4月5日
試合日の本日は、メンバー外の選手は朝9時からジムで汗を流しました。
試合に出場するメンバーはホテルでアクティベーションを行い、ランチを取った後、ジョセフヘッドコーチによるミーティングに参加し、スタジアムに向け出発しました。
スタジアムは近代的な作りで、ロッカールームの目の前までチーム荷物を積んだ車が横付けできます。
選手たちはグラウンドを視察して、着替えを終えてからウォーミングアップを開始。徐々に集中力が高まります。
ウォーミングアップ前に今日の試合について最終確認する選手たち
主にディフェンスの確認を繰り返して行います
ウォーミングアップを終えて、姫野キャプテンを先頭にロッカールームに引き上げます
姫野選手を先頭に集中力を高めてピッチに出ていく選手たち
円陣を組み、全員が集中してやるべきことを最終確認
17:00にキックオフ。試合開始から攻め続け、前半4分にレメキ選手がモールの中から抜け出し先制トライ。
直後のキックオフからBKがボールをつなぎ、松島選手が抜けて最後は内側をフォローする梶村選手に返してノーホイッスルトライ。
さらにディフェンスでプレッシャーをかけ続け、ゴール前でアドバンテージをもらい、田村選手から相手BKラインの裏にチップキック。それをFB松島選手が押さえてトライ。19-0と一気に突き放しました。
その後、20分は膠着状態が続き、ハイランダーズBに攻め込まれ、外のスペースに運ばれトライを許します。19-7。
前半最後も攻め続け、相手ペナルティでショットを選択。田村選手が決めて22-7で前半を折り返します。
いざ、キックオフ
開始早々から攻め込み、ラインアウトも練習の成果で完璧
ゴールで山田選手がブラインドサイドからライン参加してトライを狙います
フェーズを重ね、相手の裏に田村選手がチップキック
田村選手のキックを、松島選手が相手に競り勝ってキャッチしトライ
練習通りの、ラインスピードのある揃ったディフェンスで相手にプレッシャーをかけます
FW陣の素晴らしいディフェンスに相手もミスを重ねます
BK陣も負けじと多彩なオプションで攻めます
流選手の軽快な動きと球捌き
後半は相手に攻め込まれ、45分、54分にトライを奪われ、22‐21と1点差に迫られます。
そこから慌てずに攻め続け、相手ゴール前ラインアウトのモールを押し込み、LO大戸選手がトライ。
田村選手のゴールも決まり29‐21とリードを広げます。
直後のキックオフからも攻め込み、相手の反則。ペナルティゴールを田村選手が決めて32‐21。
再びハイランダーズBに攻め込まれますが、相手のミスから松島選手が抜け出して70mを独走。
最後は相手BKに追いつかれそうになるが、ギリギリのところで走り勝って真ん中にトライ。39‐21。
最後の10分も攻め続け、スクラムを押し込み相手のペナルティを誘います。
ゴール前ラインアウトを選択し、練習を繰り返してきたラインアウトからのモールを押し込み、最後は西川選手が押さえてトライ。田村選手のゴールも決まって46‐21で試合終了。
後半に向けて、姫野キャプテンと交代で入った長谷川選手も引き締まった表情
司令塔、田村選手は冷静に後半に入ります
スクラムも押し込み、セットプレーでは優位に立ちます
ゴール前で勝負に出るレメキ選手
BK陣がボールをスペースに運びます
ラインアウトからのモールは常に押し込み、相手の反則を誘います
途中から入った中島選手の突進でゴールラインに迫ります
試合後は相手選手と握手
笑顔を見せる選手たち
久しぶりに80分間を戦った堀江選手に長谷川コーチが笑顔で握手
80分間通して自分たちのラグビーをすることができました。課題は次回に向けた修正として収穫であり、今後の更なる成長が期待できます。
4月4日
試合前日となる本日は、Dunedin Rugby Football Clubでキャプテンズランを行いました。
南太平洋側にあるグラウンドには、横のビーチから砂浜が混じり、また周辺は大きな芝生広場が広がっていて、犬の散歩をしている人が多く、のどかな雰囲気です。
ウォーミングアップとストレッチから始まり、徐々に体を温めていき、FW・BKに分かれてアクティベーションを行いました。
全員揃ってゆっくりとウォーミングアップ。
