大会名称: |
カールトン・スーパーセブンズ2012 |
派遣期間: |
2012年5月31日-6月4日 |
大会会場: |
スリランカ・コロンボ ポリスパークスタジアム |
開催日: |
2012年6月2日-3日 |
○スケジュール
5月31日 |
PM |
成田空港を出発 |
6月1日 |
AM |
コンディショニング |
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PM |
マネージャーミーティング |
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レフリーミーティング |
6月2日 |
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カールトンセブンズ第一日目 |
6月3日 |
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カールトンセブンズ第二日目 |
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コロンボ空港を出発 |
6月4日 |
PM |
帰国 |
○参加チーム
プールA |
ノーザン・グラディエーターズ |
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ウヴァ・ヴァイパーズ |
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ノースウエスタン・ブラックス |
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サザン・シャークス |
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セントラル・キングス |
プールB |
ジャフナ・チャレンジャーズ |
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ウエスタン・ウォーリアーズ |
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イースタン・イーグルス |
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ノースセントラル・タイフーンズ |
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サバラガムラ・スタリオンズ |
○優勝チーム
第1ラウンド: |
ノースウエスタン・ブラックス |
第2ラウンド: |
ジャフナ・チャレンジャーズ |
総合優勝: |
ノースウエスタン・ブラックス |
○参加レフリー
レフリー |
ティム・ウィグルスワース(イングランド*エリートパネル) |
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トム・フォーリー(イングランド) |
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アンドリュー・ジャクソン(イングランド) |
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クリストフ・ベルドス(フランス*フルタイム) |
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アルーナ・ランコスジ(スリランカ) |
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平林泰三(日本) |
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藤内有己(日本) |
アシスタントレフリー |
ディミスラ・グナセカラ |
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プレディープ・フェルナンド |
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チャリス・コダゴダ |
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ディンカ・ペイリス |
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ウパリ・コツウェゲダリ |
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アニル・マンガラ |
インゴールジャッジ |
マヘシュ・セナナヤケ |
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ムシュタク・モハメド |
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ロハン・フェルナンド |
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トーマス・ポール |
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プリヤ・スランガ |
レフリーマネージャー: |
ビマル・ペレラ |
レフリーコーチ: |
シャムラス・フェルナンド |
○担当試合
カップ決勝
チャレンジャーズ 26-17 ウォーリアーズ
カップ準々決勝
チャレンジャーズ 19-14 スタリオンズ
ウォーリアーズ 24-19 ヴァイパーズ
ウォーリアーズ 33-14 シャークス
イーグルス 26-14 ブラックス
シャークス 26-24 ブラックス
○まとめ
昨年より新しい大会方式となったスリランカ国際セブンズ大会へレフリー参加した。キャンディとコロンボの2会場にて、2週間に渡り大会開催がされ、各大会の合計ポイントにより総合優勝が決まる方式であった。また、10チームに編成された各チームには、イングランド/ニュージーランド/南アフリカ/フィジー/アメリカ/サモアの各セブンズ代表が4名ずつ参加し、非常に強いチームでの大会参加となった。また、各チームのコーチ陣についても、各国で優秀なコーチ陣が各チームに参加した。2週間での非常にハイレベルな試合やトレーニングを通じて、地元のコーチ・プレーヤーは競技力向上している事がパフォーマンスを通じて良く見えていた。
今大会では、神奈川県協会でA1級レフリーの藤内レフリーと共に大会派遣となった。成田空港で集合し、大会スポンサーであるスリランカ航空でコロンボを目指した。大会側との事務連絡が上手くいっておらず、渡航前夜にチケットが届き、無事に渡航出来た。コロンボ空港に到着すると、特に現地協会の方の送迎もなさそうだったので、しばらく空港で待機した後に、ホテルのタクシーサービスを手配してコロンボ市内に向かった。その後、現地協会の方に連絡を取り、大会スケジュール等の情報収集をし、大会前のミーティング等の準備に取りかかった。
大会期間中のコロンボは、非常に暑く、夜間でも気温30度近くあり日中は35度を越える猛暑の中での大会となった。また会場となったポリスパークスタジアムはクリケットスタジアムのため、グランドの表面は非常に堅く、プレーをするコンディションとしては非常に過酷な状況であった。
世界のスター選手が参加している事や、スリランカ国内でのラグビー人気が非常に高い事もあり、会場は満員となり約5千人の観衆が集まった。また、テレビやラジオでの生放送があり、非常に注目度が高く大規模な大会である事を表していた。
今大会にはイングランド協会から3名、フランス協会から1名のレフリーが参加していた。イングランド協会のウィグルスワースレフリーは、プレミアシップのレギュラーレフリーで、プレミアシップを50試合以上も担当した事があるイングランド協会のトップレフリーである。フランス協会のベルドスレフリーは、フランス協会のプロレフリーであり、2007年ワールドカップでもレフリーを担当された世界のトップレフリーの1人である。大会を通じて彼らからとても学ぶ事が多く、レフリングの上手さやマネジメントの巧みさについては色々と参考になり、とても良い刺激になった。
レフリーセレクションについては、現地レフリーコーチが第1日目のパフォーマンスチェックをし、2日目の準々決勝をレフリー担当する上位4名を選び、その後、パフォーマンスを見て各決勝のレフリー割り当てをする方式であった。
長距離移動と時差に加えて、難しい気候と環境、また海外協会からの非常に高いステータスを持ったレフリー達と競争し、カップ決勝のレフリー担当を任された事については、非常に大きな成果が出せたと思う。2日間で6試合をレフリー担当したが、第1試合目と第6試合目のパフォーマンス一貫性をさらに持てるように次大会への大きな課題として行こうと思う。
今回の遠征に際し、ジョージ・シンプキン大会マネージャー様を始め、大会参加への貴重な機会を与えて頂き多大な感謝をします。また各種手続きをして頂いた日本協会審判委員会に多大な感謝をいたします。