女子7人制「第2回シニアアカデミー」開催レポート｜日本ラグビーフットボール協会｜RUGBY：FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。

●11月11日（日）　DAY3

最終日は、早朝のウェイトトレーニングで始まりました。宮崎S＆Cコーチが、各選手のフォームを丁寧に確認しながら、1時間30分、決められたメニューを、各自黙々とこなしました。

今回のシニアアカデミーの最終セッションとなる午前練習は、ロングパスの練習、視野を広げる練習、1対1、2対1のアタック・ディフェンス、昨日同様のハードルを使用したタックル練習、そして最後はスクラム練習で終了しました。女子7人制日本代表浅見HCのきめ細かい指導の下、選手達は、新しいスキル、テクニックを次々と吸収し、充実したセッションとなりました。
練習後は食事をとった後、クロージングを行い、スタッフから次回のアカデミーに向けて選手自身がどのように取り組むか、レベルアップするかが、代表に向けて何が重要であるのかなど伝えられ、今回のアカデミーは終了しました。


多方向を意識したパスの練習		視野を広げる


2対2のアタック・ディフェンス		スクラム練習

櫻井トレーナーよりコンディショニングの重要性について

●11月10日（土）　DAY2

本日は、ハンドボールコートでの早朝練習から始まりました。
女子セブンズアカデミーの徳永コーチ主導により、昨日の練習を踏まえながら、基本的なパス練習とスクラムの姿勢の練習を行いました。
午前の練習では、低い姿勢でのタックル練習、グループに分かれてのアタック練習を行い、タッチフットで身に付けたスキルの実践を行いました。

午後は、陸上トレーニング場へ移動し、まずはアタック練習を行いました。
コーチから、ラインを早くつくること、素早いパスを意識するよう指導がありました。
また、ハードルを活用して、低くタックルに入る練習を行いました。その後2グループに分かれて、スクラム練習とランニングスキル練習を交互に行いました。
昨日よりは今日、午前よりは午後と、短期間での選手たちの成長は目を見張るものがありました。
夜は、体幹メニューを20分間という短い時間でしたが、選手たちは黙々と真剣に、そして元気よく行っていました。


ラックに入る際にはダウンスピードを意識		ラックでの姿勢の確認

タッチゲーム


スクラムのための基礎練習		スクラムマシーンでの練習


ハードルを使ったタックル練習		タックル練習


ステップのトレーニング		タッチフット

●11月9日（金）　DAY1

本日、女子セブンズシニアアカデミーが味の素ナショナルトレーニングセンターにてスタートしました。
集合後すぐ、最初のトレーニングであるウェイトトレーニングが行われました。宮崎Ｓ＆Ｃコーチの指導のもと、パフォーマンスの基礎となる筋力アップが図られました。
その後、場所をバスケットコートへ移し、浅見ＨＣより、今回の合宿の目的やノーミスでプレーに臨むといった約束事が選手に伝えられた後、トレーニングに入りました。太田ＴＤ、ナワルスキルコーチのそれぞれの指導の下、姿勢づくりとステップワークのトレーニングが行われ、選手たちは自身の基礎スキルの向上の為、全力で取り組んでいました。

午後は午前と同様に、ウェイトトレーニングで始まり、スクワットやチンニングを中心にメニューが行われました。ウェイト後は陸上トレーニング場へ移動し、午前の姿勢とステップワークのトレーニングが引き続き行われました。筋肉を追い込むトレーニングが続くなか選手たちは、代表入りをめざし、少しでも自身のスキルを向上させようと、取り組んでいました。

夜の教養科目では、日本ラグビー協会・審判委員会より高津テクニカルを講師に迎え、ルールの指導が行われました。映像を使った問題が出され、それに対する選手の回答一つ一つに講師が丁寧に解説をしながらルールの指導は行われました。そして、パフォーマンスの向上のためにもルールの理解が大切であることが選手たちへ伝えられました。

明日は、早朝トレーニングより始まります。