2012年9月15日・16日・17日に開催された「太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会」についてまとめました。

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大会開会式

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会

 

日  時: 平成24年9月15日(土)15:40-
場  所: ケーズデンキスタジアム水戸 メイングランド
1.開式通告
2.選手入場
3.開会宣言 関東ラグビーフットボール協会 会計役 海老原洋一
4.国家斉唱
5.あいさつ
主催 (財)日本ラグビーフットボール協会  副会長 和田文男
共   催 水戸市長 高橋靖
特別協賛社 太陽生命保険株式会社 代表取締役社長 田中勝英
6.来賓紹介
株式会社ヒト・コミュニケーションズ代表取締役社長 安井豊明 ほか
7.選手宣誓  九州代表 玉名中学校 主将 村本和輝
8.閉式通告
9.選手退場
10.役員退場
司会進行(水戸市立緑岡中学校 女子生徒)
式典音楽(水戸市立緑岡中学校 吹奏楽部)
国歌斉唱(水戸英宏中学校    音楽部)

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
主催者大代表・JRFU和田副会長 共催・水戸市 高橋市長

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
特別協賛社・太陽生命 田中社長 選手宣誓・玉名中学校村本主将

 

まだまだ真夏の暑さが残る中、太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会が幕を開けた。会場となったケーズデンキスタジアム水戸には、全国から16チームの中学生ラガーマンと各地域を代表する中学生ラガーウーマンが集まった。

水戸市立緑岡中学校吹奏楽部の演奏により入場した選手たちは、関東ラグビーフットボール協会会計役・海老原洋一氏による開会宣言、水戸栄宏中学校音楽部による国歌斉唱の後、主催を代表し和田文男・(財)日本ラグビーフットボール協会副会長が挨拶。続いて共催を代表して高橋靖・水戸市長、特別協賛社である太陽生命保険株式会社・田中勝英代表取締役社長よりご挨拶を頂いた。

そして、全選手を代表して玉名市立玉名中学校・村本和輝主将が、声高らかに選手宣誓をしたところで、大会幕開けのファンファーレが鳴り響き、開会式が終了した。

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会

 

 

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大会第1日目

大会第1日目:16:40 KO ラグビースクールの部 一回戦
かしいヤングラガーズ 対 世田谷区ラグビースクール

 残暑が残る中で開幕した太陽生命カップ2012第3回全国中学生ラグビーフットボール大会は、涼しくなった夕刻に世田谷区ラグビースクールのキックオフで大会の幕を開けた。
開始早々、九州代表・かしいYRがスピードあるランニングから一気にトライを奪い先制した。ゴールも成功し7 - 0とリードした。更にPGを加え10 - 0と試合を有利に進める。世田谷区RSも反撃し、13分に連続攻撃からトライを奪い10 - 5と接戦のまま前半終盤を迎えた。前半終了間際に再びかしいYRのBKのスピードあるダイナミックなランニングから一気にトライを奪い前半を15 - 5で押し返した。
後半に入ると両チームともに激しい攻防を繰り返し、中学生らしいゲームを展開したが、かしいYRBKを中心とした決定力がものをいい、5分、10分、15分と連続してトライを奪って試合を決定づけた。終了間際にもダメ押しのトライを奪って39 - 5と点差が付いた試合となり、ランニングラグビーで決定力のある選手を中心とした九州No.1のかしいYRが快勝した。対する継続ラグビーの世田谷区RSも、伝統チームとしての力を存分に見せてくれた試合であった。

大会第1日目:16:40 KO 中学校の部 一回戦
茗溪学園中学校 対 玉名市立玉名中学校

 暗雲たち込め、いつ雨が降りだしてもおかしくないケーズデンキスタジアム水戸。関東代表・茗溪学園中学校と九州代表・玉名市立玉名中学校のゲームが開始された。開始2分、茗溪中は玉名中のペナルティーから敵陣に入りラインアウトからモールを押し込みトライ。その後、5分、7分、10分と立て続けにトライを奪い前半を19 - 0で折り返した。
後半に入っても茗溪の勢いは衰えず、玉名中のキックオフからカウンターを仕掛けノーホイッスルトライで24 - 0と茗溪中が完全にゲームを制したかのように誰もが思えた。しかし、9分、玉名中の連続攻撃からNo.2上田がトライを奪うと、直後の12分にはWTBの独走でゴールポスト真下にトライで24 - 14と玉名中が勢いづく。直後の茗溪中のキックオフを玉名中が果敢に攻め、ノーホイッスルストライを奪い24 - 19と更に点差を詰める。玉名中の勢いは止まらず、茗溪も攻め込まれながらも必死の防戦で耐えしのぐかと思われたが、再三のオフサイドによりシンビンが適用され、茗溪中が一人欠ける中、執拗に密集サイドを攻め続けた玉名中がついにゴールラインを越えトライを奪い24 - 24の同点に。そして、トライ後のゴールも正確にきめ、26 - 24と逆転。このままノーサイドとなった。玉名中がキックを有効に使い始めたことと、対応しきれずペースを崩してしまった茗溪。初戦から手に汗握る熱戦となった。

大会第1日目:17:00 KO ラグビースクールの部 一回戦
堺ラグビースクール 対 前橋ラグビースクール

グラウンドの第一試合は、関西第二代表大阪府の堺RS対関東第三代表群馬県の前橋RS。ナイター点灯の中、キックオフは前橋。立ち上がり、堺はターンオーバーから攻めるが、前橋の堅実なディフェンスになかなかゲインできない。けれども、縦を織り交ぜた連続攻撃で5分、7番が中央にトライし、先制した(ゴール不成功)。
前橋はキックで敵陣に攻め込むが、体幹の強い堺の選手が徐々にゲインし始める。堺は右中央のラインアウトから出したボールを、オフロードでつなぎ、中央にトライ。ゴールも成功し、前半を12 - 0で折り返す。
後半の立ち上がりも堺のペース。4分、前橋ゴール前で相手スクラムを奪い、前橋のディフェンスが上がって来ないのを見て、左から右の逆サイドへ振り、右隅へ7番がトライ。よくスペースを見ていたナイスプレー。
後半中盤は一進一退の攻防。膠着状態が続くが、最後はノーサイド直前に堺が中央へトライ。ゴールも成功して、ノーサイド。26 - 0で堺が制した。
堺は1人1人が強く、縦攻撃、オフロード、ジャッカルと、接点に強いというチームの特徴を出せていた。

