いよいよ、9月9日に開幕する、ラグビーワールドカップ2011 ニュージーランド大会
9月10日にフランス代表を相手に初戦を迎える日本代表が、ついに明日(8月30日)決戦の地、ニュージーランドへ向けて出発します。
出発に先立ち、日本代表は出発直前の会見、そして東京都庁の展望室での壮行会に参加しました。

日本選手団全員出席の記者会見
日本選手団全員出席の記者会見
日本ラグビー協会 森 喜朗会長

「ジョン・カーワンヘッドコーチは、4年前のラグビーワールドカップフランス大会を経て、日本代表として反省し、それを踏まえて強化を行い、国際試合では今年はIRBパシフィック・ネーションズカップで優勝するなど、これまで努力が結実した結果が出てきています。
我々日本ラグビーは2019年のラグビーワールドカップ日本開催の成功を最大の目標として掲げています。そのためにも、ホップステップジャンプ、今回のニュージーランド大会はホップとして、日本のラグビーファン、ラグビーの仲間、日本ラグビー120年の積み重ねの結集として迎えるためにも、今回の大会で良い試合を見せて欲しいと思います」

日本ラグビー協会 矢部達三専務理事

「ジョン・カーワンヘッドコーチが就任してから4年間、この4年間は勝つための準備を行う、4年間でした。『最低2勝』とよく言いますが、どのチームに対してもベストを尽くさなければ、勝利を得ることができないと、チームも我々も理解しています。
初戦から、金星を狙ってまいります。皆さまのご声援ご支援を引き続き、どうぞよろしくお願い致します」

ジョン・カーワン ヘッドコーチ

「ラグビー日本代表は、成長していると信じています。ラグビーワールドカップは、この日本代表がどれだけ成長したかを知らしめる、絶好の機会です。ジャパンスタイルと、自分たちの力を出しきれば、結果は出てくるはずです。

ボールを動かし、低く、はやく、アグレッシブなラグビーを見せたいと思います。

ワールドカップの試合は、この度の大震災で被災された方々にも見てもらうことができます。選手たちも、自らのプレーで夢や希望を届けられるのだと、理解しています。
そして、この4年間、努力を積み上げてきた選手たちに、この場を借りて感謝します」

菊谷崇主将

「日本の皆さん、被災された方々に多くの勇気と感動を伝えていきたいと思います。私の後ろにいる男たちが80分間、ひたむきに動き続けているところを見てください。そして自分たちが持っている『はやさ』をキーワードに、プレーします。
2019年の成功に向けて、2011年のワールドカップは、良いきっかけになるはずです。チーム一致団結して、頑張ります」

都庁での壮行会
都庁での壮行会
都庁での壮行会
石原都知事からも激励の言葉をいただきました