ストレッチで体を伸ばす選手たち。
徐々に体がほぐれていきます。
山田選手、稲垣選手はストレッチをしながら集中力を高めています。
姫野キャプテン、流バイスキャプテンもしっかり体を伸ばします。
入念なウォーミングアップが続きます。
BKはゴムを引っ張って走るアクティベーションを開始。
FWは抜き合いで体を当てていきます。
FWとBKが入れ替わってアクティベーションを続けます。
キャプテンズランの前に円陣を組み、姫野キャプテンから一言。集中力が高まります。
その後は、明日5日に向けたゲームプランをエリアごとに確認し、様々なアタックのオプションを展開しました。
繰り返し調整してきたラインアウトは完璧です。
BK陣の軽快な動き。
松田選手が空いたスペースに切り込みます。
フェーズを重ね、最後は姫野キャプテンがトライ。
BK陣は大きく外にもボールを動かします。ブラインドサイドから福岡選手がライン参加し激走。
多彩なオプションでラインの裏に出る中村選手。
練習後はジョセフヘッドコーチと選手が一緒に円陣を組みます。
最後は山本選手の発案した"ダニーデン締め"で終了。
最後はFW・BKに分かれ、FWはラインアウトとスクラム、BKは個人練習で試合前日練習を締めくくりました。
日和佐選手のキック練習。
ハイボールキャッチの練習を行う尾﨑選手。
北出選手もスローイングの確認を行います。
明日5日に行われるハイランダーズBとの試合は、日本時間13時キックオフ。テレビ放送はございませんが、Twitter(https://twitter.com/JRFUMedia)で試合速報をお伝えする予定です。
ニュージーランド遠征を勝利で締めくくれるよう、応援をよろしくお願いいたします。
4月3日
快晴の空の下、芝生に朝露が残るなか、本日も午前中からAlhambra Union Rugby Football Clubで練習を行いました。
試合2日前の恒例となっている、キャプテンが試合の様々な要素を紐解いていくセッションからスタート。
ピッチの図が描かれている大きなバナーを地面に置き、それぞれのポジションの役割などの確認を行いました。
歩きながら入念な確認をして頭の体操から入り、その後、ウォーミングアップで体を温め、コンタクトを入れながら実践練習に入りました。
途中、ジョセフヘッドコーチからも何度か確認の指示が飛び、選手たちも緊張感を持ちつつ、たっぷり汗を流しました。
練習前にエリア毎に確認をする選手たち。
確認を終えて、グラウンドで個人でウォーミングアップを開始。
歩きながら、ゆっくりと動きを確認していきます。
キックも使いながら、どのエリアで何をするのかをイメージします。
ジョセフヘッドコーチと一緒に再確認。
再度、歩きながらエリアとアタックの確認を続けます。
歩きながらの確認を終えて、ストレッチで体をほぐします。
実践練習前にスピードアップのトレーニング。
姫野キャプテンの全力疾走。
実践練習前に姫野キャプテン以下、選手たちだけでコミュニケーションを図ります。
コンタクトバッグを弾き飛ばす堀江選手。
フィジカルの強いCTB中村選手。
スピードで相手を弾く、松島選手。
松田選手から稲垣選手へのパス。
田村選手からレメキ選手へのノールックパス。
FWとは思えない堀江選手のステップ。
SH流選手のテンポ良い球捌き。
中島選手から木津選手へのクイックパス。
BK並みのしなやか走りをするラブスカフニ選手。
CTB梶村選手がスペースに走りこむ。
キックオフの確認。田村選手のキック。
ラインアウトは練習の成果もあり、完璧。
練習の最後は円陣で締めくくり。
グラウンド練習を終え、試合に向けた最後のウェイトトレーニングを、試合会場のフォーサイス・バー・スタジアム内のジムで行いました。
メニューを確認する選手たち。
ファンデルヴァルト選手はダンベルを軽々と持ち上げます。
インナーマッスルを鍛える福岡選手。
中村選手の強靭な足腰の秘訣。
測定を行う松島選手。
4月2日
本日は朝からミーティングを行い、前日1日に行った組織的なアタックとディフェンスについて再確認を行いました。
通常より長めのミーティングで、各リーダーが一人ずつ何をするのかを示して、意識の統一をはかりました。
