平成22年8月27日(金)~29日(日)、熊本県阿蘇市の「阿蘇青少年交流の家」において、ラグビーマガジン杯CUP 第37回九州少年ラグビー交歓会を実施した。本年度は、九州各県より38スクール・31チーム(合同チームを含む)、選手395名、指導者95名の合計483名のご参加を頂いた。

Aブロック 筑紫丘 vs かしい
Aブロック 筑紫丘 vs かしい

 

交流試合は、Bブロック選抜(Bブロック参加からの推薦選手)を加えた32チームを、申込み時の希望ブロック(A/B/C/D)に分け、2日間で計3試合ずつ行った。規定参加資格(6年生10名以上で1チーム)の為、人数が満たないチームは合同チームで参加し、今年は(太宰府RC/筑紫丘B)(長崎中央/長与)(日向/延岡少年)(熊本/グリーンベルト)(日田/玖珠少年)(臼杵/別府/大分BJ)(読谷/コザ)(鹿児島AB/霧島/鹿屋)(北茂安/嬉野)の過去最多9チームがC・Dブロックにエントリーした。

熱戦の結果、Aブロックでは、抜群の得点力をみせた長崎RS、安定した試合運びのつくし・筑紫丘・中鶴の福岡勢、素晴らしいディフェンスの大分が3勝を上げた。
Bブロックは、春先から口蹄疫の影響で対外試合も実施できなかった宮崎県勢が健闘し、宮崎RSが3勝、日向・高鍋が2勝をあげ存在感を示した。
C・Dブロックは、合同練習を重ねた連合チームが多い中、C(長崎中央/長与)D(鹿児島AB/霧島/鹿屋)が3勝をあげ、人数規定に満たないチームも参加できるようにした九州交歓会特有の参加資格が、成果をあげた。

今年も阿蘇の交歓会は、「交流試合」だけではなく、「選手交流会=アフターファンクション」や、講師をお呼びした「指導者講習会=コア・トレーニング」等、九州・沖縄のラグビースクールの選手・指導者が会する機会を最大限有効に活用する日程を組んだ。昼間の試合相手と夜の交流会(選手・指導者ともに)で語り合う「ノーサイドの精神」が具現化でき、「大会」ではなく「交歓会」が、選手達の思い出になったのではないかと思う。

大会運営に際し、御協力頂いた(株)ベースボール・マガジン社様始め関係各位、指導者・保護者の皆様、選手達に文末をお借りして感謝申し上げます。

九州ラグビーフットボール協会
普及育成委員会小学生部門担当 徳田 謙介

 

Bブロック 選抜チームの突進
Bブロック 選抜チームの突進

 

吉原トレーナーによる「コア・トレーニング講習会」
吉原トレーナーによる「コア・トレーニング講習会」

 

Aブロック みやけ vs 大分
Aブロック みやけ vs 大分

 

8月29日、熊本県阿蘇市「阿蘇青少年交流の家」にて
8月29日、熊本県阿蘇市「阿蘇青少年交流の家」にて