日本代表メンバー | メンバー変更情報 | スケジュール | 合宿レポート‥‥3 | 合宿レポート‥‥2 ■2012年4日(月) at 愛知・名古屋市 瑞穂公園ラグビー場 IRBパシフィック・ネーションズカップ合宿6日目。 明日、初戦のフィジー戦をむかえる日本代表は、午前中にホテル内で動きの確認、そして夕方、試合会場となる瑞穂公園ラグビー場で、試合前日練習を行いました。 「再びこのジャージを着ることができて、嬉しく思います。これからハードな試合が続くと思うけど、ここにいるメンバーと信頼し合って、一つのチームになれるようにサポートしていきます」(菊谷選手) 練習前に恒例の試合ジャージの授与が行われ、試合に臨む準備が着々と進行していきます。 「初めてのPNC、私もPNCに関してはルーキーみたいなものだけど、今までやってきたことを信じて貫いてやるだけだと思うから。それだけやってきたという自信もあるし、過去の成績なんて関係ない、でも信じてやりたい。たぶん強いけど、それ以上に負けない気持ちを持って、明日、楽しんでやりましょう」(廣瀬キャプテン) 選手同士で声を掛け合い、ミスはその場で修正点を指摘し合う。明日の試合に備え、やるべきことはやった日本代表。 「勝つためにはアタック。自分たちの戦い、勝ち方を全うするだけです」(ジョーンズHC) 期待と緊張が入り混じりながらも、地に足がついた選手たちの信念が、明日の試合で「JAPAN WAY」を体現し、その結果、新たな歴史が積み重なることでしょう。 フィジー戦は、明日6月5日(火)、愛知県・名古屋市 瑞穂公園ラグビー場で19:10キックオフです。 動きの確認 歩きながら頭の整理 高澤ドクターも厳しく最終チェック このグラウンドで明日は勝利の円陣を ブレイクダウンから はやく! ■2012年6月3日(日) at 東京・秩父宮ラグビー場 IRBパシフィック・ネーションズカップ合宿5日目。 本日、日本代表はフィジー戦が行われる愛知県・名古屋市への移動日。午後、名古屋へ入った日本代表は、練習は行わず、マッサージなどでトレーニング、移動の疲れをほぐします。 明日の日本代表は、試合の行われる瑞穂公園ラグビー場で、試合前日練習を行い最後の調整に入ります。 フィジー戦まであと2日です。 「桜のジャージを着て、戦える準備はできています」(菊谷選手) ◆番外 日本代表歴代6位タイとなる48キャップを持ち、2011年ラグビーワールドカップをキャプテンとして戦った菊谷崇選手。 「周囲の人たちには申し訳ないのですが、昨シーズンのトップリーグでは、正直ワールドカップのことを吹っ切れていませんでした」 トップリーグのシーズンを例年よりも早く終え、菊谷選手は約2か月、本格的なラグビーから遠ざかったそうです。 「一度、ラグビーから離れてよかったと思います。ラグビーを教えに行ったり、トップリーグのチャリティーマッチで久々に他のチームの選手たちと会ったりすることで、自分にとってラグビーが、大切なんだと気づきました」 代表に復帰して、早速フィジー戦にリザーブながらメンバー入りした菊谷選手。 「この春は日本代表に戻りたいと思い努力して、復帰してからはこのフィジー戦に出場したいと思ってやってきました。新しいポジションでチャレンジさせてもらっている今、この年でも成長できると思って過ごせているのは、嬉しく思います。 桜のジャージを着て、戦える準備はできています」 ■2012年6月2日(土) at 東京・秩父宮ラグビー場 IRBパシフィック・ネーションズカップ東京合宿4日目。 明日からは、初戦が行われる名古屋へ移動。今日はフィジー戦前、東京最後の練習となります。 午前中はピックアップ選手それぞれのトレーニングが行われ、夕方から秩父宮ラグビー場でチームトレーニングが行われました。 「状態はいいと思います。チームとしても、仕上がってきていると感じます」(五郎丸バイスキャプテン) 午後の練習は、練習開始から選手たちの戦闘モードはONに。試合を想定、局面を見極め、スキルにこだわる。目まぐるしくメニューをこなしていく中でも、集中を切らさないよう、選手同士で声を掛け合い、トレーニングが進行していきます。 ベテラン選手は言わずもがなで心得る術、グラウンドに出てきた瞬間から、自らのスイッチを切り替え準備をし、練習に臨む。若手選手たちの中にも、徐々に意識が芽生えてきたようです。 ファンの皆さまも、試合中の選手たちはもちろん、練習に臨む選手たちの表情、動きにもこれからどうぞご注目ください。 「アジア五カ国対抗とPNCは大きく違います。今の日本代表の本当の力が量られることになると思います」(薫田AC) 結果も求められる、PNC。明日、名古屋へ移動し、3日後に迫ったフィジー戦に、備えます。 フィジー戦まであと3日。 左がボーズウィックスポットコーチ バックス ジョーンズヘッドコーチ 声を出して指示 五郎丸バイスキャプテン 踏み越えて チャレンジの結果のミス ■2012年6月1日(金) at 東京・秩父宮ラグビー場 IRBパシフィック・ネーションズカップ東京合宿3日目。 午前中は宿泊ホテルのテニスコートでスキル練習。そして午後は秩父宮ラグビー場でチームトレーニングが行われました。 