公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:岡村 正、東京都港区)は、5月22日(水)にアイルランド・ダブリンにて開催されたワールドラグビー理事会にて、原田隆司(日本ラグビーフットボール協会 技術委員会 審判部門ハイパフォーマンスレフリーマネージャー)が、World Rugby Law Review Groupメンバーに選出されましたのでお知らせします。

原田 隆司(はらだ たかし)

  • ●1967年7月27日生まれ
  • ●所属:日本ラグビーフットボール協会

■原田隆司氏コメント

「ワールドラグビーにおける、4年を周期として競技規則の見直しを検討する『ローレビューグループ』に選出されたことを光栄に思い、またその責任の重さを感じております。競技の進化と競技規則の変化はラグビーフットボールの発展において欠かせないものと認識しています。このグループに参加することにより、世界のラグビーの発展とともに、日本代表の強化・日本ラグビーの発展に寄与できるように取り組んでまいりたいと思います」


<ローレビューグループとは>

ローレビューグループの役割は、競技規則の改正案を技術的観点から評価し、各改正案の政治的要素を考慮していくことです。また、このグループは、合意された試験実施ルールのモニタリングも行い、最終的にワールドラグビーのラグビー委員会に対する提言も行います。
2015~19年に活動したローレビューグループは、いくつかのルールをワールドラグビーのラグビー委員会と理事会に提言しており、TMOプロトコルの見直し、スクラム・ラックの際のオフサイドライン、ルールブックのシンプル化、試合進行のスピードアップ促進、HIAプロトコルの変更などが実際に競技規則に導入されました。
今回のローレビューグループのメンバーには、主要国際大会やティア2の協会の代表者も入っています。