メンバー・スケジュール

4月21日

「アジアラグビーチャンピオンシップ2017」初戦の韓国代表戦を翌日に控え、本日は試合会場のIncheon Namdong Asiad Stadiumでキャプテンズラン(試合前日練習)を行いました。

Incheon Namdong Asiad Stadiumは2014年に行われた「第17回アジア競技大会」では、男女セブンズの試合会場として使用されたスタジアムです(約5,000人収容)。

キャプテンズランを終え、ポーズをとる流キャプテン、日野選手、小倉選手。

カメラを見つめ続ける柳川選手。

キャプテンズラン終了後、帰りのバスの様子。

流キャプテンをはじめ、試合登録メンバー23人のうち11人の選手がノンキャップ(テストマッチに出場したことがない選手)ですが、選手たちはリラックスした雰囲気でキャプテンズランを終えました。

試合は明日、4月22日(土)12:07キックオフ。
11:55からJ SPORTS 1で生中継があります。
日本からの応援をどうぞよろしくお願いします。


4月20日

「アジアラグビーチャンピオンシップ2017」初戦の韓国代表戦に向け日本代表は本日、韓国・仁川に移動しました。
暖かかった沖縄とは違い、少し肌寒い韓国ですが、ラグビーをするにはちょうどいい気候です。

空港到着後は、自分たちで荷物をトラックに積み込みます。

ホテル到着後は、移動の疲れをとるためプールでリカバリーを行いました。

試合の前日となる明日は、試合会場のIncheon Namdong Asiad Stadiumでキャプテンズラン(試合前日練習)を行います。


4月19日

「アジアラグビーチャンピオンシップ2017」初戦の韓国代表戦を3日後に控え、本日の午前中は試合3日前の恒例行事を行いました。

キャプテンが試合の様々な要素を紐解いていくセッションで、ピッチの図が描かれている大きなバナーをグラウンドに置き、様々な確認を行います。

その後はユニットトレーニングを行ったあと、ジムに移動。

こちらは水が入った「アクアバッグ」を使用したトレーニングを行う浅堀選手。
横に持った状態から、身体をひねりながら上に持ち上げます。その際、片足は台の上に。

細田選手が行っているのは、バーベルを持ち上げながら両足を前後に開く(=スプリットする)、「スプリットジャーク」。

ラダートレーニングを行う、徳永選手、坂手選手、日野選手。
パワー系のものだけでなく、俊敏性を向上させるメニューも組み合わせ、バランスよいトレーニングを行っています。

ゴムバンドを使用したトレーニングを行う、伊東選手。

ゴムで下に引っ張られる中で、その力に逆らいながら上にジャンプしています。

ウェイトを両手で持ち、身体の前面、横(床に向けて)、上に腕を伸ばします。
腕が身体の近くにある時はあまり負荷はかからないですが、身体から離れれば離れるほど負荷がかかるため、体幹が鍛えられます。

トレーニング後は栄養補給をしっかりと。
プロテイン、ナッツ、バナナやドライフルーツなどを摂っています。

カメラ目線の坂手選手。

午後はグラウンドで実戦形式のトレーニングを行いました。
明日20日に韓国に移動するため、これが沖縄での最後のトレーニングです。晴れて沖縄らしい天気となりました。

練習後は円陣を組み、終了。

全体練習後、キックの練習をする中村選手。

同じく、キックの練習をする松田選手。

その後は、アイスバスのかわりに、ホテルの前にあるビーチに入りリカバリーを行いました。

沖縄に着いてからは天気があまり良くない日が続きましたが、最終日に沖縄らしい思い出を作ることができました。

海に浮かぶイラウア選手。

また、本日は「アジアラグビーチャンピオンシップ2017」初戦、韓国代表戦の試合登録メンバーを発表しました。

1. 石原 慎太郎
2. 日野 剛志
3. 渡邉 隆之
4. 大戸 裕矢
5. 宇佐美 和彦
6. 柳川 大樹
7. 小澤 直輝
8. 徳永 祥尭
9. 流 大(キャプテン)
10. 小倉 順平
11. アマナキ・ロトアヘア
12. 中村 亮土
13. 山中 亮平
14. 野口 竜司
15. 尾﨑 晟也
16. 坂手 淳史
17. 浅堀 航平
18. 須藤 元樹
19. 小瀧 尚弘
20. 細田 佳也
21. 小川 高廣
22. 松田 力也
23. 伊東 力

キャプテンの流選手を含めノンキャップの選手が23人中11人おり、それらの選手は今試合に出場すると日本代表として「初キャップ」を獲得します。

また、明日はついに、試合の会場となる韓国・仁川に向け移動します。
韓国には上記23名に、堀越康介選手(帝京大学)と山沢拓也選手(パナソニック ワイルドナイツ)を加えた25名で遠征します。


