日本代表メンバー | メンバー変更情報 | スケジュール | 合宿レポート‥‥3 | 合宿レポート‥‥1 ■2012年6月9日(土) at 東京・秩父宮ラグビー場 IRBパシフィック・ネーションズカップ合宿11日目。 明日は、PNCトンガ戦。午前中に試合前日練習が行われ、試合に向けての最終調整が行われました。 また、今日は試合に向けて、誇りある桜のジャージのプレゼンテーションが行われました。 初キャップのツイ選手、この試合出場で60キャップの大野選手、50キャップの菊谷選手、そして廣瀬キャプテンが、決意を述べます。 「ボールを力強く運び、セットプレーもシャープに、タックルもやり切ります。頑張ります」(ツイ選手) 「今まで多くの日本代表の選手と、日本代表チームでやってきたが、今のチームでも勝ちたい。先週以上のパフォーマンスを出せるように、頑張ります」(大野選手) 「大野選手と同じタイミングで50キャップというのも、巡りあわせを感じる。試合に出た時は、きつい時間帯、先頭に立ってプレーできるように頑張ります」(菊谷選手) 「負けるのは1回でいい。自分たちのJAPAN WAYを信じて、走りまくって、勝とう」(廣瀬キャプテン) 「最後の20分、日本のスタイルで。明日はJAPAN WAYを、出せる時です」(ジョーンズHC) JAPAN WAYは、明日10日14時、秩父宮ラグビー場で。 試合前日練習 流れるようなアタックを 雨中のスクラム ラックから マイボールは確実に 明日の勝利に向けて ■2012年6月8日(金) at 東京・秩父宮ラグビー場 IRBパシフィック・ネーションズカップ合宿10日目。 PNCトンガ戦まであと2日。日本代表は今日午前中にグラウンドでの練習を行い、試合に臨む試合出場予定メンバーを発表しました。 「短い準備ですが、よい準備ができたと思います」(ジョーンズHC) 中4日で迎えるトンガ戦ですが、「フレッシュレッグス(元気な選手)」をメンバーに入れる中、ヘンドリック・ツイ選手が初出場でスターティングメンバーに名を連ねました。 「最初のキャップ獲得で、エキサイトしています。皆と一緒にファイトして、勝ちたい」(ツイ選手) PR山下選手、CTBニコラス選手も先発で出場予定。トンガ戦勝利に向けての陣容は整いました。 チーム一丸となって大会1勝目を狙う、PNCトンガ代表戦まで、あと3日です。 初出場 ツイ選手(中央) 京産大コンビ 同期の二人(左から山下・長江) ◆番外 トンガ戦に先発の山下選手と長江選手のPRコンビは、京都産業大学の同期。 「1番が長江で嬉しい。長江と一緒なら、どうにかなるでしょう(笑)」(山下選手) 5年ぶりとなるコンビ再結成、スクラムの中の二人のコンビネーションが垣間見られるか。どうぞご注目ください。 3年ぶりの先発出場 山下選手(手前) 接点の攻防が重要に セットプレーの安定は必須 スクラム ブレイクダウン ボールを意識 トンガ代表を揺さぶります 日和佐選手 ■2012年6月7日(木) at 東京・秩父宮ラグビー場 IRBパシフィック・ネーションズカップ合宿9日目。 今日の練習は午前中に、宿泊ホテルのテニスコートでウェイトトレーニングと、スキルトレーニング。午後は秩父宮ラグビー場にて、セッションを行いました。 敗戦の悔しさはありますが、選手は次の勝利に向かって積極的に練習に取り組みます。 「フィジー戦では、ワイド(外側)のチャンスを生かすことができなかった」(ジョーンズHC) これ以外にも、フィジー戦で見られたいくつかの課題を克服すべく、また、トンガ戦を想定したプレーなどを確認し、午後の練習は終了しました。 「失敗は何度してもいいが、同じ失敗を繰り返してはならない」(佐々木バイスキャプテン) フィジー戦からの成長によって、トンガ戦勝利をさらに近くに、手繰り寄せることになります。 また、本日よりスーパーラグビーチームの、ワラタス(オーストラリア)のチームマネージャーを務める、クリス・ウェッブ氏がチームに合流。チームマネージメントのサポートを行います。日本代表がチームとして世界トップ10に入るためには、グラウンドでもグラウンド外でも、ラグビーもマネージメントも、「JAPAN WAY」を目指していかなければなりません。ボーズウィックスポットコーチに続き、ウェッブ総務サポートからも多くを学び、ファンの皆さまに愛されるチームになるべく、成長していきたいと思います。 PNCトンガ代表戦まで、あと3日です。 ウェッブ総務サポートと、大村総務 エアロビックトレーニング プライヤーコーチの激に菊谷選手のペースアップ ビルのようにそびえるラインアウト 激しくハンドオフ 田村選手とワイズマンテルコーチ 内田選手 バックスも力強く スピードに乗って 畠山選手 針の穴?を通すようなスローイング 木津選手 逆サイドから有田選手 ラインにスピードを ■2012年6月6日(水) at 愛知・名古屋市 - 東京 IRBパシフィック・ネーションズカップ合宿8日目。 フィジー戦を終え、今日は午前中にリカバリー、そして東京への移動となりました。 昨夜の敗戦は、どの選手も悔しさをにじませる試合となり、観戦に来て頂いたファンの皆様に勝利をお届けすることはできませんでしたが、日本代表は次の試合に向かって気持ちを切り替えます。 フィジー戦 MVP大野選手 フィジー戦のチーム内MVPはLOの大野選手。歴代単独4位となった59キャップ目の試合でも、衰えぬ運動量でチームに貢献。試合後には、体重が5kgも減っていたそうで、そこからも試合の激しさ、プレーの質の違いが伺いしれます。 次のトンガ戦は、昨年のワールドカップの雪辱戦となります。明日からグラウンド練習も再開し、「JAPAN WAY」を研ぎ澄ますべく選手たちはハードトレーニングに臨みます。 第2戦となるトンガ代表戦は、6月10日(日)、東京・秩父宮ラグビー場で14:10キックオフです。 ◆番外 指導するボーズウィックコーチ 「まじめで、いい男。ジェントルマン」(薫田アシスタントコーチ) 日本代表のスポットコーチとして来日していた、スティーブ・ボーズウィックコーチが、昨日5日、自身の試合出場のために、香港に向けて移動しました。 イングランド代表57キャップを持ち、キャプテンも務め、現在もイングランドのチーム、サラセンズでキャプテンを務める偉大なプレーヤーです。 今回はラインアウトを中心に日本代表のスポットコーチとして来日。対戦相手の分析、日本代表のラインアウトスキル、スクラムスキルに対するアドバイスなど、短い期間でしたが大きな貢献をしてくれました。夕食もとらず、夜中の1時過ぎまで分析を行う姿も。 練習中には「イチバン、サンバン、ロクバン」と覚えたての日本語で指示を出したり、自身よりキャップ数の多い、同じポジションの日本代表・大野選手に敬意を示すなど、一流の経歴ながら謙虚な姿勢に、プレーヤーもスタッフ陣も強く感心しました。 「私自身に、学ぶ機会を与えてくれてありがとうございました。日本代表のスキル、ハードワークには感銘を受けました。すごくいいチームになっています。また、何か別の形でも貢献できればと思います。」(ボーズウィックスポットコーチ) フィジー代表戦の勝利での恩返しはなりませんでしたが、ラインアウトは安定し、相手ボールもスティールするなど、選手もボーズウィックコーチの献身的なコーチングに、応えることができました。 またいつか、再会できることを楽しみにしています。