2011年4月23日から、アジアラグビーフットボール協会主催で開催される「HSBCアジア五カ国対抗2011(HSBC Asian Five Nations 2011)」のスケジュールが発表されました。
今年度のアジア五カ国対抗のトップ5チームは、日本、カザフスタン、香港、UAE(アラブ首長国連邦)、そして、ディビジョン1から昇格した、スリランカの5チームです。
なお、ラグビー日本代表の活動スケジュールについては、2月末の「2011年度日本代表スコッド発表会見」にて発表の予定です。
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HSBCアジア五カ国対抗2011 スケジュール
TOP 5 |
日程 |
対戦 |
HOST UNION |
4月23日(土) |
スリランカ vs UAE |
スリランカ |
4月23日(土) |
カザフスタン vs 香港 |
カザフスタン |
4月29日(金) |
UAE vs カザフスタン |
UAE |
4月30日(土) |
香港 vs 日本 |
香港 |
5月7日(土) |
カザフスタン vs 日本 |
タイ |
5月7日(土) |
スリランカ vs 香港 |
スリランカ |
5月13日(金) |
UAE vs 日本 |
UAE |
5月14日(土) |
カザフスタン vs スリランカ |
カザフスタン |
5月21日(土) |
日本 vs スリランカ |
日本 |
5月21日(土) |
香港 vs UAE |
香港 |
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【アジアラグビーフットボール協会から】
アジアラグビーフットボール協会は、1月19日、香港にて「HSBCアジア五カ国対抗2011」の大会スケジュールやスポンサーについて記者会見を開催しました。
この「アジア五カ国対抗」は、今年度も引き続き、HSBCを特別協賛として開催されます。
なお、本記者会見には、日本代表の五郎丸歩選手(ヤマハ発動機ジュビロ所属)が参加しました。
日本で開催される会場及びキックオフ時間等につきましては、追ってご案内します。
アジア協会より、本大会に向けて
今年度「アジア五カ国対抗」最大の注目は、本大会のタイトル・スポンサーであるHSBCが、本大会に加えて、急速な発展を見せているアジアン・セブンズ・シリーズのタイトル・スポンサーになるなかで、ワールドカップに出場する日本代表でしょう。
本大会は、本日、HSBCがタイトル・スポンサーとしての契約をさらに2011年から2013年まで3年間更新したことにより、さらに大きな後ろ楯を得たことになります。加えて、この世界的大銀行であるHSBCは、今年から従来の2大会から4大会へと発展を遂げる「アジアン・セブンズ・シリーズ」のスポンサーとなることで、さらにその重みを増すことになります。
前年度チャンピオンの座を守る立場にある日本は、アジアを代表して、今年9月から10月にNZで行われる「ラグビーワールドカップ」で戦うことになりますが、HSBC A5Nのトップ5の戦い中でも頭ひとつ抜けた存在となるでしょう。
日本戦4試合の内、3試合がアジア全域でTV放送され、昨年2位のカザフスタンとの試合は中立国の都市バンコクで開催されます。これは、同じ週に同地で行われるディビジョン ll の試合に注目を集めるのにも役立つ動きとなると思っております。このトップ5の母国以外での試合の開催地を募る入札においては、大会開始以来、初めて中立の開催地でのエリート・マッチの実施が決断されました。それでも、日本のヘッドコーチのジョン・カーワンは、タイには在外邦人が大勢暮らしているので、ホームで戦えるような気持ちでいられるとのことでした。
改めて、この4/5月に開催されるトップ5の大会では日本が優勝する可能性が強く、カザフスタンと香港が2位の座を争うことになるでしょう。
また、トップ5の大会にスリランカが初めて参加します。スリランカは昨年ディビジョン l で優勝し、トップ5で最下位となり降格した韓国と入れ替わって昇格してきました。その他の変更点としては、アラビアンガルフが、IRB の地域別協会から国別協会への動きに従い、昨年12月のドバイ・セブンズ以降、UAEにとって変わられることとなりました。
トップ5の試合は、アジア地域において、2011年からテレビ放映が初めて行われることになったHSBC A5Nディビジョン l 大会の試合と共に、テレビ放映されます。
アジアのラグビーは、本日、発表された新HSBCアジアン・セブンズ・シリーズの発表によりさらに刺激を受けました。
上海とボルネオの両大会は同シリーズの開幕直後の大会として9月に開催され、その後タイとインドで非ランキング対象大会として、今年の後半に大会が予定されています。今後の2年間で2012年にはランキング対象大会を3つに、そして、2013年には4つの大会全てをランキング対象大会へと拡大していく予定です。同大会のランキングはHSBCセブンズ・ワールド・シリーズへの招待枠を決定する際やアジア競技会その他の多種目スポーツ大会のシード順の決定に利用されることになります。
HSBC香港のCEOであるMark McCombe(マーク・マコーム)氏は、「今日は、HSBC にとって、重要かつ胸のときめく新たな1日となりました。なぜなら、今日はラグビーをアジアで普及させることに対する当社のコミットメントをさらに強固なものとすることのできた記念すべき日となったからです」
「A5Nは、初回大会以来大きな発展を遂げ、アジア地域での人気が高まってきています。HSBCセブンズ・ワールド・シリーズに加えて、新たにHSBCアジアン・セブンズ・シリーズに投資することにより、2016年のオリンピックに向けて、このセブンズという短縮された形のラグビー競技を通じて、これまで以上に多くの人がラグビーにかかわってくださるようになることを願っています」と語りました。
アジア・ラグビー・フットボール協会の副会長、トレバー・グレゴリー氏は、HSBCのラグビーへの投資を歓迎するとともに、それがアジアにおけるラグビー競技の普及と発展に必要不可欠なものであると述べました。
グレゴリー氏は、「HSBCの継続的な支援に感謝したいと思います。A5Nは、これまでも、アジアにおけるトップレベルと草の根の双方のレベルでの普及と発展に不可欠な大会でした。今回、さらにHSBCとの提携を新たに出来ることにわくわくしています」と語りました。
同氏は、さらに、「新たにHSBCアジアン・セブンズ・シリーズが実現したことは、この大いなる発展が今以上に拡大することを約束するものです。2008年のA5Nの創設以来、我々は長足の進歩を遂げてきました。そして、今これから3年の間にアジアのラグビーが遂げるであろう発展を楽しみにしています」と付け加えました。