5月29日のセブンズフェスティバル2011にレフリーとして、日本に派遣され、レフリングを行ったアメリカ協会所属のブライアン・ザップレフリー及びダナ・ティーガーデンレフリーからのお礼のコメントが届きました。 カップ決勝を前に。中央にティーガーデン氏、その左にザップ氏 ■ブラインアン・ザップレフリー セブンズフェスティバル2011に関わった全ての皆様、および日本ラグビーフットボール協会へ 東京で、このように素晴らしい経験をさせていただき、また寛大なもてなしに、心より感謝いたします。今回のことは、アメリカと日本ラグビーのレフリー間の素晴らしい相互協力の促進に寄与し、末長い関係の構築がなし得たのではないかと、願うとともに確信しています。グラウンド内外での、皆さんのご配慮とご尽力に、大変感謝しています。 日本という、美しい国を訪れることは、私にとって本当に幸運でした。トーナメントの前後で、大変お世話になり、ありがとうございました。エキサイティングでやりがいのある大会において、プロフェッショナルで才能あるレフリーやレフリー委員の皆さんとレフリングをすることは、大変光栄なことでした。このような機会をくださり、ありがとうございます。この大会が地震や津波で被害を受けた方々を元気づけられたらと願います。 皆様にお会いできて嬉しく思います。近いうちに、日本のラグビーをまた経験できることを楽しみにしております。「Arigatou gozaimasu!」ありがとうございます! Sincerely, Brian Zapp USA Rugby Referee ◎Brian Zapp (USA協会所属) ブライアン・ザップ コロラド州在住の27歳、セラピーインストラクターをしている。 2005年にUSAレフリーレベル1を取得し、2010年USAパネルレフリーとして活躍中。 今後が期待される若手レフリーである。 ティーガーデン氏、左にザップ氏 ■ダナ・ティーガーデンレフリー 日本ラグビーフットボール協会、レフリー委員会、セブンズフェスティバル2011に関わった皆様、IRB、そしてこの素晴らしい経験を実現することにご尽力いただいた全ての皆様、ありがとうございました。 神聖なる日本ラグビーの本拠地に招かれたことを、また東日本大震災の甚大なる被害を受けられた方々のために、少しでもお役に立てたことを、心から光栄に思います。 日本ラグビーは、深い文化と伝統という、長く、誇りある、成功の歴史があります。今大会のIRBへの要請だけではなく、日本ラグビーの文化と伝統と歴史的発展としての位置づけでもあります、本大会のカップファイナルにアポイントされた、「信頼」という贈りものに大変恐縮しております。 ラグビーの趣旨書にもあるとおり、ラグビーはみんなのためのゲームです。もし今回の私の参加やパフォーマンスにより、自分自身や他の人にとって「不可能」の可能性があるということに、人々が気付く助けになったならば、試合のためだけでなく人間の在り方に対しても、大変良いことをしたとのだと思います。次回またお会いし、ともにラグビーを称えあえることを、楽しみにしております。 Dana Teagarden ◎Dana Teagarden (USA協会所属、IRB女子パネルレフリー) ダナ・ティーガーデン アメリカ空軍アカデミー大学とカンザス州大学を卒業し、土木工学の学位を持つ。 現在商業施設のプロジェクトマネージャーとして、国際宇宙ステーションの一部、セイルボート建設を担当している。 1988年にラグビー、1989年にレフリーを始め、1999年まで選手とレフリーを続けていた。 選手としては、1991年大学選手権でMVPを受賞、アメリカ代表選手として、フルバック、フライハーフ、フランカー、NO8として活躍した。 1996年大学選手権プレーオフに向けてフロリダ州大学のコーチをした。 1999年から2005年まで、仕事に集中するため、ラグビー活動を中断し、2005年に活動を再開した。現在IRB女子パネルレフリーで国際的に活躍している。 <主なレフリー経歴> 2006&2010 Women’s Rugby World Cup 15s 2009 Rugby World Cup 7s USA Rugby International Panel IRB Female Match Official Panel 2007年のサンディエゴのIRBセブンズトーナメントでボウル決勝(アルゼンチンvsトンガ)を含む6試合を担当し、国際試合決勝で男子試合のレフリーを担当する初めての女子レフリーとなった。 2010年のオランダvs香港戦はIRBによるアポイントで、男子15人制の試合を初めて担当した女子レフリーでもある。