2010年6月19日(土)サモア

日本代表、サモア代表に11年ぶりの勝利

前半、日本代表のキックオフでスタートした試合は日本代表が序盤からボールを支配し、速い展開でサモアをゆさぶる。6分にアレジ選手がPGを決め、日本代表が先制点を挙げる。その後、日本代表もふたつのPGを許し、一時は3-6となるが、23分、サモア代表陣22m左のラインアウトよりポイントを作った日本代表はモールで敵陣ゴール前まで攻め込み、田中からアレジにパス。アレジがサモアの裏にボールをキックしてニコラスがゴール中央にトライ。コンバージョンもきっちり決め、10-6とリードする。その後も「ジャパンスタイル」である速いボール展開によりサモア代表から27分、32分と立て続けにトライを奪い、22-6とし、39分にさらにPGを奪い25-6で前半を折り返す。

後半5分に日本代表はPGを奪うが、その後サモア代表も反撃。12分にトライをとると、一時はサモアペースになりかけた。30分には7人制サモア代表の英雄、ミカエレ・ペサミノにトライを奪われ、28-16となり、会場のサモアサポーターも追い上げムードに大いに盛り上がる。しかし、日本は選手一人一人が前に出るディフェンスで追いすがるサモアにストップをかける。36分にはアレジ選手がドロップゴールを決め、31-16。37分には再びサモアにトライを奪われ31-23となり、サモアは最後の猛攻を仕掛けてくるが、日本代表は渾身のタックルでサモア代表を止め、フルタイムを迎えた。

「どんなチャンスも逃さず、得点に繋げることが勝利への道」と言ったカーワンヘッドコーチの言葉どおり、今日の日本代表は確実にチャンスを得点につなげ、勝利を掴んだ。11年ぶりとなるサモア代表戦の勝利。格上のチームからの勝利は選手たちの大きな自信へと繋がった。

◎本日2トライを上げたライアン・ニコラス選手
「サモアに久しぶりの勝利、本当にうれしいです。今日は選手全員がひとりひとりディフェンスができて、サモアにいいプレッシャーを与えられたと思います。今日の試合でみんなステップアップし、自信もついたと思います。来週のトンガ戦ももちろん勝ちたいです。今日はみんなで勝利を分かち合って、明日からトンガ戦に向けて気持ちを切り替えます」

2010年6月18日(金)サモア

昨日とはうって変わって快晴となったサモア・アピア。日本代表は午前にプールセッションを、午後は3時よりキャプテンズランを行いました。キャプテンズランは当初、試合会場であるアピアパークにて行われる予定でしたが、昨日の大雨によりグラウンドが使用不可となり、急きょ今週火曜日にも練習をしたセント・ジョセフカレッジのグラウンドにて行うこととなりました。

午前のプールセッション   ウォーミングアップを入念に   キャプテンズラン   トゥプアイレイ選手   試合で安定したスクラムを組むための最終確認
午前のプールセッション   ウォーミングアップを入念に   キャプテンズラン   トゥプアイレイ選手   試合で安定したスクラムを組むための最終確認

選手たちがグラウンドに到着すると空気がピンと張りつめた雰囲気に。選手達は「勝ちたい」という気持ちがヒシヒシと伝わってくる、そんな表情をしていました。
練習は「明日の試合ではひとりひとり責任を持ってプレーしよう。もう試合は始まっています。しっかり練習して、明日の3時40分のキックオフに備えよう」とのカーワンヘッドコーチの言葉でスタート。

キャプテンズランは約20分のウォーミングアップのあと実施されました。
菊谷キャプテンの主導のもと、アタック、ディフェンスの動きを先発メンバーとリザーブメンバーを入れ替えながら行いました。
キャプテンズランでは選手達が積極的に声を出し、明日の試合への士気を高めながら集中しているようでした。
練習後にはIRB(インターナショナルラグビーボード)の公式ウェブサイトの菊谷キャプテンへの取材も。菊谷キャプテンは英語で質問に受け答えするなど、頼もしい姿を見せていました。
パシフィック・ネーションズカップ第2戦、日本代表対サモア代表は明日6月19日(土)午後3時40分(現地時間)キックオフです。

