8月29日
8月23日に韓国へ入って一週間が経過し、あっという間に帰国日を迎えました。
移動日の朝もトレーニングは欠かしません。
今朝のスタートは6:30。
ツアーのラストは昨日に引き続き、大石トレーナーによるストレングスの時間です。前日は上半身を中心に、続いて下半身メニューで全身が"バキバキ"に。
パートナーでトレーニング
全員で四股を踏んで
トレーニングの終わりはハイタッチ
パッキングと部屋清掃を済ませてロビーへ集合。
スタッフで部屋の見回りを行いましたが、言われずともゴミを集め、布団をたたみ、部屋の中は綺麗に整えられていました。
主体的な行動はグラウンドのでパフォーマンスに直結します。
キレイに片付けられた宿泊部屋
その後、プサン空港に移動してチェックインを済ませた選手が、チーム全員を集めました。
集まった選手の手には、それぞれのスタッフに宛てて感謝の思いが記された、色紙とTシャツが。
選手からスタッフへサプライズ
プサン空港を発つ前に
サプライズでプレゼントを受け取ったスタッフの喜びの表情からは、遠征参加者同士の深い繫がりが伺えました。
ここでお世話になったリエゾンのパクさんとジエさんとはお別れ。
お二人には日々、イレギュラーな動きにも即対応して頂き、ストレス無く選手をグラウンドに立たせる為にお力添えを頂きました。
パクさんとジエさんを囲んで
移動中もお二人は楽しい時間を提供してくれました
約2時間のフライト後成田空港へ到着。
解散式において団長より総評があり、U17日本代表の活動を締めくくりました。
最後に、日本スポーツ協会を始め競技会運営にご尽力を賜りました韓国及び麗水市ラグビーフットボール協会の皆様に感謝し、これにて期間中のレポートを終了いたします。
8月28日
昨日27日で「第26回日・韓・中ジュニア交流競技会」全3試合を終え、本日のチームの練習は早朝の1セッションのみ。
7:00から始まったのは大石トレーナーによるストレングスの時間。
30分間腕立て伏せオンリーのメニューで上半身をパンプアップ。
朝食をとってバスで移動し、買い物などを楽しんだのち、場所を変えてサムギョプサルの店でチームランチをいただきました。
ホテルに戻った選手は水着に着替えて隣接するウォーターパークへ。約2時間のリフレッシュタイムを満喫しました。
早いもので明日29日は日本への帰国日。
大会日程は終了しましたが、浅野監督がキーワードに挙げた「Off the field No.1」を目指して、荷物の整理や共有スペースの清掃活動を済ませて就寝しました。
明日の朝は9:00にホテルを出発してプサン空港へ向かいます。
8月27日
大会5日目の本日は、最終戦であるU18中国代表戦の試合日です。
起床時の天候は曇り。7:00よりホテル前広場にてウォークスルーを行いました。
そして今朝のチームビルディングは「あっちむいてホイ!」最終戦を前にチームのムードは最高潮です。
新井団長とあっちむいてホイ
朝食を済ませておのおのジャージープレゼンテーション会場へ集まりました。
ビックストレッチを終え、中竹コーチングディレクターより「ここがスタートだ」と改めて日の丸を背負うことの意味について話があり、浅野監督のあいさつ。そしてジャージープレゼンテーションへうつりました。
最後に受け取る廣瀬キャプテンは決意表明の中に「23番のジャージー」というワードを口にしました。
ジャージープレゼンテーション
ジャージープレゼン後、新井団長より
それは流通経済大学で実施した直前合宿中に足首を痛め戦線離脱し、このツアーに参加できなかった伊藤大祐選手(桐蔭学園高校)の為にも、という想いでした。
伊藤選手も共に戦います
試合へ移り、ウォームアップへ。太陽が顔を出したと思えば、小雨が降る不安定な天候でしたが、14:00のキックオフ時には雨が上がっていました。
ハドルを組んでウォームアップへ
グラウンドIN
国歌斉唱
三試合連続で先制トライは日本。
相手ボールのキックオフをFWがキープしBKに展開。ノーホイッスルでのスコアとなりました。
その後もスコアを重ねた日本は前半を38-6で折り返し、後半2分にFWが自陣からラインブレイク。
サポートプレーヤーに渡り、自陣から一気にインゴールへ。
前後半で奪ったトライは11本。相手に許したスコアはPGを2本のみ。
65-6でノーサイドとなりました。
目の前で起こる現象に対し選手たちがグラウンド内で即座に対応し、適応したことが大きな収穫でした。
