報告: 関西ラグビーフットボール協会 普及育成委員会
ミニラグビー部門長 石田克明

 

【事業名】 :第6回 関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会
【主催者名】 :関西ラグビーフットボール協会
【開催日時】 :平成24年6月23日(土)・24日(日)
【会場】 :淡路佐野運動公園多目的広場天然芝グランド(兵庫県)
【参加】 :小学生750人、46チーム(11府県)

平成24年6月23日(土)・24日(日)の2日間、兵庫県淡路市「淡路佐野運動公園多目的広場天然芝グランド」にて最高のグランドコンディションの中、「第6回関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」を実施いたしましたので、ご報告申し上げます。

大会前日には、関西地方に台風4号が接近し、その西には台風5号も発生しており、例年のことながら大会当日が来るまでは、天気を心配する毎日でしたが、ありがたいことに梅雨の中休みとなって、太陽に恵まれた大会を迎えることができました。私の日ごろの行いが良いのか?大会参加のみなさんの願いが届いたのか2日間とも雨にあうことなく大会全日程を開催することが出来ました。

本大会は、早いもので皆様のご協力・ご支援をいただき、第6回大会を迎えることができました。また、本年も昨年に引続き本大会を待ち望んでいた選手たちが、日ごろの練習の成果を発揮しようと中国・四国・近畿地方の11府県から46チームの参加がありました。府県単位では1減になりましたが、チーム数は1チーム増、約750名のミニ・ラグビー選手、及び保護者の皆さん、各チームの指導員を合わせると約2,000人が淡路島の佐野運動公園に集まる大会となりました。グランドの周りには、各チーム色とりどりな仮設テントが、隙間無く立ち並んで大会を盛り上げていましたし、グランドのフェンスには数多くのスクール応援幕が揚げられ大会に花を添えておりました。

「第6回 関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」 「第6回 関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」
開会式 門 淡路市長のご挨拶

初日の開会式には、初めて地元淡路市の門市長に出席いただき、祝福の挨拶をいただきました。お忙しい中、有難うございました。また、2日目には、地元選出衆議院議員の西村様の秘書の方もご見学にこられ、地元スクールの応援をされていました。
各チームは1日2試合、2日間で4試合をこなし、全体で92試合を行いました。2日間を見てもミスマッチなゲームがほとんどと言ってよいぐらいありませんでした。大会を重ねるごとに、各指導とスクールのレベルが向上してきているように見受けられますが、中にはほんの一部ですが態度・心構えを改めて頂きたい指導者が居られるスクールも在り少し残念に思いました。これは、私たち普及育成の課題でもあると思っております。

「第6回 関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」 「第6回 関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」
「第6回 関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」

今大会は、昨年の大会と違い兵庫県勢がリベンジを図り奮闘しての活躍が目立ちました。2日目は、同じレベル同士の試合となった為か、力的に均衡している為か、接触プレーでの脳振盪の疑い等の負傷(軽症)が目立ちました。今後、安全対策の指導をもっと充実させて行く必要があると反省をしております。また、反面迫力のある試合が多かったので観戦側としては、見ごたえがあったのではないでしょうか。それともう一点、目についたのが、昨年と同様に女子選手が増えてそのレベルの高いことです。将来を見据えて継続をしてもらうには、この子ども達の中学校・高校での受皿となる場所が必要になってきていると思います。

「第6回 関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」
「第6回 関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」 「第6回 関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」

大会を振り返り、本当にこの大会が実りのある大会へと成長していることが実感できました。また、年々選手の進歩が早いことがうかがえ、大きな声を出してボールをつなぐ意識を浸透させているチームもありました。中には、小学生とは思えないようなプレーも目につきましたし、将来、多くの日本代表選手がこの大会参加者から出ることを期待しております。
最後に暑さと湿度の高い中、少人数でありながら、各持ち場・立場で運営にご尽力いただいた、兵庫県ラグビー協会、関西ラグビー協会普及育成委員の皆様方には大変お世話になり有難うございました。感謝申し上げます。

「第6回 関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」 「第6回 関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」
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