英語で答えています
英語で答えています

2010年6月17日(木)サモア

いよいよ2日後に迫ったパシフィック・ネーションズカップ第2戦・対サモア戦を前に、日本代表は終日オフとなりました。この日は朝から土砂降りの雨が一日中降ったりやんだりを繰り返す天気。

選手はそれぞれジムに行ったり、部屋でくつろいだりなど、リラックスした時間のなかでサモア戦への気持を高めていきました。
また、この日は午後、大会のプレマッチ記者会見が行われ、太田ゼネラルマネージャー、カーワンヘッドコーチ、菊谷キャプテンの3名が出席。サモア代表のヘッドコーチらと一緒に記者会見に臨みました。

カーワンヘッドコーチは、次のようにコメント。
「先週のフィジー戦は満足できるものではありませんでしたが、修正すべき点を確認し、今週よい練習ができています。あとは雨さえ降らなければ、と思っています(笑)。過去2年、サモア戦では日本も良いパフォーマンスができていると思いますが、まだ結果がついてきていません。自分たちの力を出し切って、80分間日本のスタイルでプレーできれば、勝てるチャンスは充分にあると思っています。先週のサモア対トンガの試合を見て、今週末の試合は日本代表にとって大きなチャレンジになると思います。しかしまた、楽しみでもあります」

太田GMは「若い選手が多いチームですが、日本代表としてしっかり昨年よりも成長した姿をお見せできればと思っています」と話しました。
また菊谷キャプテンは「このような大会に参加できることを日本代表として感謝しています。この大会がスタートしてから日本は結果を出せていません。来年RWCも控えた今年、しっかり『勝つ』という結果を残し、日本のみなさんにラグビーの存在を示したい。今週末はフィジカルな試合になると思っているので、ボールを動かして日頃の練習の成果を充分に発揮して勝ちたいと思います」と週末の試合にむけ、気持ちを語りました。

また、サモアのヘッドコーチ・フイマオノ・ティキタフア氏が「日本代表はタフで早いゲームをしかけてくると思っています」と話すと、サモアのキャプテン・マホノリ・シュワルガー選手も「今週1週間、日本代表の試合のために準備をしてきました。先週トンガと試合を行いましたが、とてもタフな試合でした。この大会に参加しているすべてのチームは強い国ばかり。日本戦もタフな試合になると思っています。天気によってもゲームプランが左右されるので、土曜日の天気の様子を見ながらも試合を組み立てたい」と話すなど、日本を警戒している様子でした。

明日18日(金)、日本代表は午後3時からサモア戦前最後の練習、キャプテンズランを行います。

ジムでトレーニング   日本代表とサモア代表   太田GM(左)と菊谷キャプテン   参加4カ国の主将と、PNC優勝カップ   次の対戦相手サモア主将と
ジムでトレーニング   日本代表とサモア代表   太田GM(左)と菊谷キャプテン   参加4カ国の主将と、PNC優勝カップ   次の対戦相手サモア主将と

2010年6月16日(水)サモア

早朝に強い雨が降ったこの日、日本代表は大会のレガシープログラムである「ANZパシックネーションズカップMDGレガシーマーチ」に参加しました。
朝8時半からアピアの町を歩きました。このマーチ(行進)は大会スポンサーであるANZ銀行、そしてサモアラグビー協会と国連の協力により開催されたもので、国連が2015年を達成期限にMDG(Millennium Development Goal:ミレニアム開発目標)として掲げる、「普遍的な初等教育の達成」、「ジェンダーの平等の推進」、「女性の地位向上」や「妊産婦の健康状態の改善」などの目標に対し、「スポーツ」を通じて一丸となって取り組んでいこうというメッセージを込めて、行われています。

町を行進   参加者と記念撮影、大野選手   トンガの友人と   PNC参加の各チームキャプテンと   スピーチ前に笑顔の菊谷キャプテン
町を行進   参加者と記念撮影、大野選手   トンガの友人と   PNC参加の各チームキャプテンと   スピーチ前に笑顔の菊谷キャプテン

