公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長・森重隆、東京都港区)は、大分県、別府市協力のもと、「IMPACT Beyond 2019※1」及び「アジアンスクラムプロジェクト※2」の一環として、7月29日(月)~8月1日(木)の期間、「チャイルドファンド パス・イット・バック カップ Delivered by DHL」を、大分県別府市にて実施しますのでお知らせ致します。

本プログラムには、チャイルドファンド パス・イット・バック※3が展開されている国のひとつであるラオスの中学生、オーストラリア・アボリジニの中学生が招待され、日本の中学生も参加します。4日間でワールドラグビーが掲げる、ラグビーが有するコアバリュー(品位、情熱、結束、規律、尊重)を通じて、参加者がSDGs(持続可能な開発目標)※4を考え、その達成を導くラグビーワールドカップ2019日本大会のレガシープログラムのひとつとして実施されるものです。2019年3月27日~3月30日に府中市でベトナムの中学生を招待して行った大会に引き続き、2回目の開催となります。

実施概要

  • ●日程 : 2019年7月29日(月)〜8月1日(木)
  • ●場所 : 大分県別府市 別府市総合体育館「べっぷアリーナ」、実相寺多目的グラウンド、少年自然の家おじか(予定)

スケジュール :

7月29日(月)

AM : 開会式、 RWC トロフィーツアー

PM : パス・イット・バック カップカリキュラム(会場 : べっぷアリーナ)

7月30日(火)

終日 : パス・イット・バック カップカリキュラム(会場 : べっぷアリーナ)

7月31日(水)

AM : パス・イット・バック カップカリキュラム

PM : 文化交流会(会場 : べっぷアリーナ)

8月1日(木)

AM : パス・イット・バック カップカリキュラム(会場 : 実相寺多目的グラウンド、雨天時は少年自然の家おじか)

PM : タグラグビー大会、アフターマッチファンクション(会場 : 少年自然の家おじか)

  • ●主催 : チャイルドファンド※5、アジアラグビー
  • ●主管 : 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会
  • ●特別協賛 : DHL
  • ●協力 : 大分県、別府市、学校法人日通学園、流通経済大学、別府市ラグビーフットボール協会

※1 Impact Beyond 2019とは

ワールドラグビー、アジアラグビー、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会の三者のパートナーシップによる、アジア初開催となるラグビーワールドカップ2019日本大会のためのレガシープログラム。

参照HPhttps://www.rugby-japan.jp/2017/05/27/impact_beyond_2019/

※2 アジアンスクラムプロジェクトとは

ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催国としての理念「アジアのためのラグビーワールドカップ」の実現と、アジアラグビー発展のため、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会が2011年より取り組む活動。

参照HP(https://www.jrfu-asianscrum.jp/cont1/main.html) 

※3 チャイルドファンド パス・イット・バックとは

スポーツを通じて社会課題の解決を目指す「スポーツと開発」のプログラム。チャイルドファンドの主導により、ワールドラグビー、アジアラグビーと協働している。貧困などの厳しい環境に暮らすアジアの若者や子どもたちを対象に、タグラグビーとライフスキル学習を組み合わせたカリキュラムを行う。ジェンダー平等に重点をおき、参加する若者や子どもたちの半数以上が女子・女性という、高い女性の参加率を達成している。

 ※4 SDGs(持続可能な開発目標)とは
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/000270935.pdf より以下抜粋

目標5(ジェンダー) ジェンダー平等を達成しすべての女性及び女児の能力強化を行う。
目標10(不平等)   各国内及び各国間の不平等を是正する。
目標16(平和)      持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供    

し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
目標17(実施手段) 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。

※5 チャイルドファンドとは

子どもへの支援に取り組む 11 の団体からなる国際的なネットワーク。60 ヵ国以上で 1,400 万人以上の子どもたち、家族を支援する。教育、保健、子どもの保護を中心とした支援活動を行う。