本日6月1日(土)にフィジー・ラウトカで行われたIRBパシフィック・ネーションズカップ2013 第2戦 対フィジー代表(現地時間15時40分、日本時間12時40分開始)の試合後のヘッドコーチとゲームキャプテン、選手コメントをお知らせします。

◎エディー・ジョーンズヘッドコーチ

「課題は見ての通りたくさんある。試合の中で勝てたという場面がほとんどなかった。ラインアウト、スクラム、ブレイクダウン。いいところは1つもなかった。ウェールズ代表と来週このような試合をしたら、80点差で負けるだろう。木津と山下を一緒に投入したのは、何かしらを変える必要があったからだ。こういうコンディション(豪雨)でも言い訳はできないのが、テストラグビーだ。選手たちはベストを尽くしている。うまくコーチングできなかった自分の責任だ。」

◎菊谷崇ゲームキャプテン

「自分たちがやろうとしてるラグビーができなかった。JAPAN WAYはテンポをあげるラグビー。後半はそれができず、スローなテンポでやってしまった。ラインアウトでも前半は早くセットすることができていたのに、テンポをあげようという意思を全体に伝えられなかった。ゲームのコントロールを意識していたが、自分たちの強みを出すことができなかった。この敗北を、何か得られるものにするか否かは自分たち次第だ。」

◎小野澤宏時

「(日本代表歴代最多の80キャップ目ということは)どうでもいいことで、結果がすべて。テンポをあげるべき時に、あげられなかった。自分たちが試合をコントロールしてテンポを速くする、ということができないといけない。自分たちのやるべきことをやらなければいけない。」

◎大野均

「慣れない状況の中で、チーム一丸となって勝ちを取りに行ったが、勝てなくて残念。全員が混乱してしまい、最後まで修正できずに、フィジーのやりたいラグビーをやらせてしまった。ウェールズ代表戦に向けていい教訓をもらったので、ヨーロッパのトップ相手に必ずいい試合をしたい。」

◎立川理道

「自分たちがやろうとしていることを変えることなくやろうとしたが、うまくいかないところで相手のペースになる部分があった。自分たちのミスもあって、日本代表のペースにならなかった。途中から入ったスタンドオフは練習でもやっていたが、自分に求められていたのはテンポアップだったのに、それがうまくできなかった。この課題を次の機会につなげていきたい。」

◎福岡堅樹

「自分は後半に入って流れを変える役目だったのに、その役割を果たせなかった。トライを取れたのは、ほとんどマレさん(サウ選手)のおかげ。フィジカルの部分でボールを取られたり、サポートのときにめくられたりしたので、ウェールズ代表戦に向けて、意識を徹底していきたい。」

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