大会第1日目:17:00 KOラグビースクールの部 一回戦
横浜ラグビースクール 対 三田ラグビークラブジュニア

 涼しくなった夕刻にゲームが始まり、両チームとも立ち上がりは固い試合運びとなった。大型選手を擁する横浜RSは、前へ前へ出て何度もチャンスを作るが、三田RCのディフェンスに阻まれ得点を奪うことが出来ない。対する三田RCは、前半9分横浜RSのミスからターンオーバーしゴール前に迫り、そのままラックサイドを突きトライ。先制トライを奪われた横浜RSも気持ちを切り替えるがミスが目出ちトライを返すことが出来なかったが、前半終了間際、三田RCのPKから横浜RSFWが縦を突き、ここまで固いディフェンスを見せていた三田RCのゴールラインを割りトライを奪った。全国大会に相応しい互いにディフェンスが光った前半となった。
後半に入ると開始早々2分に三田RCが自陣より展開、個人技が冴えトライを返す。対する横浜RSもFWが前へ前へ出てゴール前からの右展開で中央にトライを返し再び同点とする。この直後、三田RCがワンチャンスをものにし、トライを返しリードし試合を有利に進めた。三田RCの一人一人のディフェンス(タックル)は低く、良く前に出ていたのが勝因である。両チームともに本大会に照準を合わせた非常に激しい素晴らしいゲームであった。

大会第1日目:17:35 KO 中学校の部 一回戦
大阪市立文の里中学校 対 世田谷区立千歳中学校

 前半は互いに組織的な展開を活かした攻撃で1トライずつを奪いあう、内容の非常に濃いものであった。
後半に入ると互いの攻撃に違いが出始めた。千歳中はNo.12山菅を中心に攻撃を組み立てていったが、文の里中の厚いディフェンスに阻まれゴールラインを割ることが出来なかった。一方の文の里中はフォワードを中心にラックやモールで前進し、相手の体力を奪っていった。特に文の里中のFWはラインアウト後のパスや動きが工夫され、トリッキーな動きで相手を翻弄していたのが印象的だった。結果的には、後半開始早々、文の里中が挙げた1トライでリードを奪うと、試合終盤にも疲れが見えた千歳中からダメ押しのトライを決め、17 - 7で文の里中が勝利を収めた。

大会第1日目:17:55 KO 中学校の部 一回戦
京都市立西陵中学校 対 男鹿市立男鹿南中学校

 前半4分、男鹿南陣内22m付近、男鹿南がスクラムのボール処理のミスによるこぼれ球を西陵10番がキックまでインゴールまで転がしトライし先制点を奪い、ゴールも決まり7 - 0。9分にはラインアウトから西陵9番がトライ。ゴールも決まり、14 - 0と引き離す。西陵の早い展開を厳しいタックルで防ぐ男鹿南。互いに激しい攻防で一進一退を繰り返す。前半終了間際、手痛いミスをしたのは男鹿南。自陣22m付近でパスミス。先制点と同様そのこぼれ球を西陵12番がキックしてゴールへころがしトライ。21 - 0で前半を終えた。
後半も、一進一退の激しい攻防が続く。5分には西陵のキック処理のミスをついて、男鹿南13番がトライ。5点を返す。15分には西陵が敵陣22mのスクラムから展開、10番がトライし再び点差を広げ、試合を決定づけた。
展開ラグビーの西陵、フォワードで押し込む男鹿南との激しい攻防は見ごたえのあるものだったが、終盤は互いに集中力が途切れたのかハンドリングのミスが目立ったのは少し残念であった。

大会第1日目:17:55 KO 中学校の部 一回戦
天理中学校 対 日向市立富島中学校

 試合開始から天理中学校が小気味よいプレーで連続攻撃を仕掛け、開始2分で先制トライ。その後もテンポよく攻め込むが、富島中学校も必死にタックルで食らいつき踏ん張り続けると、少しずつ天理中学校にミスが出始め、5分過ぎには天理陣内に攻め込むが得点には結びつかない。両チーム一進一退の攻防が続いたが、20分過ぎに天理中学校のミスをついて富島中学校が波状攻撃を仕掛けトライ。FW・BKが一体となって攻め続ける天理中学校とFW中心に攻め込む富島中学校、互角の戦いで前半終了。後半後半開始早々、天理中学校が連続攻撃を仕掛けトライ。富島中学校もすぐにBKのサインプレーでトライを返したが、頑張りはそこまで。徐々に天理中学校のFW・BK一体となった攻撃に足が止まり始め、後半15分過ぎに連続3トライを天理中学校が決めてノーサイド。点差は開いたが、実力の差はない好ゲームだった。

