「日本代表 vs 香港代表」試合結果

●試合日 2012年5月19日 14時キックオフ
●会場 東京・秩父宮ラグビー場
●試合結果 日本代表 67 - 0 香港代表
 (前半29-0)

マッチレポート

HSBCアジア五カ国対抗2012(A5N)第4節、日本-香港戦

日本代表 67-0 香港代表 日本代表 67-0 香港代表 日本代表 67-0 香港代表 日本代表 67-0 香港代表

ここまでカザフスタン、UAE、韓国に3戦3勝の日本は終始安定した試合運びで、前半5トライ・後半6トライを奪い失点はゼロ、エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)の秩父宮デビュー戦を会心の勝利で飾った。

香港のキックオフで始まった前半5分、ポイントを連取した日本が最後は3対2の状態で左に展開し、WTB廣瀬からパスを受けたCTB田村がトライ。8分にもディフェンスの穴をついたSO小野がゴール前に迫りラック、FL佐々木がラック左にもぐりこんでトライ。
11分頃一時香港が攻撃に転じるが、ライン際のWTBへのFB五郎丸のタックルが相手の反則を誘いすぐに日本のペースに戻した。

17分にも左ラインアウトモールからポイントを連取、最後はディフェンスが崩れ、SO小野がなんなく左中間にトライ。
その後前半は27分、No8マイケル・リーチからパスを受けたWTB廣瀬のトライ、35分WTB小野澤のトライと続き、29-0と大きくリードした。
前半が終わった時点で目に付いたプレーは、FWの核としてNo8マイケル・リーチが再三見せた激しいプレー、SH日和佐のテンポのよい球出しと、SO小野の好リードであった。

後半も日本の圧倒的な攻撃が続き、2分 WTB小野澤、6分 No8マイケル・リーチ、12分
入替で途中出場のLO伊藤がトライを重ねた。18分にも相手のパントをカウンター攻撃、FB五郎丸がハーフライン付近から一人で抜け出し左隅にトライ。

後半13分にSOが小野から立川に、29分にSHが日和佐から藤井に交代(入替)しているが、18分から35分の間、少しトライの間隔が開いたのは、26分にNo8マイケル・リーチがレイトタックルでシンビンとなり一時退場したことと、ハーフ団の交代で少しリズムが変わったことが影響しているかもしれない。
しかし全体的な日本の優位は変わらず、35分PR畠山のトライ、39分HO有田(途中出場)のラック上を飛び越えるような豪快なトライで締めくくり、後半38-0、トータル67-0の大差となった。

エディー・ジョーンズヘッドコーチと廣瀬キャプテンの新体制でスタートした2012年日本代表にとって、A5Nの優勝は大きな収穫である。6月に行われるパシフィック・ネーションズカップ、そしてフレンチ・バーバリアンズ戦の勝利を期待したい。

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