5月4日、秩父宮にて行われたHSBCアジア五カ国対抗2013 第3戦 韓国代表戦後に行われた記者会見の様子です。 韓国代表からは朴淳彩(パク・スンチェ)キャプテン、朴基幸(パク・キヘン)監督が、日本代表からは菊谷崇ゲームキャプテン、エディー・ジョーンズヘッドコーチが登壇しました。 ![]() 韓国代表 朴淳彩(パク・スンチェ)キャプテン、朴基幸(パク・キヘン)監督 ■韓国代表 ◎朴基幸(パク・キヘン)監督 -力の差はあるのか、それとももう少し点差は縮められたのか? 「今日はベストメンバーでなく、特にセンターは良い選手が二人韓国に残り、参加することができませんでした。そのため、ディフェンスに若干問題がありました。彼らがいれば、今日の結果よりは、良い試合ができたかと思います」 -日本代表の肉体的な変化を感じますか? 「トップリーグができて以来、日本の個々の力は高まっています。選手は皮膚感覚で感じていると思います。外国人プレーヤーもいて、こちらはディフェンスに人を費やしてしまい、いくつかできた穴を突かれました」 ◎朴淳彩(パク・スンチェ)キャプテン -後半はどこが良くなったのか? 「トライを獲られたときに集まって、もっと一生懸命やるということと、内側からのディフェンスを確認して、後半からの良いディフェンスに変わりました。ボール確保からのアタックにつながったと思います」 -日本の両WTBの印象は? 「若い大学生だとは知っていましたが、足の速い選手たちです。FWでディフェンスカバーをすべきでしたが、それが難しく、結果的に止められませんでした。後半は、一人一人がもう一歩前へ出ていこうとして、ある程度止めることができました」 ■日本代表 ◎エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ -後半、ちょっともたついてフラストレーションは溜まらなかったか? 「完璧な試合を求めてはいますが、現実は難しいです。後半は、韓国はプレッシャーを数多く掛けて、速いボールを日本に渡さないようにしましたが、その中でのパフォーマンスとしては良かったと思います」 -藤田、福岡両選手を起用した理由と、評価は? 「速いから(笑)。とてもシンプルな理由です。2トライした後、福岡がターンオーバーした場面がありましたが、本来はトライにしたいところです。トップクラスのラグビーを経験していないので、仕方がないけれど、スピードを繰り返す能力がないので、そこが課題です。藤田は良いカムバックをしました。良いゲームセンスを持っています。ただ、トップレベルのスピードに欠けているので、そこの解決策を見つけてあげたいと思います」 -方向性は良いとのことだが、課題と具体的なイメージは? 「どんなチームもジャパンにプレスしてきます。去年も、サモアが16-0から、だんだん前へプレッシャーを掛けてきて、こちらは獲り切れずリズムが崩れました。今後の戦い方として、必ずこうしたプレスがあるでしょう。ウェールズは6か国対抗戦で優勝しましたが、106kgの平均体重で、全員足が速いチームです。今後もフィジカルにチェンジしていきたいと思います。菊谷もだんだん一流プレーヤーらしくなってきて、その部分は成長しつつあります。また、スローボールになった時は、レフリーの存在が大きくなります。どう対処するかも大切です。もっと強くなり、ボールを動かし、ウェールズは6カ国のベストスクラムチームだからこちらもスクラムを強く組んでいかなければなりません。センターはパスしないで、クラッシュあるのみというチームだから、どう対応するかが求められています」 ◎菊谷崇ゲームキャプテン 「韓国のプレッシャーが過去2試合より強い中、良い立ち上がりができて評価できると思います。中だるみの時間もありましたが、そういうときにテンポを上げるのが今後の課題だと受け止めています」 -FWの出来は? 「浅原は1番に慣れていないのに、良くやってくれました。ペナルティトライは自分たちが我慢した結果です。狙っていたところで獲れました。なかなか浅原が1番で苦労してくれて、そこで狙って取るのは難しいところでしたが。モールに関しては、良く分からないペナルティもとられたが、もう少し自分たちでも詰めていきたいと思います」 ![]() 日本代表 菊谷崇ゲームキャプテン、エディー・ジョーンズヘッドコーチ |
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