これにて競技が終了し、明日は大型ショッピングモールへ観光、そしてホテル内のウォーターパークにてリフレッシュを予定しています。
ツアーメンバーで(パクさんジエさんも)
スタッフもYeSmile
中竹コーチングディレクターからレビュー
サポーターの皆さんと
8月26日
大会4日目の朝は、昨夜から降り続ける雨の影響で場所を変更し施設内の地下駐車場にてウォークスルーを行いました。
朝食後には、ミーティングルームにてジャージープレゼンテーションを行いました。
ジャージープレゼンテーション、準備完了
まずは中竹コーチングディレクター、そして浅野監督からの挨拶。そしてジャージーの授与に。
野澤コーチによる呼名に対し、はっきりとした返事で応える選手達は、新井団長よりジャージーを受け取りゲームへ向けて最終の準備へ入りました。
中竹コーチングディレクターより
ジャージープレゼンテーション
14:30にホテルを出発した頃には雨が上がっていましたが、不規則に強風が吹く会場へ到着。
初戦とは異なりU18韓国代表戦を経験したことで、リラックスした選手の表情が印象的でした。
ブリーフィング
コイントス
また到着して迎えてくれたのは保護者を中心とする熱烈なサポーターの皆さん。
日本より駆けつけてくれた親族に勝利を宣言し、ウォームアップを開始しました。
ウォームアップ
サポーターの皆さん
16:30のキックオフ早々にチャンスをつかんだ日本ですが、度々のハンドリングエラーでスコアに繋がらず、迎えた8分。
日本代表の先制トライ。自陣10m中央マイボールスクラムからBKが抜け出し中央にトライ。
このトライを皮切りにエンジンのかかったチームは前半に5トライ。
キャプテン廣瀬が全てのコンバージョンを決め、35-0で全羅南道選抜を突き離しました。
後半に入ってさらに勢いが加速。ペナルティートライを含む9トライを奪って、終始相手を寄せ付けないゲーム展開となりました。
最終スコアは96-0。3桁に迫る得点力を見せ、また相手チームを0点に抑えシャットアウトすることができました。
全羅南道の選手と
昨日、応援にかけつけた女子バレー選手との昼食
喜びもつかの間ですぐにホテルに移動。夕食を済ませて、ホテル内の式場にてフレンドリー交流会に出席しました。
交流会は参加選手が一同に集まり、各国の指定された種目の選手がステージへと上がり場を盛り上げました。
フレンドシップ交流会
明日は、最終戦のU18中国代表戦。勝利も大事ですが、それ以上に内容にこだわったゲーム内容にしたいと思います。
8月25日
韓国戦から一夜明けた3日目の朝はしっかりと睡眠時間を確保し7:30より朝食に。
期間中唯一の中日でゆっくりと休養を取ることも考えられましたが、選手のリクエストもあり、他競技の応援へ向かうことにしました。
バレーボール競技が実施される会場のチンナン体育館までバスで30分。
到着した選手は、時間の関係で女子チームのみの応援となりましたが、日韓戦に挑む同世代の選手たちから大きなエネルギーを頂きました。
ゲーム後すぐに交流の場を持たせてくださったバレーボール関係者の皆様に感謝しております。
午後からは試合会場であるマンマ競技場サブグラウンドにて約一時間のトレーニング。
第一戦のレビューを基にメニューをプランニング。
こだわりのアタックシェイプにブレイクダウンセッションにはスタッフも参加。
最後は15分のキャプテンタイムを設け選手主導で締めくくりました。
明日は開催地を中心に選出された全羅南道選抜との一戦。
天候は雨予報ですが、やるべき事に迷いはありません。
16:30キックオフです。
アタックシェイプ
スタッフも練習に入ります
チームAT
マイクロスキルを確認
代表者会議にて(中国代表コーチ)
女子バレーボールの皆さんと
8月24日
現地2日目の朝は昨夜から続く台風の影響で小雨に暴風の悪天候。しかしながら時折日差しの射す、この時期の韓国特有の天候となりました。
大会参加チームの交通に台風の影響があり、競技日程が大きく変更となり、U17日本代表の初戦のU18韓国代表戦は14:00キックオフとなりました。
10:00からのミーティングでは監督よりチームゴールの再確認を行います。そしてジャージープレゼンテーションへと移り、選手一人ひとりに新井団長よりジャージーの授与が行われました。
ジャージープレゼンテーション前に監督より
新井団長より