また、フィジー戦の試合出場メンバーが発表され、いよいよ試合に向けてさらに意識を高めていきます。 「フィジーにプレッシャーを与え、ボールを持っていない時でもアタックをするつもりで臨みます。世界のトップ10に入るためには、こういった試合に勝たなければなりません」(ジョーンズHC) 香港戦からメンバーは大きく変わりませんが「今シーズンで一番いいメンバー。このメンバーで良い結果を出してくれるはず」(同HC)と、必勝の態勢で名古屋での試合に臨みます。 新しく加わったメンバーから、菊谷選手、ニコラス選手がリザーブでスタンバイ。また、試合が行われる愛知県出身の藤井選手も地元での出場をうかがいます。 出場予定の選手たちは、4年ぶりの日本代表戦開催となる名古屋・瑞穂公園ラグビー場で、ファンの皆さまの期待に応える結果を出すためにも、試合までの時間を大事に過ごしていくことになります。 フィジー戦まで、あと4日です。 ビル群の間でラインアウト ボーズウィックスポットコーチの細かい指導 午後は秩父宮ラグビー場で ■2012年5月31日(木) at 東京・秩父宮ラグビー場 IRBパシフィック・ネーションズカップ東京合宿2日目です。 合宿2日目となる今日は、早朝、午前、午後の3部練習。 フィットネス、ウェイトトレーニング、スキルトレーニング、チームトレーニングととてもタイトなメニューが選手たちに課せられます。 ボーズウィック スポットコーチによる、ラインアウトを中心としたセッションでは、新たな練習や、イングランド代表、サラセンズでの経験を生かした指導が行われ、選手たちも貪欲にそのノウハウを吸収しようとトレーニングに集中します。 新たなステージに挑戦する日本代表には立ち止まっている猶予はありません。一歩ずつ、日々のレベルアップを目指して明日からも、ハードなトレーニングは続きます。 明日はフィジー代表戦に向けたメンバー発表が行われます。 昨年は最後の逆転トライで、大会初優勝を飾った日本代表ですが、現在ランキング下位(日本14位/フィジー16位 5/28現在)とはいえ、実力上位のフィジー代表を相手に、「JAPAN WAY」の真価が試されます。 フィジー戦まで、あと5日です。 キャッチングの練習 意識を集中 桑水流選手 ラインアウトリフト 飛ばします! 厳しい練習でも笑顔の竹中選手 経験豊富 ニコラス選手 ハンズアップ 藤井選手 ■2012年5月30日(水) at 東京・秩父宮ラグビー場 新生日本代表の、次のステップとなる、IRBパシフィック・ネーションズカップ(PNC)に向けた合宿がいよいよ本日から始まります。 再集合初練習 初日から走ります スクラムの姿勢をチェック ボーズウィックコーチ 新しいメンバーも加えた、31名の選手たちが今日、東京に集合しました。 アジア五カ国対抗を戦い抜いたメンバーに、経験とポテンシャルそれぞれを持つ新メンバーが加わり、チームが目指すのはもちろん優勝。昨年に続く連覇。世界トップ10を目指す日本代表の最初の関門となります。 「世界一のフィットネス、世界一のアタッキングチームを目指し、常に過去から変わり続ける勇気を持ちましょう。あなたたちは日本ラグビーの歴史を新しく作ることができます」(ジョーンズHC) ファーストミーティングでは、ジョーンズHCから日本代表が目指すべき姿が改めて示されました。 「とても楽しみ。PNCがどういう大会か経験したことがないから、わからないけど、いい大会で、素晴らしい相手と試合ができるということ、そしてこのメンバー、このチームで試合ができることを嬉しく思う。一日一日、またレベルアップしていこう」(廣瀬キャプテン) 強豪を相手に厳しい試合が想定されますが、廣瀬キャプテンを先頭に、チームは前を向いて進むだけです。 2011年のワールドカップのキャプテンを務めた、菊谷崇選手(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)、同大会で中心選手の一人として活躍し日本代表35キャップを誇る、ニコラス ライアン選手、昨年新人ながらトップリーグ2位のパナソニック ワイルドナイツで試合出場を重ねたヘンドリック・ツイ選手、ジュニア・ジャパンから日本代表へステップアップ、そしてチャレンジとなる長野正和選手(ヤマハ発動機ジュビロ)、以上4名と、イングランドのサラセンズで現役キャプテン(イングランド代表57キャップ!)でもある、スティーブ・ボーズウィック スポットコーチが加わった日本代表が、いかにPNCを戦い抜き、「JAPAN WAY」を示すことができるか、どうぞご期待ください。 そして何より選手たちの後押しとなる、ファンの皆さんのご声援をよろしくお願いいたします。 ◎菊谷崇選手 「2015年につながるよう頑張りたい。まだ今の状態では日本代表のレベルではないので、しっかりやっていきたいと思います」 ◎ニコラス ライアン選手 「フィットネスがまだまだですが、皆と一緒にファイトしていきたいと思います」 ◎長野正和選手 「初めての代表ですが、皆さんに少しでも追いついていけるよう、頑張ります」 ◎ヘンドリック・ツイ選手 「コミュニケーションをとって、頑張っていきたいと思います」