大会第1日目:18:30 KO ラグビースクールの部 一回戦
熊本ラグビースクール 対 伊丹ラグビースクール

 前半風上の熊本ラグビースクールは、キックオフから相手陣深くでプレーを続け、2分に先制トライを中央に決める。更に、熊本RSはトライを取られた後テンポを上げて展開し始めた伊丹ラグビースクールのミスをトライに結び付け3分で12 - 0とリードを広げた。対する伊丹RSもボールを大きく動かし敵陣で攻め続け、15分に1トライを返した。その後もシンビンにより1人少ない熊本RSゴールラインに迫るがここで得点を重ねることが出来ず前半終了。
後半は、FWのモールを前面に出した熊本RSが6分に右隅にトライを決め、続く10分にもゴール前ラインアウトから押し込み連続トライ。これに対し、伊丹RSもブレイクダウンで徐々に優位に立ち始め、反撃を試みるも熊本RSの低いタックルに阻まれ得点を奪うことが出来なかった。
最終スコアは、24 - 12で熊本RSの勝利となった。伊丹の展開力と個人能力は高く、ボールが大きく動くラグビーは魅力的であった。これに対し、1対1でのタックルと粘り強いディフェンス。決定力が1枚上手だった熊本RSのスケールの大きなラグビーは今後も楽しみなものであった。

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
かしい vs 世田谷 かしい vs 世田谷

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
茗溪 vs 玉名

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
茗溪 vs 玉名

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
文の里 vs 千歳

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
文の里 vs 千歳

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
熊本 vs 伊丹

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
熊本 vs 伊丹

 

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大会第2日目

大会第2日目:9:00 KO ラグビースクール部 敗者戦
世田谷区ラグビースクール 対 前橋ラグビースクール

 関東第2代表と関東第3代表の対戦となった。世田谷区ラグビースクールは、FW・BK一体となった展開ラグビー、前橋ラグビースクールは粘り強いディフェンスが身上の両チームの試合は、前半10分PKから右に展開した前橋RSが、No.11佐藤のトライで先制。対する世田谷区RSは、ラインアウトからブラインドをついてこちらもNo.11國松が右隅にトライを返し同点に。前半終了間際の20分には、ハイパントキャッチからカウンターアタックを仕掛けた世田谷区RSNo.11國松がスワーブでディフェンスを振り切り、逆転トライを決め、世田谷区RSリードで前半が終了。
後半に入ると、前橋RSNo.10山中がトライし、再び同点に追いつく。しかし、世田谷区RSが14分にNo.7板谷(勇)が右隅にトライを奪い再び突き放す展開に。ノーサイド間際、前橋が粘り強いアタックでトライを目指したが、体格で勝る世田谷区RSがしのぎ、15 - 10で世田谷区RSが逃げ切った。両チームとも持ち味を存分に発揮した好ゲームであった。

大会第2日目:9:00 KO ラグビースクールの部 敗者戦
横浜ラグビースクール 対 伊丹ラグビースクール

 伊丹ラグビースクールが、息詰まる熱戦を10 - 5で制した。
伊丹は前半、サインプレーやキックを駆使してゲインするも、横浜の粘り強いディフェンスの前にトライを奪うことが出来なかったが、10分にモールからの展開でWTB大橋がトライし先制。しかし、前半のうちに横浜に同点に追いつかれ一進一退の攻防となった。
そのまま後半に入っても緊迫したムードが続いていたが、均衡を破ったのは伊丹だった。後半11分、伊丹が再三にわたって横浜陣内に攻め込み、モールからCTB岩崎がトライ。ついに10 - 5とリードし、終盤の横派の攻撃をシャットアウト。そのまま逃げ切り接戦を制した。
横浜は、前半15分、大平のトライで同点に追いつき反撃を試み、終盤には伊丹ゴール前に幾度となく攻め込み同点のチャンスをうかがったが、しかし、細かなミスで取りきることが出来ず、後半は無得点に抑えられ無念の惜敗となった。

大会第2日目:9:00 KO 中学校の部 敗者戦
茗溪学園中学校 対 世田谷区立千歳中学校

 昨日の一回戦で敗れはしたものの、ボールを大きく動かす茗溪ラグビーと粘り強いディフェンスを見せた千歳ラグビーとの試合となった。
前後半を通じて、茗溪中はパススキルの高さとタックル場面での素早いオーバーでゲームの流れを支配していた。特にパスを出した選手の忠実なサポートが少人数での球出しは、12人制ラグビーの特徴が出ており、素晴らしい内容だった。また、FW・BKともにディフェンスに休みがなく、常に前へのプレッシャーの意識が強く感じられた。
一方、千歳中は粘り強いディフェンスから相手のミスを誘い、いくつかのチャンスを得るが、ハンドリングミスが重なりトライまで至らない場面が数回ありチャンスを生かすことが出来なかった。しかしながら、後半に奪った1トライは、フェーズの積み重ねから厚いサポートという千歳中らしさが実によく発揮された場面といえる。
試合結果は、茗溪学園中学校31 - 5世田谷区立千歳中学校という結果だったが、両校とも関東の中学生ラグビーを牽引するチームとして、この大舞台での経験を糧とし一層の飛躍を期待したい。

大会第2日目:9:00 KO 中学校の部 敗者戦
男鹿市立男鹿南中学校 対 日向市立富島中学校

 初日の試合で敗れたチーム同士の対戦となったこの試合、試合開始早々、富島中学校が一気に攻めたて男鹿南陣内で連続攻撃を繰り返し、No.8高原が先制トライを奪い主導権を握った。しかし、その後は一進一退の攻防が続いていたが、徐々に男鹿南中学校もリズムを取り戻し始めると、前半14分にNo.12キャプテンの船木がトライを奪うとゴールも決まって7 - 5とリードし前半を終えた。接戦になるかと予想された後半だったが、始まってみると富島中学校の猛攻が目立つ結果となった。後半1分のトライを皮切りに、3分、9分、16分、19分と5トライを奪い、守っても男鹿南中学校のトライを1つしか許さず、34 - 14で富島中学校の大会初勝利となった。