参加したのはPNC参加4チーム、地元小学校のラグビークラブの子供たち、またサモアで行われるオセアニアスイミング大会参加のため滞在している水泳の選手達、そして先日2009/2010ワールドセブンズシリーズでシリーズ優勝を飾った7人制サモア代表など多くのアスリート、そして子供たち。
アピアの海岸沿いの道・メインビーチロードを東から西へ町の中心に向かって約20分ほどマーチングしました。
町の中心部にある時計台のそばの広場に到着すると国旗の掲揚がされ、セレモニーがスタート。各主催者からのご挨拶などが行われ、また今回のマーチに参加している各スポーツチームより1名がこのレガシーマーチの意義を伝えるため、ステージに立ちました。
日本代表からは菊谷キャプテンが登壇。「多くを持っている者は助けを必要としている人を助けなければいけません」と英語でスピーチしました。

午後は15時からグラウンドにて練習を行う予定でしたが、キャンセルになりました。「今シーズンの日本代表として集合してから64日目。みんな疲れています。サモア戦でやらなければいけないことは充分理解しているはず。しっかり休養をとって、金曜日のキャプテンズランに臨みましょう」とカーワンヘッドコーチ。この日のスケジュールは夕方5時のアイスバスのみとなりました。
練習がキャンセルとなった時間、選手達は休養したり、キックやラインアウトの確認・練習を行ったり、ジムでフィットネスをしたりなど、それぞれサモア戦に向けた準備をしていました。

夜はサモア協会主催による歓迎パーティーに太田GM、カーワンヘッドコーチ、菊谷キャプテンが参加。参加各国の選手・コーチ・スタッフ、サモア協会、そしてIRBスタッフが今後も大会を、そしてラグビーを盛り上げていこうと交流を深めました。

明日17日は、終日オフ。18日(金)は試合会場であるアピアパークにてキャプテンズランを行います。

ATSを使用してフィットネスを上げる   この量の氷が1回のアイスバスで使用される   温度を調整しながら   サモアの正装ラバラバを着て。太田GM(左)と菊谷キャプテン   サモアの伝統的な建物「ファレ」で行われたパーティー
ATSを使用してフィットネスを上げる   この量の氷が1回のアイスバスで使用される   温度を調整しながら   サモアの正装ラバラバを着て。太田GM(左)と菊谷キャプテン   サモアの伝統的な建物「ファレ」で行われたパーティー

トンガ、フィジーの選手   左は現在フィジー代表のコーチをしている元サントリー所属のウルイナヤウ氏
トンガ、フィジーの選手   左は現在フィジー代表のコーチをしている元サントリー所属のウルイナヤウ氏

2010年6月15日(火)サモア

本日、日本代表は午前はグラウンド練習、午後はウエイトトレーニングを行いました。
午前のグラウンド練習の場所はセント・ジョセフカレッジ。同校はサモアでも有数のラグビー強豪高校で、先日の国内選手権では優勝を飾ったそうです。
グラウンドに到着すると、生徒さんがグラウンドのラインを引いてくれていました。ラインのペンキを塗っているのはなんとヤシの実の皮の部分。「これがあれば刷毛を買う必要がないんだよ」と先生が教えてくれました。

こんな風にラインを引きます   ライン引き用の椰子の実の皮   椰子の木の木陰でストレッチ   ハーフウェーラインまで走りぬく   スクラム練習
こんな風にラインを引きます   ライン引き用の椰子の実の皮   椰子の木の木陰でストレッチ   ハーフウェーラインまで走りぬく   スクラム練習

アタック・ディフェンスではカーワンヘッドコーチも入りました   小野澤選手と平選手   ニコラス選手   ステップの練習をする遠藤選手。かわす相手はカーワンヘッドコーチ   生徒さんたちが見学
アタック・ディフェンスではカーワンヘッドコーチも入りました   小野澤選手と平選手   ニコラス選手   ステップの練習をする遠藤選手。かわす相手はカーワンヘッドコーチ   生徒さんたちが見学

