第1回 全国高等学校女子7人制ラグビーフットボール大会 セブンズアカデミー

6月30日、日本ラグビーフットボール協会は、本年7月に、神戸製鋼グループ特別協賛の下、「KOBELCOカップ2011 第1回全国高等学校女子7人制ラグビーフットボール大会」を開催することを発表いたしました。
全国から高校生の女子ラグビー選手が集まり、初心者から経験者まで、講習会や7人制の試合で、菅平のグラウンドで楕円球を追います。

矢部達三専務理事 金子明常務執行役員 門脇桃子選手
矢部達三専務理事 金子明常務執行役員 門脇桃子選手

 

 

(財)日本ラグビーフットボール協会
矢部達三専務理事

「我々日本ラグビー協会は、昨年決定したJRFU戦略計画にあるように、競技人口の増加、そして7人制ラグビーでメダル獲得を目指すことなどを、ターゲットとして掲げています。そしてこのたび、そのターゲットを達成すべく、日本ラグビー協会は、史上初めての開催となる、高校生女子による7人制大会、全国高等学校女子7人制ラグビーフットボール大会の開催を決定いたしました。
神戸製鋼所様につきましては、2005年度より全国高校合同大会、花園での全国高校大会の特別協賛社として、将来の日本ラグビーの宝となる、高校生世代を中心に、大変なご尽力をいただいています。そしてこのたび、この女子の新大会につきましても、開催の主旨にご理解をいただき、ご助力をいただくことになりました。この場をかりて、御礼申し上げます。
この大会を通じて、2016年のオリンピック、またその先の大会でメダルを獲得を目指す、若い世代の女子の活躍に、是非、ご注目いただきたいと思います」

神戸製鋼所
金子常務執行役員

「このたび当社グループが第7回全国高校合同大会、第1回女子7人制大会を支援させていただくことになりました。
2019年には日本でワールドカップが開催されますが、ラグビーを一層魅力のある競技に育成し、日本代表の活躍はもちろん、大会の成功が共通の願いだと思っています。そのためにも青少年を中心とするラグビー人口のすそ野を開拓し、拡大していくことが重要課題であり、特に2019年のワールドカップ開催時の中心世代である今の高校生への強化支援策が必要であるとお聞きしています。弊社ラグビー部も大会を盛り上げるために支援を行ってまいりました。
今回、男女7人制ラグビーが2016年の五輪から正式種目として採用され、女子ラグビーの強化を目的とし、高校生の女子の7人制大会を新たにKOBELCOカップに盛り込まれることから男子の大会に続いて、お手伝いをさせていただくことになりました」

(財)日本ラグビーフットボール協会
前田理事

「新大会となる高校女子7人制大会は25日に代表者会議が行われ、26日に開会式。27日、28日に試合が行われます。女子は経験者と初心者に分かれ、経験者は予選リーグと決勝トーナメントを戦い、初心者は講習会とエキシビションマッチに参加していただく予定です。全体で132名の参加が予定されています。
今年行われる、男子の合同大会につきましては、昨年と同様、U17チームは、日韓中ジュニア交流競技会に出場する、U17日本代表選考の機会となり、U18の選手は、花園で行われる全国高校大会の決勝前に、東西対抗戦への出場への道が開けています」

女子U18日本代表
大東文化大学第一高等学校2年 門脇桃子選手

「学校の部活動でラグビーをしています。ポジションはセンターとウィング。将来は代表になって世界で活躍できる選手になりたいと思います。女子はなかなか試合の機会がないので、このような全国大会が開催され、とても嬉しいです」

記念すべき第1回大会に参加します!
記念すべき第1回大会に参加します!