大会第2日目:9:55 KO 中学校の部 準決勝
玉名市立玉名中学校 対 大阪府立文の里中学校

 キックオフから文の里中学校が、玉名中学校のゴール前での攻撃が続き、1分、11分とトライを重ね、15分には、No.12川端が中央付近からディフェンスの間を抜けて独走し、ゴール中央にトライを奪い更にリードを広げ、一気にたたみかける文の里中学は16分にもトライを奪い22 - 0と大きくリードする。対する玉名中学も前半19分に、文の里陣内20m付近から右へ繋ぎNo.7村本が抜け出し中央にトライ。ゴールも決まって、22 - 7で前半を終えた。
後半に入っても文の里の攻撃の手は休まることなく、1分、3分と連続でトライを奪うが、玉名中学も意地を見せ、6分に文の里の連続ペナルティーから攻撃を仕掛けトライを奪い、16分にもトライを奪い一矢報いたが、結果的には、試合を終始有利に進めた文の里中学校が39 - 21とリードを許すことなく試合を終えた。

大会第2日目:9:55 KO 中学校の部 準決勝
京都市立西陵中学校 対 天理中学校

 天理中が厳しく、素早く前に出るディフェンスを起点にチャンスを作り、終盤の西陵中の追撃をおさえて快勝した。
天理は、前半3分WTB久保の見事な個人技でトライを挙げ先制。その後も厳しいディフェンスで西陵中のゲインを許さず、9分には武田がトライ。PKからのFWの力強いモールでの押し込みから再び武田がインゴールに走りこんだ。その後も、前半19分にパスミスから西陵中にトライを奪われるものの後半2分にはキックオフから一気に西陵陣内深くに攻め込み、右オープンからCTB柴崎がインゴールに飛び込み追加点。更に8分、三度武田がこの試合ハットトリックとなる3本目のトライを決めてダメ押し。終了間際にも更にトライを追加し、見事な勝利を挙げた。
西陵中は、天理中のディフェンスの前に大苦戦。前半19分にCTB佐々木がトライし反撃ののろしを上げ、後半19分には、天理中ゴール前のラックからFB津田が飛び込み追いすがったが、終了間際の失トライで万事休す。12点差まで追い上げるのが精いっぱいだった。

大会第2日目:9:55 KO ラグビースクールの部 準決勝
かしいヤングラガーズ 対 堺ラグビースクール

キックオフは堺。堺はかしいのオフサイドで得たペナルティーをかしいゴール前に蹴り出す。そしてラインアウトからモールを組み、サイドへ持ち込んで、6番が右中間に先制トライ。ゴールも決まり、0 - 7と好スタート。
その後はめまぐるしく攻防が入れ替わる激しい展開。どちらのチームも、コンタクトからもタックルからも、常にドライブをしかける。少しでも前進しようという意識が高い。
前半も終わりに近づいた頃、かしいが連続攻撃から、18分は5番が左隅に、20分には11番が右隅を走りきり中央へと、立て続けに有効なトライを挙げた。前半はかしいが10 - 7と堺を逆転した。
後半2分、かしい11番がスワーブから一気に加速。右中間にトライ。ゴールも決まり17 - 7。その後もエンジンのかかったかしいが怒濤の攻め。たまらず堺が反則を犯すと、かしいはショットでたたみかける。PGが2本続き、23 - 7。
その後もかしいは奔放に動き回り、12番、6番が右すみにトライ。難しいゴールも成功して、35 - 7。
堺も必死に攻めるが、オフロードを阻止するようなかしいのボールを殺したタックルに攻撃を寸断され、後半はノートライ。そのままノーサイドで、かしいYRが決勝進出を果たした。

大会第2日目:9:55 KO ラグビースクールの部 準決勝
三田ラグビークラブジュニア 対 熊本ラグビースクール

 残暑が残る曇り空の下で2日目がスタート。
昨日の勝利チーム同士の戦いになった。三田RCは昨日の疲れも見せず、全員が前に出る。熊本RSはキックを多用し前に出る。前半8分・10分と三田RCはBKの展開から熊本RSのディフェンスのギャップを突き、トライを重ねた。これに対し、熊本RSは16分、FWを前に出して執拗にモールを押し込み、三田RCゴール前に迫り、そこからBKに展開しトライを返した。しかし、その直後、三田RCのBK陣がテンポよくボールをつなぎトライを奪い更にリードを重ねる。ここからは一進一退の攻防が続き、三田RCの好ディフェンスでピンチをしのぎ、熊本RSもゲインラインを越えるべく、丁寧にボールを扱い続けた。前半終了間際、熊本RSはゴール前のPKからFWが縦に突き、ボールを継続してトライを返し前半を終えた。
後半に入っても、一進一退の攻防が続き、勢いを増した熊本RSとディフェンスで前に出る三田RCが、両チームともに特徴を生かしてゲームを組み立てながら試合が進んだ。最後に勝利を引き寄せたのは三田RC。熊本RSのこぼれ球を拾い独走、値千金のトライを奪った。

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
世田谷 vs 前橋 世田谷 vs 前橋

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
横浜 vs 伊丹 横浜 vs 伊丹

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
茗溪 vs 千歳

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
茗溪 vs 千歳

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
男鹿南 vs 富島

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
男鹿南 vs 富島

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
玉名 vs 文の里

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
玉名 vs 文の里

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
天理 vs 西陵

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
天理 vs 西陵

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
かしい vs 堺

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
かしい vs 堺

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
三田 vs 熊本

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
三田 vs 熊本

 