4月18日

「アジアラグビーチャンピオンシップ2017」初戦の韓国代表戦まで、あと4日。
2日前の16日に沖縄に着いてからは残念ながら天気にめぐまれておらず、今日も雨の中でのトレーニングとなりました。

午前中はFWとBKにわかれてトレーニングを行いました。

FWはスクラムやラインアウトの練習を行いました。

エリアごとのアタックオプションの確認。
こちらは、ラインアウトからモールでのアタックオプションです。

 

全体練習後、二人でスクラムの確認を行う堀越選手(左)と三浦選手(右)。
堀越選手は帝京大学、三浦選手は東海大学、どちらも大学4年生の二人です。

午後も引き続きグラウンドで、実戦形式のトレーニングを行いました。

本日の午後は、沖縄合宿が始まってから一番ハードなトレーニングとなりました。

ハイパントキャッチの練習をする山田選手。

星野アシスタントS&Cコーチに頭をおさえてもらい、首を鍛える谷田部選手。

恒例の、トレーニング後のアイスバス。氷を入れた冷たい水に浸かり、トレーニング後の身体のリカバリーを行います。
アイスバスの冷たさを全力で表現する日野選手。

その後は、地元の小中高生約100人を対象にラグビークリニック(ラグビー教室)を実施しました。

4つのグループにわかれて、ラン・パス・キック・ブレイクダウンのスキルトレーニングを一通り行ったあと、最後は全員で"手つなぎ鬼"を行いました。
趣向を凝らしたプログラムは全て山田章仁選手の考案。

最後には全員で集合写真を撮影し、元気いっぱいの子供たちから選手もパワーをもらいました。

クリニック終了後、メディアの取材を受ける沖縄出身の知念選手。
「沖縄に住んでいたときは、ラグビーをまだやっていなかったので、ラグビーをしている子供たちがこんなにたくさん沖縄にいるということを知らなかった。今回地元でこのような活動ができて本当に嬉しい。今後沖縄からもっと日本代表選手が出てきてほしい」と知念選手。

この後、クリニックに参加した子供たちからサインを求められたり、写真の撮影に応じたりしていました。

試合3日前となる明日は、「アジアラグビーチャンピオンシップ2017」初戦 韓国代表戦のメンバーを発表します。


4月17日

4月22日に開幕する「アジアラグビーチャンピオンシップ2017」に向けた直前合宿のため、昨日16日に沖縄・読谷村に集合した日本代表。
今朝はジムでのウェイトトレーニングからスタートです。

ベンチプレスでマルジーン・イラウア選手があげているのは130kgのウェイト。

ウェイトをつけて懸垂を行う、地元沖縄出身の知念選手。
知念選手は約3年前にハンマー投げからラグビーに転向した、異色の経歴の持ち主です。

カメラ目線の坂手選手。

中に水が入った「アクアバッグ」を使ったトレーニング。
重い上に中で水が動くため、体を鍛えていない人は担ぐことすらままならないそう。

ゴムバンドを使ったトレーニング。
この状態で、小さな歩幅で前後左右に動きます。

不安定なバランスボールの上で、バーベルのプレートを左右に動かすトレーニング。
体幹を鍛えるトレーニングです。

トレーニングの最後には、ドライフルーツ、ナッツなどの補食や、プロテインを摂ります。

午後はグラウンドに出てトレーニング。
5日後に控えた「アジアラグビーチャンピオンシップ2017」初戦の韓国代表戦に向け、試合を想定した練習内容です。

アタックのオプションの確認などを行いました。

こちらはゲーム形式のトレーニングの様子。
2チームに分かれ、タッチフットのようにパスをつなぎ、得点を競います。
得点は各5mライン上に3つあるタックルバッグにトライしたら2点、5mラインにトライしたら1点。
使用するのはグラウンドの半面ですが、ボールは2つ。
攻守が変わったり、様々なことが同時に起こるので、グラウンドを広く見ながら状況判断をすることが重要になります。
頭と体をフルに使うトレーニングです。

ゲームとはいえ、トライする選手たちは嬉しそうな表情。

トレーニング後は、氷を入れた「アイスバス」でリカバリー。

ぎゅうぎゅうのアイスバス。
いくら暖かい沖縄と言えど冷たいアイスバスに顔をしかめる選手も多い中、柳川選手(手前)は余裕の表情です。

あさって4月20日には韓国へ移動するため、沖縄でトレーニングを行うのはあと残り2日。
明日も午前、午後ともにトレーニングを行います。