本日はウォーミングアップにフィットネスを上げるためのプログラムが組み込まれており、ゴールラインからハーフウェーラインまで横一列になって一緒に走る姿もありました。

練習はウォーミングアップ、ラックディフェンスやラインアウトからのディフェンスなどの練習、またチームアタック・ディフェンスなどが実施されました。練習の最後にはFWはスクラムを練習。マイケル・バーンコーチの「試合に求められる質のスクラムが練習からできていないといけない。とにかく質の高いスクラム練習をしよう」との声にFWが一丸となってスクラム練習に取り組みました。

本日の練習についてニコラス選手は、「みんな元気よく、集中して練習ができたと思います。とにかく今週末の試合に勝ちたい、その一心で練習しています。力を出し切ればチャンスはある、そう信じています」と話しました。

セント・ジョセフカレッジは、ラグビーがとても強い高校ということで、生徒さん達は日本代表の練習に興味津々のよう。

すこし遠くからでしたが、たくさんの生徒さんたちが練習を熱心に見学していました。

ウエイトトレーニング   マーティンコーチの目が光ります   体幹が強くないとできません   ATSとバイクの組合せ   こんな体を目指してます??
ウエイトトレーニング   マーティンコーチの目が光ります   体幹が強くないとできません   ATSとバイクの組合せ   こんな体を目指してます??

午後のウエイトトレーニングは宿舎からバスで5分ほどの「JPフィットネスセンター」にて行われました。マーティン・ヒューメコーチ、太田正則コーチ指導のもと、ポジション別に組み立てられたメニューを元に、それぞれが自分のコンディションに合わせてトレーニングをしました。トレーニングにはよりフィットネスを上げられるようATS(低酸素高地トレーニング)が取り入れられ、ATS+バイクとウエイトトレーニングを繰り返し行う選手達もいました。

サモアは今、運動が国中で推進されているそうで、フィットネスクラブに通う人も多いそうです。選手のウエイトトレーニングが終了すると、さっそく地元の方々がジムの器具をつかって汗を流していました。

日本代表は明日、午前はパシフィック・ネーションズカップのレガシープログラムでアピアの街中にて、他チームと一緒にマーチングを行い、午後にグラウンド練習を行う予定です。

2010年6月14日(月)サモア

フィジー戦を終え、日付変更線をまたいでサモアに移動したため実質丸2日間、グラウンドから離れていた日本代表。本日よりグラウンドでの練習を再開しました。練習が行われたのは試合会場となるアピアパーク。午前9時半からサモアの青空のもと練習を開始しました。

昨日のミーティングで話し合われたフィジー戦での反省点、そして次戦対サモアに向けての課題・修正点を詰めていく大事な週の始まりとなった本日は、フィジー戦で多くのターンオーバーをされたラックの練習、およびFW・BKに分かれてのユニット練習が実施されました。
菊谷キャプテンからの「今日は重要なラックドリルがある。フィジー戦から少し時間が空いたけれど、スタートから気を入れていこう!」との言葉で練習はスタート。今週末にここ、アピアパークにて行われるサモア戦に向け、選手全員が気を引き締めて練習に臨む気迫が伝わってきました。

ウォーミングアップ中にも菊谷キャプテンは「もっと積極的に、もっと練習を楽しもう!」と気合いを入れ、また選手達もお互いに声を掛け合い、気温、湿度の高い中、先週よりもさらに集中して練習を行っていました。ラックの練習ではカーワンヘッドコーチから「とてもいい!」と声が上がるほど。ユニット練習ではFWはラインアウト、BKはセットピースからの展開の練習を繰り返し行いました。
一時雨が降る天候の崩れもありましたが、9時半から始まった練習は11時半ごろ終了。選手達はみな引き締まった表情で、バスに乗り込みグラウンドを後にしました。

また、練習終了後にはサモアのテレビ局が訪れカーワンヘッドコーチとトゥプアイレイ選手にインタビュー。サモア国籍を持つトゥプアイレイ選手は注目の的のようです。

明日も日本代表は午前にグラウンドにて練習を行う予定です。

アピアパーク   バスを降りて練習に向かう   今ツアー、サモアでの初練習   ラックからボールを味方に出す練習   アレジ選手
アピアパーク   バスを降りて練習に向かう   今ツアー、サモアでの初練習   ラックからボールを味方に出す練習   アレジ選手