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大会最終目

大会最終目:9:00 KO ラグビースクールの部 3・4位決定戦
堺ラグビースクール 対 熊本ラグビースクール

 関堺ラグビースクールが、試合終了間際の熊本ラグビースクールの激しい追撃を交わし、接戦を制した。
先制を許した堺は前半9分、敵陣深くで得たPKからFWが力強く前進し、LO立木がトライ。18分は、中央付近スクラムから左展開。モールを形成して大きく前進した後、再三にわたって密集周辺を攻め立て、最後はLO安田がインゴールに飛び込み、10 - 7と逆転に成功した。後半に入っても4分、ラインアウトを起点にゴールライン目前まで攻め込み、FB江金がトライ。順調にリードを広げた。
後半8分に3点差まで詰め寄られたが、直後のキックオフでボールを確保。FWが力強く強い前進して、13分にHO中村がトライ。SH中村がゴールも決め、熊本の終了間際の猛攻を1点差で振り切った。
熊本は、キックオフ直後からの猛攻でWTB椿がトライし、FB田上がゴールも決めて先制した。しかし、FW戦で劣勢に立たされて苦戦。それでも後半8分にはサインプレーでゲインラインを突破。できたラックからWTB吉永が飛び込み、3点差まで追撃した。しかし、13分に痛恨の失トライ。終了間際に田上がトライし、ゴールも決まったが、1点差に泣いた。

大会最終目:9:00 KO ラグビースクールの部 7・8位決定戦
前橋ラグビースクール 対 横浜ラグビースクール

 大会最終日、曇り空から時折、晴れ間がのぞく天候の中、横浜RSのキックオフで試合が開始された。前橋RSが立ち上がりに足がもたつく中、横浜RSがボールをつなぎノーホイッスルトライで先制。この後も、大型選手率いる横浜RSは縦・縦に突き、ゲインラインを越えるが、あと一歩のところでミスが出て得点にはならず。対する前橋RSも粘り強いディフェンスでピンチをしのぐ。アタックにおいても、少ないチャンスから横浜RSゴール前に迫るが、1歩及ばずゴールを割ることが出来ない。前半終了間際、横浜RSがFWを前面に出しながら縦を突いて、前橋RSの強固なディフェンスを破りトライラインを割り、12点をリードして前半を終了。
後半に入り、初めに得点したのも横浜RS。BKの展開でトライを奪う。その後も接点の攻防で上回る横浜RSはボールをつなぎ、低いボディコントロールからフェーズを重ねトライを奪う。勢いに乗る横浜RSは前に出るが、前橋RSもしつこくディフェンスを続け追加点を与えずそのままノーサイド。
点差は開いたが、両チームの攻防は単独チームとして全国大会を目指す、全国ラグビースクールの励みとなる内容であった。試合後に両チームへ大会記念品の贈呈が行われ、大会のフィナーレとなった。

大会最終日:9:00 KO ラグビースクールの部 5・6位決定戦
世田谷区ラグビースクール 対 伊丹ラグビースクール

 昨年一回戦と同カードの戦いとなった。印象としては、世田谷区RSは、ディフェンスの出足が早く、セットプレーが安定(特にキックオフ)。伊丹RSは、タックルフェーズの部分で低く入っているためボールの支配力が高く、更にはバックスのスピードがあり、よく走るチームという印象が残りました。
得点は、伊丹RS29‐17世田谷区RSとなりましたが、前後半を通じて、伊丹RSは、フォワードの縦突破を基点としたBKのスピードでの得点力が光り、逆に世田谷区RSはハンドリングミスが多々あり、チャンスが生かせない様子でした。お互い東京、兵庫を代表するチームであり、更なる活躍を期待したいと思います。

大会最終日:9:55 KO 中学校の部 3・4位決定戦
玉名市立玉名中学校 対 京都市立西陵中学校

 粘り強いディフェンスから得た好機を生かした西陵中学校が緊迫した試合を制した。
西陵中は前半5分、ゴール前スクラムを基点とした展開からCTB溝尻がトライ。WTB小野がゴールも決めて7 - 0とすると、8分には自陣ラックから相手ボールをターンオーバー。最後はHO北條が左隅に飛び込み、リードを広げた。さらには直後のキックオフから細かくつないでLO奥永がトライ。リードを広げた。ところが前半17分、後半4分、11分と連続でトライを奪われ、ついには同点に追いつかれる嫌な展開に。
それでも安定した守備で相手のノックオンを誘い、ターンオーバーから13分にFB津田が待望のトライ(ゴール成功)。終了間際にもNo6福村がダメ押しのトライをあげ、玉名中を下した。
玉名中は、前半17分に敵陣22m付近での密集から展開し、WTB佐藤が右中間に飛び込んで反撃を開始。後半4分にFB大橋がトライ、SO村本がゴールを決めると、11分にはゴール前PKから、HO上田がトライ。村本もゴールを決め、ついに同点に追いついた。しかし、西陵の粘り強い守備の前に犯した、2回のノックオンがいずれも失点に結びついて痛い敗戦となった。

大会最終目:9:55 KO 中学校の部 7・8位決定戦
世田谷区立千歳中学校 対 男鹿市立男鹿南中学校

 未勝利チーム同士の対戦となったこの試合だが、お互い最終戦ということもあり死力を尽くした好ゲームとなった。先制したのは、男鹿南中学校。前半3分にチームを牽引するキャプテンNo.12船木がトライを奪いリードする。しかし、千歳中学校も2分後の5分にNo,12山菅がトライを奪い返し同点とするが、直後のキックオフから男鹿南が攻めたてNo.4小野のトライで引き離しにかかる。このまま一進一退の攻防が続いたが、千歳中学校が男鹿南のディフェンスのギャップをうまくつき、13分、16分と連続トライを奪い19 - 12で千歳中学校リードで前半を終えた。後半に入ると状況は一変。千歳中学校が3つのトライを連続して奪いゲームを決めてしまった。男鹿南中学校も登録13名での戦いながら、後半終盤に2つのトライを奪い一矢報いたが、勝利を手にすることが出来なかった。