その後グラウンドに出てユニットトレーニング、コンビネーション、再度ユニットトレーニングを行なって、最後は個人練習を行い終了しました。
前日同様、ジョセフヘッドコーチが確認をしながら選手たちも十分に理解して汗を流しました。
グラウンドに出て各人で動きながら頭の整理をする選手たち。
全員揃ってウォーミングアップを開始。
徐々に体をほぐしていく選手たち。
BKの松田選手は軽やかです。
FW&BKのユニット練習に入り、巧みな球捌きをする田村選手。
梶村選手が俊敏な動きを見せます。
田村選手とレメキ選手のコンビネーション。
FWは昨日に続き、カギとなるラインアウトのチェックに余念がありません。
ラインアウトからのモールを押すことも勝敗のカギのひとつです。真剣な押し合いで、ヒートアップします。
15人対15人でアタック&ディフェンスで確認したことを実践します。
松島選手のランブレイク。
姫野キャプテンのパワフルな突進。
モールから堀江選手が抜け出します。
パスを出す田村選手。
FWは激しいコンタクトを繰り返します。
組織的なアタック&ディフェンスに対して、ジョセフヘッドコーチから確認が入ります。
確認後、再度激しく攻防します。
全体練習が終わり、再度、FW&BKのユニットです。FWはジョセフヘッドコーチから檄が飛びます。
BKは1対1のタックルです。
梶村選手のタックル。
FWは入念にラインアウトを確認。
個人練習ではSH日和佐選手がキック練習。
司令塔、田村選手は何度もキックの感触を確かめていました。
午後は、オタゴ湾の南側にある「EDGAR CENTRE」にて、午前中に行ったアタックとディフェンスの確認をしました。
体育館なので歩きながらゆっくり頭の整理ができ、試合に向けて充実したセッションとなりました。
体育館の床なので、入念なストレッチを行いました。
ウォーミングアップはミニゲーム。ボールパスゲームで勝敗を争います。
堀川アシスタントコーチから選手に説明があり、リマインドします。
アタックの確認をします。
松島選手から外のスペースにパス。
中島選手がインサイドに食い込んでいきます。
梶村選手がスペースを見つけます。
外のスペースでボールを待つ姫野選手と尾﨑選手。
ジョセフヘッドコーチからすぐに理解を促す説明が入ります。
ディフェンスも確認します。
選手同士でコミュニケーションを取りながら、立ち位置と相手を確認。
隙間のないディフェンス。
体育館なので倒れませんが、コンタクトも入れていきます。
FW&BKに分かれて、BKはパススキルの練習です。
福岡選手から松島選手へのパス。
こちらも山田選手から中村選手へのクイックパス。
CTB中村選手。
WTBレメキ選手。
FWはここでもラインアウトの確認。
北出選手のスローイング。
FWは円陣&掛け声で練習を終えました。
田村選手、中村選手、梶村選手、3人の個人練習は早くて正確なスクリューパス。
4月1日
本日の午前中は試合会場でもある「フォーサイス・バー・スタジアム」の中にあるジムをお借りして、チーム全員でウェイトトレーニングを行いました。
昨年のNDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)ニュージーランド遠征でも使用したジムで、選手の何人かにとっては約1年ぶりの再訪となりました。
流選手のスクワットを見守る松田選手。
梶村選手、気合のスクワット。
ウェイトトレーニングの合間にストレッチを行う堀江選手。
姫野選手のスクワット。ダンベルがしなる重さ。
体幹トレーニングを行う松橋選手。
松島選手のサポートをする尾﨑選手。
田村選手と梶村選手の体幹トレーニング。
福岡選手の瞬発の源。
背筋を鍛える松島選手。
壁には田中選手の入団時の写真が見守っていました。
本日の午後はミーティングを行ったあと、ダニーデン市街から少し北側にある「Alhambra Union Rugby Football Club」で約2時間トレーニングを行いました。
第1戦の課題を克服すべく、組織的な攻撃とディフェンスの確認を行い、ジョセフヘッドコーチから何度も確認や注意があり、選手全員がお互いにコミュニケーションを取りながら練習を行いました。
地元のグラウンドに立ち、笑顔のジョセフヘッドコーチ。
