2025年1月6日

「第30回全国ジュニアラグビーフットボール選手権大会」優秀選手

※ページ下部に優秀選手一覧を記載しております。


公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、12月25日(水)~27日(金)に開催いたしました「第30回全国ジュニア・ラグビーフットボール大会」の試合結果を別紙および以下の通り、お知らせいたします。

                                                                                    

試合記録一覧はこちら https://www.rugby-japan.jp/schedule/mini-junior

試合結果PDFはこちら

<第1ブロック(男子)> 

優勝:東京都スクール代表  

準優勝:大阪府中学校代表  

第3位:福岡県代表

第1ブロック(男子):福岡県代表、大阪府スクール代表、愛知県スクール代表、東京都スクール代表、京都府中学校代表、茨城県中学校代表、宮崎県代表、大阪府中学校代表)


 

<第2ブロックA(男子)> 

優勝:千葉県スクール代表  

準優勝:茨城県スクール代表

第2ブロックA(男子):京都府スクール代表、茨城県スクール代表、千葉県スクール代表、兵庫県スクール代表


 

<第2ブロックB(男子)> 

優勝:神奈川県スクール代表  

準優勝:東京都中学校代表

第2ブロックB(男子):東京都中学校代表、岡山県スクール代表、秋田県中学校代表、神奈川県スクール代表


 

<第3ブロック(女子)> 

優勝:福岡県女子代表  

準優勝:東京都女子代表

第3ブロック(女子):大阪府女子代表、東京都女子代表、中国合同女子代表、福岡県女子代表


 

<第30回記念大会ブロック(特別推薦枠・女子)> 

優勝:秋田県・福島県・新潟県・山梨県女子代表  

準優勝:関西女子選抜

 第30回記念大会ブロック(特別推薦枠・女子):長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・沖縄県女子代表、秋田県・福島県・新潟県・山梨県女子代表、関西女子選抜、青森県・岩手県・宮城県女子代表


第30回全国ジュニア・ラグビーフットボール大会 優秀選手

 <男子> 

No.氏名ポジション所属学年
1小池 捷斗PR愛知県スクール代表3
2秋本 倖季SH愛知県スクール代表3
3野口 瑛汰FB茨城県スクール代表3
4井崎 輝WTB茨城県スクール代表3
5野村 武之輔WTB茨城県中学校代表3
6嶋根 悠HO茨城県中学校代表3
7滝澤 蓮SO岡山県スクール代表3
8鈴木 大翔CTB宮崎県代表3
9岩切 虎二朗WTB宮崎県代表3
10山田 寛LO京都府スクール代表3
11国松 尭拓WTB京都府スクール代表3
12富永 創士郎LO京都府中学校代表3
13松田 勝之新LO京都府中学校代表3
14佐藤 琉唯HO秋田県中学校代表3
15仙台 昌SO神奈川県スクール代表3
16秋山 仁徳PR神奈川県スクール代表2
17大内 悠輝LO千葉県スクール代表3
18小林 慎之助FB千葉県スクール代表3
19石橋 透和CTB大阪府スクール代表3
20須田 貫路SH大阪府スクール代表3
21山本 健心LO大阪府中学校代表3
22佐治 駿SH大阪府中学校代表3
23喜多川 颯空FB大阪府中学校代表3
24住家 真幸CTB東京都スクール代表3
25守谷 俐玖HO東京都スクール代表3
26塩川 敬士CTB東京都スクール代表3
27田中 壮亮SH東京都中学校代表3
28髙橋 渓汰LO東京都中学校代表3
29濵田 篤志HO福岡県代表3
30吉岡 絋CTB福岡県代表3
31岩田 悠佑HO兵庫県スクール代表3
32清水 壮FB兵庫県スクール代表3


