報道されているように、トップリーグに所属するトヨタ自動車ヴェルブリッツの選手2名が薬物の不法所持の容疑で逮捕されています。日本ラグビーフットボール協会として「インテグリティ相談窓口」の開設(2018年4月)や、インテグリティの教育機会の提供などを行うとともに、インテグリティの追求に取り組むことを皆様にお願いをしてきましたが、このような不祥事が発生したことを大変に残念に思っています。つきましては、ワールドカップの日本開催を目前に控え、改めてラグビーの価値を守るために、以下のお願いをさせていただきます。周知徹底いただけますようよろしくお願い申し上げます。

  1. 1. インテグリティ/コンプライアンスに関する学習のお願い
    日本ラグビーフットボール協会のホームページで公開の「インテグリティの追求」で紹介している学習資料/研修資料/e-Learningを通じて、インテグリティ/コンプライアンスの理解を深めてください。
  2. 2. インテグリティ/コンプライアンスの問題状況の点検のお願い
    「ドーピング/薬物」「八百長・不正操作」「チート行為」「ハラスメント」「人種差別」「贈収賄」「反社会団体との接触」などの問題行為の有無について確認するとともに、適切な対応を行ってください。
  3. 3. 「インテグリティ相談窓口」のさらなる活用のお願い
    昨年4月に開設した「インテグリティ相談窓口」は、日本ラグビー界の自己浄化を果たすための重要な仕組みです。インテグリティを脅かす事態に直面した際には、是非とも活用ください。

参考資料:日本ラグビーフットボール協会ホームページ