練習開始前に全員で円陣を組み、姫野キャプテンから檄が飛びます。
SH流選手からのキックをチェイスする。
SO田村選手のキックでテリトリーを取る。
WTB福岡選手のライン参加。
松島選手から外のスペースにパス。
稲垣選手のバックス並みのクイックパス。
田村選手がスペースに走りこむ。
組織的な動きをジョセフヘッドコーチと一緒に確認。
ディフェンスの確認。
松島選手のライン参加。
全体先週が終わり、ジョセフヘッドコーチからの総評を聞く選手たち。
FW・BK練習。FWは再度、円陣を組んでユニット練習に入る。
BKのパス回し。
走りこむタイミングやパスの長さを確認。
田村選手と山田選手が確認し合う。
FWは大切なセットプレーであるラインアウトを繰り返し確認。
ジョセフヘッドコーチが急遽、FWに当たりの練習を指示。
個人練習で走り込みを行う、山本選手と中島選手。
バックスリーは、タッチライン際のディフェンスを確認する。
明日も朝からトレーニングを行います。
3月31日
試合を終え、チームは昨日30日にウェリントンからダニーデンに移動しました。
本日は午前中に、ダニーデンにあるライアン・ヘンリーさんのジムで、ボクシングのコンディショニングセッションを1時間行いました。
沖縄でのキャンプにも指導に来てくれた、柔術家のライアン・ヘンリーさん(写真右端)。
明日からグラウンドでのトレーニングを再開します。
3月28日
ニュージーランド遠征初戦、ハリケーンズB戦を明日に控え、チームは本日、会場のジェリー・コリンズ・スタジアムで試合前日練習を行いました。
雨風の強かった昨日とは打って変わって、風もほとんどなく穏やかな天候となりました。
ウォーミングアップの様子。
足元にある、ジョーンズS&Cコーチが示す色のマーカーコーンへ素早く移動。
ランニングも行います。
ゴムバンドを使ったアクセレレーション(加速)のトレーニング。
スキルトレーニングも行いました。
その後はエリアごとのアタックやディフェンスの動きの確認などを行いました。
練習終了後の円陣。
全体練習終了後、ハイボールキャッチの練習を行う福岡選手。
しっかりとストレッチをして、リカバリー。
ニュージーランド遠征初戦、また2019年の初戦でもある明日のハリケーンズB戦は日本時間10時キックオフです。
テレビ放送はございませんが、Twitter(https://twitter.com/JRFUMedia)で試合速報をお伝えする予定です。
応援をよろしくお願いいたします。
3月27日
本日の午前中はグラウンドにて、まずはノンコンタクトでゆっくり動きの確認を行なったあと、アタックやディフェンスのトレーニングを行いました。
グラウンドで行う通常のトレーニングは本日の午前のみ。
選手は事前にミーティングをしたり、サインや動きの確認など入念な準備を行なってから本日の練習に臨みました。
ウェリントンは"ウィンディ・ウェリントン"とも呼ばれ、風が強いことで有名。
本日も、時折弱まることはあったものの、強い雨風の中での練習となりました。
その後はFWとBKにわかれてユニットトレーニング。
FWはスクラムやラインアウト、BKはアタックのスキルトレーニングなどを行いました。
合間にはフィットネスのトレーニングも行います。
練習終了後の円陣。
午後はFWとBKにわかれて、ジムでウェイトトレーニングを行いました。
ダンベルを使ったトレーニング。
ドレッドヘアを1つに束ねてトレーニングをする堀江選手。
ラインアウトの練習をする時(ボールを投げる時)はツインテールなのだそう。
トレーニングを行うヴァル選手。散髪が得意なヴァル選手ですが、今の自分の髪も自分で切ったそうです。
このニュージーランド遠征でキャプテンをつとめる姫野選手。
明日は試合会場のジェリー・コリンズ・スタジアムで試合前日練習を行います。
3月26日
チームは昨日3月25日に日本を発ち、本日ウェリントンに到着しました。
到着後はプールリカバリーで長旅の疲れをとります。
プールでウォーキングなどを行なったあとはアイスバスへ。
最後は温かいジャグジーに入ります。
ニュージーランド遠征初戦、ハリケーンズBとの試合は3日後の3月29日(金)。
明日は午前中からトレーニングを行います。