2012エアニュージーランド
19th ゴールデンオールディーズ・ワールドラグビーフェスティバル福岡
開催決定発表記者会見

記者会見全景
記者会見全景

世界中の35歳以上のラグビー愛好家の為の国際大会「ゴールデンオールディーズ・ワールドラグビーフェスティバル」の次回大会(2012年)がアジアで初めて、ここ日本、福岡市で開催されることが決定いたしました。
7月22日、福岡市で開催された開催決定記者会見には多数のメディアが訪れ、世界中から4,000名以上のプレーヤーとその家族や関係者が集うこの大会の価値や意義が説明されました。

地元テレビ局も多数駆けつけた   大会世界事務局キース・ロビンソン氏   過去の大会の様子がスクリーンに映し出された
地元テレビ局も多数駆けつけた 大会世界事務局キース・ロビンソン氏 過去の大会の様子がスクリーンに映し出された

<ゴールデンオールディーズ世界事務局 キース・ロビンソン氏>
「まず初めに、アジアで初めて、ここ福岡でゴールディンオールディーズ・ワールドフェスティバルが開催されることが決定したことに対し、招致委員会を初めとした関係者の皆様にお祝い申し上げます。
この招致に際し、福岡県、福岡市などの開催自治体や地元の実業界並びに日本ラグビーフットボール協会及び九州、福岡の地元ラグビーフットボール協会による多大なサポートに感謝申し上げます。

この大会は1979年の第1回大会から2年に一度南半球と北半球で交互に開かれているわけですが、19回目となる2012年大会には北半球の11の都市が招致に立候補し、最終選考に残った他の三都市、米国ラスベガス、デンバー、クリーブランドを抑え、福岡市が開催権を獲得することとなりました。

決定に至った要因と致しまして、大会開催に必要なラグビーファシリティーや宿泊施設、観光資源の充実度、福岡市がニュージーランド、オークランド市と姉妹都市であるということなどがあげられますが、何よりも、今回の招致に関わった方や、福岡のラグビー関係者の人々の熱意や質の高さがその決め手になったと感じております」

中央に招致委員長末吉紀雄氏
中央に招致委員長末吉紀雄氏

<福岡大会招致委員会 委員長 末吉 紀雄>
「私どもの念願であった、本大会の福岡招致が実現したことに感謝申し上げます。
先ほど、キース氏からもありましたとおり、この招致実現の原動力となりましたのは、関係者の熱い想いであったと確信しております。関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

世界各国から4,000名以上のプレーヤーとその家族が、一週間以上にわたりここ福岡に滞在し実施される本大会は、昨年決定された、ラグビーワールドカップ2019年大会の日本開催にもつながるものであり、本大会開催により、日本に於けるラグビー人気が更に高まるものと期待しております。
また、開催地を中心とした経済効果も大変大きなものと見込まれており、観光庁の提唱される、『スポーツツーリズム』を体現するものとしての期待も大きなものです。
本大会に向け、福岡県民、福岡市民、地元企業が強固な『スクラム』を組み、素晴らしい『ノーサイド』を迎えられるよう、邁進してまいります」

<福岡市長 吉田 宏>
福岡市はユニバーシアード福岡大会を開催した1995年に「国際スポーツ都市宣言」を行いその後、数多くの国際スポーツ大会を開催してまいりました。また、福岡市は国内有数のラグビー都市でもあります。今回の本大会開催決定により、福岡市がますます国際スポーツ都市、ラグビー都市として浸透してゆくものと期待しております。

また、福岡は『アジアの玄関』として、本大会の更なる発展に貢献できるものと確信しております。
福岡市が今回の招致に成功した要因として、都市機能、観光資源などのバランスが非常によかったことが上げられるのではと考えます。本大会開催によりこの福岡の魅力を世界にアピールしたいと考えております。
招致にご尽力いただきました関係者の皆様に感謝申し上げます」

大会実行委員内山氏から大会の詳細が説明される   吉田福岡市長   牛尾福岡副県知事
大会実行委員内山氏から大会の詳細が説明される 吉田福岡市長 牛尾福岡副県知事

この他、溝畑観光庁長官よりビデオメッセージがあり、今回の大会が、観光庁が提唱する「スポーツーリズム」の目指すものに合致するものであり、「スポーツで日本を元気に」という理念に寄与するものとして、力強いお祝いの言葉が贈られました。

観光庁溝畑長官からのVメッセージ
観光庁溝畑長官からのVメッセージ