大会最終目:9:55 KO 中学校の部 5・6位決定戦
茗溪学園中学校 対 日向市立富島中学校

 試合開始早々、茗溪が攻め込み体格に勝るFWで前進して先制トライを奪う。しかし富島も反撃に出て、11分に7番・平坂(海)が個人技で一挙に突破して中央にトライをして逆転。その後はテンポの良い攻撃を仕掛ける茗溪が押し気味に試合を進めるが、15分過ぎに茗溪の主将・高橋がタックルの際に負傷し退場。その後は富島が押し気味に試合を進めるが得点には結びつかず前半を終了。
後半も富島の押し気味の流れが続き、茗溪ゴール前に攻め込む。茗溪の苦し紛れのキックから富島が一気にカウンターアタックを仕掛けてトライ。その後も富島が優勢に試合を進め、バックスに展開する富島に対して、茗溪の攻めがFW近くに集まり始める。本来の茗溪スタイルでの攻めではなく、リズムに乗りきれない茗溪は結局その後1トライしかできずノーサイド。
富島の堅いディフェンスとバックスの突破力が光った試合だった。茗溪は主将の退場が最後まで響いた。

大会最終日:10:10 KO  ラグビースクールの部 決勝戦
かしいヤングラガーズ 対 三田ラグビークラブジュニア

 三田のキックオフで試合が開始された。かしいは2分、6分、9分、18分と連続でトライを奪い、24 - 0と一気に優位に立つ。強い当たりで縦、縦とポイントをつくり、相手が集まると左右に振る。巧みなゲームメイク。

三田も時折ビックゲインで相手陣に攻め込むが、かしいが風上をうまく利用して地域を戻すため、三田はなかなか自陣から脱出できない。かしいはタックルも低くて力強い。 それでも、キックを背走したかしいの選手を三田が速い出足で止めてペナルティーを得、速攻で右に展開して右すみにトライ。前半終了間際のトライで後半に望みをつないだ。

後半はかしいのキックオフで試合再開。今度は風上の三田がキックを有効に使い、敵陣へ入る。かしいのディフェンスのギャップをついた三田がトライ。流れをつかんだかに見えた。しかし、かしいはすぐにモールを押し込んでポスト左にトライ。その後もトライを重ね、主導権は渡さない。三田は13分に1トライを返すのがやっとであった。

かしいヤングラガーズは、力強いポイントと堅実なハンドリング、低いタックルで初の栄冠を勝ち取った。

大会最終日:11:05 KO  中学校の部 決勝戦
大阪市立文の里中学校 対 天理中学校

 キックオフは天理。天理は開始1分で11番がゴールポスト左にトライ。12番のゴールも決まり、先手をとる。

天理はボールを殺すスマザータックルと力強いドライブで攻めのタックルを行う。象徴的だったのが、文の里のウイングの持ち込んだボールを2人がかりのダブルタックルで奪いとり、トライへ結びつけたプレー。

直後にもターンオーバーしたボールをキックし、チェイスした天理7番が競り勝ってトライ。

文の里はカウンターを仕掛けたり、風上を利用して天理陣に入るが、天理の厚いディフェンスに攻め手を封じられる。前半14分に1トライを返すのがやっとであった。

天理はダブルタックルでかつドライブするので、ボールを奪うこともできるし、ポイントを押し上げることもできる。まさにディフェンスで攻めていた。

文の里も1人1人が力強いが、サポートが天理より若干遅れているため、継続できない。それがそのままスコアに表れてしまった感じだった。

天理は終了間際7人のメンバー交代をしたが勢いは止まらない。層の厚さを感じさせた。

結局47 - 5でノーサイドとなり、天理中学校が初優勝を果たした。

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
熊本 vs 堺

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
熊本 vs 堺

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
玉名 vs 西陵

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
玉名 vs 西陵

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
かしい vs 三田

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
かしい vs 三田

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
かしい vs 三田

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
かしいヤングラガーズ

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
天理 vs 文の里

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
天理 vs 文の里

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
天理 vs 文の里

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
天理中学校

 

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平成24年9月16日(日)12:00-
ケーズデンキスタジアム水戸(メイン会場)
司会進行(水戸市立緑岡中学校 女子生徒2名 )

1.開  会
2.アトラクション (1)水戸市の歴史について講演 「水戸市教育委員会事務局 文化課」
(2)吹奏楽部演奏会 「水戸市立笠原中学校 吹奏楽部」
(3)合唱披露 「水戸市立第四中学校 合唱部」
(4)ダンス披露 「クリア☆スター ダンスEX」
3.閉  会
4.連絡事項 (1)選手交流会について
(2)親子ふれあいタグラグビー教室について
(3)ラグビー体験コーナーについて

 

大会2日目の試合終了後には、ケーズデンキスタジアム水戸にてアトラクションが開催され、選手たちは昼食を取りながら、水戸市の文化に触れたり、地元中学校の生徒たちによる演奏や合唱を楽しんだ。最後は、地元ダンスチームによる軽快なダンスが披露され大会に彩りを添えてくれた。

 

  ページトップへ 選手交流会

平成24年9月16日(日)13:00-
ケーズデンキスタジアム水戸 2階コンコース

各チーム紹介 (1チーム 2分以内)
チームの自己紹介
中学生の部 8チーム
スクールの部 8チーム
U15女子7人制代表 6チーム
ゲスト トークイベント
元日本代表
・神戸製鋼コベルコスティーラーズアンバサダー
・追手門学院 地域文化創造機構 客員特別教授
大畑大介
歓 談 ※名刺交換会

大会2日目の昼食後には、選手交流会が盛大に開催され、全国から集まった同年代の選手たちがチーム、地域の壁を越えて大いに交流を楽しんだ。

選手交流会には、特別ゲストとして元日本代表の大畑大介氏が登場し、選手たちに自身のエピソードを交えながらエールを送ってくれた。また、大畑氏は午前の女子エキシビジョンマッチにも場内解説者として登場し、会場に来ているファンの方々へ7人制ラグビーの特徴を分かりやすく説明してくれた。

歓談中には、大会事務局が用意した名刺を利用し、名刺交換会を実施。初めての試みであったが簡単な自己紹介を記入した名刺を積極的に配る様子が随所に見られ、時間を忘れるぐらい熱気のこもった選手交流会となった。

