシングトレーニングを行う、マルジーン・イラウア選手。
明日も朝からトレーニングを行います。