 <女子> 

No.氏名ポジション所属学年
1篠永 多希3関西女子選抜3
2高橋 穂希1秋田県・福島県・新潟県・山梨県女子代表3
3佐々木 美帆12青森県・岩手県・宮城県女子代表2
4田中 姫星6大阪府女子代表3
5吉岡 桜9大阪府女子代表2
6大嶋 詩音7中国合同女子代表3
7谷口 楓12中国合同女子代表3
8國井 彩寿4長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・沖縄県女子代表3
9堂原 衣晴5東京都女子代表3
10森田 奈穂子9東京都女子代表3
11木村 唯子7福岡県女子代表3
12西端 湊美9福岡県女子代表3

 

■表彰の意義について

本表彰は、中学生年代プレーヤーの競技力の把握と、将来、国際舞台で活躍する可能性の高い選手を発掘することを主たる目的としています。また同時に、参加する全選手、全指導者、保護者を含めた全関係者の方々のモチベーションの高揚に寄与することを狙いとしています。 

■選考基準について

大会期間中の試合での活躍度を評価項目に基づき、セレクターが選考を行いました。 評価項目は以下の通り。

・本大会中の試合での活躍度が高い選手

・試合の流れを変えたプレーをした選手

・試合を通して活躍した選手

セレクター

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会

U20日本代表チームディレクター 中山 光行

ハイパフォーマンス部門 ユース戦略グループ ユース戦略担当 今田 圭太

総評

日本ラグビーフットボール協会

ハイパフォーマンス部門 ユース戦略グループ ユース戦略担当 今田 圭太


昨年に続き今年も非常に天候に恵まれた中、夢の島競技場・スピアーズえどりくフィールドにて熱戦が繰り広げられました。

男子・女子問わず、どの試合も非常にレベルが高く、ここまでチームを作られた選手・コーチ・スタッフ・保護者の方々に深く感謝申し上げます。

 

今大会は30回の記念大会ということもあり、記念大会枠として7人制のトーナメントも実施されました。

 

今年度の大会も、各チームの特徴が存分に発揮された、とてもハイレベルな好ゲームが多く見られました。

 

そんな本大会の総評を申し上げさせていただきます。

 

本大会は男女共通して大きく2点の特徴が見られました。

 

1.ハーフ団による崩し(パスの距離と速さ)

本大会ではSHとSOの立ち位置が例年よりも広がっていました。

これはSHのパスの距離や速さの向上はもちろん、チームとしてボールを大きく展開しようという意図の現れではないでしょうか。

またSHはパスの距離や速さだけではなく、ラック周辺のDFの足を止めるような動きを入れるなど、非常にレベルの高いゲームメイクを行っていました。

 

2.ハンドリングスキルと判断力の向上

ここ数年は裏のスペースに対してキックをうまく活用するチームが増えてきました。

それにより、攻撃のバリエーションが増え、ポジション関係なくグランドを縦横無尽にアタックするチームが増えました。

それに伴い、FWの大型選手もハンドリングスキルや状況判断力が求められるようになり、今大会ではHOやLOの選手が状況判断してチャンスメイクする場面が多くみられました。

ポジションによる固定概念を覆し、全員がラグビーの全てのプレーを高水準で実行している印象を受けました。

 

今大会は個々の能力はもちろん、戦術理解という点においても目を見張るものがあり、今後、中学ラグビーがどのような進化を遂げていくのか非常に楽しみな大会となりました。

 

今大会、優秀選手として男子32名、女子12名の選手を選出させていただきました。

今回、選出されなかった選手の中にも非常に才能豊かな選手が数多く見られました。

 

毎年、この大会から巣立っていった選手が来年以降の全国高校ラグビーで活躍する姿、またその先に桜のジャージを着て世界と戦う姿を見るとワクワクします。

 

最後になりますが、日頃から将来の日本の宝である選手たちのために惜しみなく時間を費やしてコーチングしてくださっているコーチ・スタッフ・保護者の皆様に改めて御礼を申し上げ総評とさせていただきます。


以上