競技会の登録メンバー22名中、初めて桜のジャージーを受け取る選手は実に21名。その表情からは、迷いなく自信に満ち溢れている選手もいれば、緊張が隠せない選手もみられ、交流戦とはいえテストマッチ同様の扱いに、桜を身に付ける者の責任の重さを感じました。
ジャージープレゼンテーション①
ジャージープレゼンテーション②
ジャージープレゼンテーション③
昼食はお鍋をいただきました
試合会場は、ホテルからバスで15分程の場所に位置するマンマ競技場サブトラック。到着した選手は室内ゲートボール場に設置されたロッカーに移動します。このタイミングで日本より中竹コーチングディレクターが到着し選手を激励。「残された時間の中で何ができるのか、最高の準備をしよう」というお話がありました。
ウォーミングアップ前には天候が回復。やや風は残るものの気温の上昇と共に、一気に選手の士気も高まります。
ウォーミングアップ
コイントス
ゲーム前にはペナントの交換、そして国家斉唱が行われ、14:00にキックオフ。
先制したのは日本、敵陣相手ボールラインアウトから奪ったボールをBKが繋いで逆サイドへトライ。その後もトライを重ね優位にゲームを進めました。前半のスコアは5トライ4ゴールで33-0。
33点リードで後半を迎えた日本代表は、早速の後半1分、相手ボールキックオフをレシーブ。BKからFWへとボールが渡り中央へノーホイッスルトライ。
その後、U18韓国代表に3トライ1ドロップゴールを許したものの、U17日本代表も更に2トライを重ねてノーサイド。最終スコア52-18となりました。
韓国代表はU18世代の選手から構成されており、その体格差は歴然。大型のFWが縦にその強みを活かしてくるスタイルに対し終始、プレッシャーをかけ続けることで生まれた価値ある勝利でした。
トライ8本の内、ターンオーバーからのシーンが3本。いずれも、速いセットからスペースへボールを展開したものでした。これまでの成果が存分に発揮された、次戦へと確実に繋がるゲームでした。
試合結果の詳細はこちら
U18韓国代表戦後に
そして、この日のニュースはこれで終わりません。試合を終えた野澤コーチは皆とは違う表情に。実は国内で入院中の奥様が、第3子を出産されました。まさに試合中での出来事でした。その吉報に更に歓喜する選手達から胴上げのプレゼントがありました。
その後、ホテルへ戻り17:00より開会式が行われました。出場選手及び大会関係者が一堂にそろい、大会のスケールの大きさに選手は驚かされた様子でした。
開会式後、場所を変えた夕食会場では野澤コーチへサプライズソングを熱唱。終始笑顔が絶えず、ゲーム後の疲れを感じさせない選手達です。
野澤コーチ、第3子のご誕生おめでとうございます
明日の中日を挟み残り2試合。今後のパフォーマンスに期待が持てそうです。
リエゾンのパクさん(左)ジエさん(右)
今日のスタッフ
8月23日
昨夜より荷物整理と計量を繰り返し、本日は早朝5:30に起床。
出発準備を済ませた後にホテル内でユニット別にウォークスルーを行いました。
成田空港にて
朝食後にホテルから成田空港へ移動し、「第26回日・韓・中ジュニア交流競技会」の行われる韓国は麗水市へ向かいます。
飛行機は台風の影響で条件付きでのフライトであったものの、予定通りに釜山空港に到着。
暴風と雨交じりの悪天候ではありましたが、大会関係者様および多数のボランティアの皆さんに迎えられ歓迎を受けました。
釜山到着
空港から宿泊ホテルはバスにて陸路で約2時間。
競技別に送迎をして頂きストレス無く到着することができました。
バスで麗水市へ
ホテルは、他国を含む全選手団が泊まれる大型施設。館内にはウォーターパークを完備するリゾートホテルです。
選手は、7~8名にわかれてコンドミニアムタイプの部屋を利用します。
チェックインを済ませた選手たちは、初戦に向けプールサイドにてコンディション調整。
多くの選手が初めての海外遠征であることから、経験豊富なスタッフがメンタル面もコントロールします。
プールサイドでリカバリー
移動疲れは無さそうです
栄養補給
初海外はこの5名
明日のU18韓国代表戦は14:00キックオフ。
スケジュール共有を済ませ就寝となりました。
代表者会議
U17日本代表、初の国際マッチ。勝利のためにいかなる状況下においても"YeSmile"で乗り越えます。
U18韓国代表の監督と
新井団長より明日へ向けて