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会

 

 

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女子エキシビションマッチ:11:00 KO チャレンジリーグ
U15九州女子選抜 対 U15関西女子選抜

 前半は接点で圧力をかけてくる関西のプレッシャーに九州が思うようなプレーが出来ずに接戦の試合になったが、前半終了間際から、立ってボールを繋ぐ意識の高い九州ペースで試合が進む。後半になると、前半でペースを掴んだ九州がセブンズ特有のボールを広く大きく動かすプレーで関西を圧倒し、31対5で九州が関西を下しました。
この試合では、関西チームのひたむきであきらめない粘り強いディフェンスが目立ち、点差以上に引き締まった試合になった。また、両チームともミスが少なく、見ていて感動を覚えた試合だった。

女子エキシビションマッチ:11:00 KO フレンドリーリーグ
U15東北・信越合同 対 U15関東女子選抜B

 関東Bキックオフ(風下側)にて開始。両チームとも試合の入りは、ボールさばきなど若干不安定さが目立つ。次第に関東Bのメークラインの形が整い良い形のバックス攻撃が見られるも惜しいパスミスで逸機。東北・信越も縦突進のゲインンあるもサポートなどその後のボールの活かし方に課題。また、ラインは関東に比べて浅めで形成も若干遅かった。決定的な差ではないが、このあたりの差の広がりが関東のバックスのトライにつながったように見えた。
後半は前半に比べ、両チーム落ち着いた入りで、ラックの処理、つなぎなどにミスや課題は残るも良い形の展開に結び付けていた。関東は前半同様バックスに惜しいパスミスがあったものの、形にはまったライン攻撃からのトライ、しつこくつなぐトライなどチームとしての完成度(十分とは言えないながらも)の高さを見せた。東北・信越合同は、最後まで執念を持って戦い、それが終了間際の相手のミスに乗じてトライにつながった。この時間帯、関東は声が少なく、もっとディフェンスのノミネートとチームディフェンスの意識があれば防げたとも見えた。両チームとも最後までのタックルを地道に繰り返し、見ていても見ごたえのある試合だった。

女子エキシビションマッチ:11:20 KO チャレンジリーグ
U15関西女子選抜 対 U15関東女子選抜A

 本日、2試合目の関西チームとこの試合が初戦となる関東チームとの試合となったが、やはりセブンズのゲームを2試合連続でしかも、メンバーも8名という関西チームにとっては、とても厳しいゲームになった。

試合は、フィットネス・スピード・体格に勝る関東チームの一方的な試合内容になったが、それでもトライを返し、最後まであきらめずにディフェンスを続けた関西チームの姿勢には感動した。
2日間の試合ということで試合間隔が調整できれば、また違った結果が見られたのではないかとも思う。関西の選手たちには、もう少しセブンズのゲームを理解してグラウンドの広さを意識してボールを動かすことが出来れば、もっともっとレベルを上げて行く事が出来ると思う。

女子エキシビションマッチ:11:20 KO フレンドリーリーグ
U15関東女子選抜B 対 U15フレンドリー合同

 フレンドリーのキックオフにて開始。関東は入りがやや中途半端で相手のミスキックへのチームとしての対応が出来なかった。簡単なゴロへの対応が遅く対応後も単発的突破で逸機。ただ連続の2試合目ということもあってかライン形成や集散は良く、ハーフからの好パスが見られた。バックスラインに若干のミスがあるものの、よく繋ぎアタックに結び付けた。ただし、やはり前の試合同様、おとなしい時間帯があり、一人目のディフェンスが確実に止め切れない状態が続いた後、トライを奪われてしまった。対するフレンドリーはミスをついてのゲインなどチームとして短期間の編成ながら個人の突進をよくサポートしていた。ただポイントになった後の展開については、スムーズさを欠き、その差が点差に繋がった。終盤、今日の最終戦であるとの意識からか、関東の動きにメリハリが出て、走りきってのカウンタートライや好タックルなど攻守に見せ場を作った。フレンドリーも最後まで気合の入ったプレーを続け、点差ほどの差を感じさせない好ゲームだった。他の試合にも通じるが、ウィングがもっと声をだし、センターでの突破等のバックス攻撃にメリハリをつけたい。この声掛けが、イージーミスを防ぐことにもつながると思う。

女子エキシビションマッチ:11:40 KO チャレンジリーグ
U15九州女子選抜 対 U15関東女子選抜A

 試合間隔があいた九州選抜と2試合連続の関東選抜との対戦となったリーグ最終戦。お互いのチームがセブンズを意識して夏の草津合宿からチーム作りをしてきたチーム同士の対決でなかなか内容の濃い試合となった。この試合はミスも少なくスクラムを組む場面があまりなく、両チームともグラウンドを広く使ってボールを動かす意識が高く、お互いに体をしっかり相手をフィットさせるディフェンスができ、立ってボールを繋ぐ意識でプレーをしていたので素晴らしいゲームとなった。結果的には、九州チームの勝利で試合は終えたが、この結果により明日の再選も決定したので、関東チームが本日の反省点を修正してくることが予想されるため、1・2位決定戦が非常に楽しみになった。

女子エキシビションマッチ:11:20 KO フレンドリーリーグ
U15東北・信越合同 対 U15フレンドリー合同

 東北・信越合同キックオフにて試合開始。東北・信越のフォワード、バックス連携したつなぎで徐々にフレンドリー陣内に進み、左ライン際でタックルを受ける。ここでフレンドリーにターンオーバーの好機があったが逸機、このまま東北・信越の先制トライにつながってしまった。その後、サインプレーなどは東北・信越がチームとしてのまとまりの高さを見せるもフレンドリーは全員の粘り強いディフェンスと個人プレー(突破力などの体力面のみでなく、パスの際の丁寧さなど)で得点を許さなかった。これに対し、東北・信越がサインプレーを決めてゲインした後の二次攻撃のミスに乗じ、カウンターで走り切ってトライを返した。
後半、雰囲気的にはフレンドリーが良い雰囲気で入ったようにも見えたが、個人が突破した後のサポート、二次攻撃への反応の遅れなどから孤立し単発的な攻撃はあるもトライにつながらなかった。東北・信越はサポートの厚さで優位に試合を進め追加トライをするもフレンドリーの気力は最後まで衰えず終了間際のトライ・ゴールを決めて引き分けに持ち込んだ。やはりどちらもしつこくタックルを決め、最後まで走り続ける好ゲームだった。

