●8月16日(月)
大会に向け、新生「U20日本代表」が活動スタート
本日16日(月)、東京都内に、新生「U20日本代表」が集合し、タイ遠征に向け活動をスタートしました。
元木ヘッドコーチから、「厳しいセレクション合宿を経て、『U20日本代表』に選ばれ、おめでとう。しかし、これからが大切。日本を背負っている。日本代表として戦う覚悟はできているか」と、選手たちに、「日の丸」と「桜」のジャージの重さを選手たちに伝えていました。また、「今回のターゲットは、『4H(はやく、低く、激しく、走り勝つ)の習得』。すべてのプレーに4Hを意識するように。また、『前に出続けて、相手にプレッシャーを掛ける』、『コンタクトエリアでは激しさと精度のアップ』、『チームプレーとユニットプレーをしっかりする』」以上の3つを挙げ、チームとしての形、チームとしての土台作りをし、圧倒的に勝つことを目標に掲げました。
最後には、「タイでは何が起こるかわからない。動揺しないよう、チームが一つになれるように」と話しました。
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元木HCより挨拶 |
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左から野田BKリーダー、吉川バイスキャプテン、金キャプテン |
元木HCからの挨拶が終わったあと、ヘッドコーチより、キャプテン、バイスキャプテン、スクラムリーダー、BKリーダーの発表がありました。
今回、キャプテンに選ばれたのは、早稲田大学のFL金選手。金選手からは「トーナメントに負けていい試合は一つもない。日本代表としてのプライド、責任を持ち、また、今回選ばれなかった選手たちの気持ちも持って、必ず優勝しよう!」と、リーダーとして力強いコメント。
また、バイスキャプテンの東海大学SHの吉川選手は「日本を背負って戦うことは一人一人の自覚が大事。バイスキャプテンになったということはそれだけ期待されているということだと思います。必ず優勝できるようにまとめていきます」とコメント。
続いて、BKリーダーの帝京大学CTBの野田選手からは「大会まで日数がないが、このチームが一つになれるよう、まとめていきたいです」と、それぞれが、リーダーとして、既に自覚を持った挨拶でした。(スクラムリーダーの明治大学PR榎選手は、自チーム合宿からの合流のため、ミーティングではコメントはありませんでした)
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この24名が「U20日本代表」です |
各リーダー発表後、中竹コーチングディレクターより、「U20日本代表に選出され、おめでとう。このチームのみんなには、自分で考え、また自分で課題を見つけ、自律しながら成長していって欲しいと思います。それができて初めて『4H』が生かされる。一番選手たちに期待しているのは、ウォーミングアップから。『やらされている』のではなく、自らしっかりと体作りをし、準備してから、練習に入ること。スタッフからモチベーションを上げるのではなく、必ず自分たちで動いて上げていってください。U20日本代表選手たちが、後輩たちの良い見本となるように。全員がリーダーです」と、日本代表選手になる限り、自分たちで、自律し、自分たちでチームの雰囲気を作っていかなければならないと強調しました。
続いて、原トレーナーより、コンディショニングについての説明があり、練習のため、東京ガス大森グラウンドへ移動。
本日も日差しが強く、とても暑い中での練習開始となりました。
グラウンドに到着後、真下副会長・専務理事が、激励の挨拶にグラウンドに。
「練習日数が少なく、チームとしてまとめるのは大変難しいことではあるが、キャプテンを中心に、元木HC、スタッフの言うことをしっかり聞いて、規律ある行動をし、試合に臨んで下さい。今回の大会は、アジアのリーダーである日本は、絶対に負けてはならない試合。最後まで諦めずに全力を尽くすこと。また、自分自身でコンディショニングの管理をしっかりするように。2019年の日本で開催されるワールドカップの中心となるのは君たちです。それもしっかり視野に入れて、頑張って戦ってきてください」と選手たちに激励の言葉を掛けていました。
日本代表太田GMも「ここに集まっているのは、2019年のワールドカップで中心になる選手たちです。世界を見据え、優勝し、来季のJWRTに出場してください。そして、JWCに返り咲きましょう」と、激を飛ばしていました。
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真下副会長・専務理事から激励のご挨拶 |
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「アジアのリーダーになるように!」と激が飛ばされました |
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各々で集中してウォームアップ |
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ウォームアップは入念に |
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フィットネスを確かめます(マルチテスト) |
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「チーム」になるために選手たち自身で練習中も話し合います |
いよいよ、大会に向け、初日の練習開始。
先ほどのミーティングでの元木HC、中竹CDが言っていた「自主性」「自律」をしっかりと心に置いて、各々が、しっかりと体を動かせるように準備していました。
原トレーナーのウォームアップ終了後、フィットネステストのマルチを開始。
数値を上げていくのも大切ですが、この暑く厳しい中で、どれだけ集中しながらできるかも重要なポイント。そんな中でも金キャプテンは、最後まで諦めず、トップの数値をマーク。こんな場面でもリーダーシップを発揮しているところに感心させられました。
マルチテストの後は、基礎的な練習を実施し、その後、ユニットに分かれてトレーニングを実施し、本日のメニューは終了。
暑い中でも集中力を切らさないように、金キャプテンが中心となり、声を出し、鼓舞していました。選手たち同士でコミュニケーションを図り、「1チーム」になれるよう、初日から意識しているようでした。
大会まで日数もなく、この合宿は大変厳しい合宿となります。
ぜひ、この新生「U20日本代表」選手たちに熱いご声援、お願いいたします!
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有水FWコーチ、一緒にモールに入りながらの指導 |
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初日の練習を終えて、報道対応する元木HC |
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報道対応する金キャプテン |
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榎スクラムリーダーです |
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吉川バイスキャプテン |
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野田BKリーダー |
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クールダウンしながらも選手同士でコミュニケーションを |
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