女子エキシビションマッチ:9:00 KO 5・6位決定戦
U15フレンドリー合同 対 U15東北・信越合同

 合同チーム同士の対戦となり、共にコミュニケーション不足でミスの多い試合となった。
結果的には、個人技でフレンドリーチームが勝利したが東北・信越合同チームも最後まであきらめないディフェンスが光り、一点を争う好ゲームとなった。
まだまだボールを動かす過程でミスが多くみられたことや、タックルなどのコンタクトプレーなどの技術的な部分については、これから来年の大会に向けてスキルアップを目指してほしい。この大会を経験したプレーヤーが後輩たちに良い影響を与えてくれることを期待している。

女子エキシビションマッチ:9:20 KO 3・4位決定戦
U15関東女子選抜B 対 U15関西女子選抜

 グラウンドを広く使うことを意識してスペースにボールを動かす関東Bと近場で勝負する関西の対戦となった。
関東Bはスペースにボールを集めていたがミスが多く、逆に、関西にチャンスを与えてしまう形となり、そこをうまくトライに繋げた関西チームが勝利を収めた。
両チームとも、アタックもディフェンスもしっかりと指導されていてとても素晴らしい試合だった。関西チームはセブンズをもう少し理解したプレーを心掛けられれば、もっと楽にトライを取ることが出来るので、そういった部分での成長を期待したい。

女子エキシビションマッチ:9:00 KO 1・2位決定戦
U15関東女子選抜A 対 U15九州女子選抜

 絶対に勝とうという執念を持った九州女子選抜と練習通りのことをしなさいというコーチのもとに戦った関東女子選抜Aの試合は、細かいミスはあったものの、両チームともセブンズの試合として見ごたえのあるゲームを見せてくれた。前半は、九州選抜が中央付近でボールをインターセプトして抜け出し、最後はNo.3遠藤がトライ、ゴールも決まって7点をリード。関東選抜はミスが多く、敵陣で戦うもののトライに結び付けることが出来ない展開が続いたが、関東はフリーキックからうまくボールを繋いだNo.7清水がトライ、ゴールも決まり同点に追いついた。関東はコーチから「ミスなく低いタックルを」という指示が飛ぶ。ペナルティーの多い関東に対し九州は、テンポよくボールを繋ぎゴール寸前まで進むが、関東のタックルが勝りトライを奪うことが出来なかった。両チームともボールハンドリングなど基礎的なプレーが良くできていた。これから先もラグビーを続けて次の世代の大会を目指してほしい。

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
表彰 日本協会 表彰 水戸市

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
表彰 太陽生命

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会

 

 

  ページトップへ 最終順位

第1ブロック(学校課外活動の中学校チーム)

〈順位〉 〈特別賞〉
1位 天理中学校 最多トライチーム賞: 天理中学校
2位 大阪市立文の里中学校 フェアプレーチーム賞: 大阪市立文の里中学校
3位 京都市立西陵中学校
4位 玉名市立玉名中学校
5位 日向市立富島中学校
6位 茗溪学園中学校
7位 世田谷区立千歳中学校
8位 男鹿市立男鹿南中学校

 

第2ブロック(社会体育のラグビースクール)

〈順位〉 〈特別賞〉
1位 かしいヤングラガーズ 最多トライチーム賞: かしいヤングラガーズ
2位 三田ラグビークラブジュニア フェアプレーチーム賞: 熊本ラグビースクール
3位 堺ラグビースクール
4位 熊本ラグビースクール
5位 伊丹ラグビースクール
6位 世田谷区ラグビースクール
7位 横浜ラグビースクール
8位 前橋ラグビースクール

 

U15女子エキシビションマッチ(セブンズ)

〈順位〉
1位 U15九州女子選抜 ※
1位 U15関東女子選抜A ※
3位 U15関西女子選抜
4位 U15関東女子選抜B
5位 U15フレンドリー合同
6位 U15東北・信越合同
※大会規定により両チーム優勝

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
表彰 太陽生命カップ

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
表彰 水戸市 表彰 日本協会

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
太陽生命カップ 太陽生命カップ出場記念クリスタルトロフィー

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会 太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
水戸市出場記念 最多トライチーム賞 フェアプレーチーム賞

 

 

  ページトップへ 各チーム集合写真

第1ブロック(学校課外活動の中学校チーム)

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
天理中学校

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
大阪市立文の里中学校

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
京都市立西陵中学校

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
玉名市立玉名中学校

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
日向市立富島中学校

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
茗溪学園中学校

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
世田谷区立千歳中学校

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
男鹿市立男鹿南中学校

 

第2ブロック(社会体育のラグビースクール)

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
かしいヤングラガーズ

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
三田ラグビークラブジュニア

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
堺ラグビースクール

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
熊本ラグビースクール

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
伊丹ラグビースクール

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
世田谷区ラグビースクール

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
横浜ラグビースクール

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
前橋ラグビースクール

 

U15女子エキシビションマッチ(セブンズ)

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
U15九州女子選抜

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
U15関東女子選抜A

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
U15関西女子選抜

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
U15関東女子選抜B

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
U15フレンドリー合同

 

太陽生命カップ2012 第3回全国中学生ラグビーフットボール大会
U15東北・信越合同