遠藤選手   畠山選手   和田選手   インタビューを受けるトゥプアイレイ選手
遠藤選手   畠山選手   和田選手   インタビューを受けるトゥプアイレイ選手

2010年6月12日(土) フィジー ~13日(日)サモア

12日(土)、パシフィック・ネーションズカップ(PNC)第1戦対フィジー戦を戦った日本代表。
会場をあとにした日本代表は宿舎に戻り、在フィジー大使館主催の激励パーティーに出席しました。在フィジー日本国大使・吉澤裕様はじめ、フィジーに在住する日本人の方、また応援に訪れた日本代表選手の家族も一緒に食事をし、続く対サモア戦、トンガ戦にむけての英気を養い、必ず勝利することを誓いました。
激励パーティー終了後、深夜24時過ぎに宿舎を出発。25時過ぎのフライトで次戦以降の試合開催地であり、今年のPNCホスト国であるサモアに向かいました。

スタジアム到着。ロッカールームへ   会場外ではバーベキューなど出店がいっぱい   バルーンのアトラクションも   スタジアム内装飾でも盛り上げます   7人制日本選抜もスタンドで応援
スタジアム到着。ロッカールームへ   会場外ではバーベキューなど出店がいっぱい   バルーンのアトラクションも   スタジアム内装飾でも盛り上げます   7人制日本選抜もスタンドで応援

コイントス   フィジー代表チームフォト   日本代表チームフォト   空港チェックイン。向こうでフィジー代表も   サモア到着
コイントス   フィジー代表チームフォト   日本代表チームフォト   空港チェックイン。向こうでフィジー代表も   サモア到着

当初、フィジー代表と同じ飛行機でサモアへ移動の予定で、飛行機に搭乗するためのチェックインもしていましたが、代表クラスの2チーム分の荷物を一つの飛行機で運ぶことができず、急きょフィジー代表のサモア入りが延期され、荷物を降ろさなければならなかったため、出発が1時間ほど遅れるなどのハプニングもありましたが、日本代表を乗せた飛行機は午前6時ごろ着陸。日付変更線を越えたため、サモア時間6月12日(土)の早朝、まだ空が白みかけている中、サモア・アピアに降り立ちました。

眠い目をこすりながらの到着となった日本代表。アピアでは音楽の生演奏と生花のレイで迎えられ、少し目が覚めた様子でした。

アピアの街中にある宿舎までは空港から車で約1時間ほど。8時ごろ到着した選手は朝食をとり、移動の疲れと睡眠不足を解消するため、午後まで仮眠をとりました。

午後はプールリカバリーで体をほぐしました。

サモアでは気温はフィジーと同じくらいですが、湿度が大変高く、またシャワーのような雨が時折降るようで、降るたびに湿度がさらに高くなるような感じがあります。

翌13日(日)は午前中はFW・BKに分かれてのミーティング、またチーム全体でのミーティングも行われ、12日(土)の対フィジー戦の反省点がしっかりと話し合われました。

速い、そして技術に長けた日本のラグビーをやれば、絶対に勝てる。しかしフィジー戦ではそれができずに負けてしまった理由をはっきりさせ、次のサモア戦では同じ過ちを繰り返さないよう、チーム内で充分な確認がされました。

午後はアイスバスとプールセッションを行い、明日から始まるサモア戦への練習に向け、準備を整えました。

PNC第2戦、対サモア戦は現地時間19日(土)15時40分キックオフです。

生花のレイをいただきました   歌で歓迎   13日、プールセッション   湿気でレンズが曇ります   空気を入れるタイプのバケツ。7人制日本代表が香港で見つけてきた優れもの。しまう時はたためます
生花のレイをいただきました   歌で歓迎   13日、プールセッション   湿気でレンズが曇ります   空気を入れるタイプのバケツ。7人制日本代表が香港で見つけてきた優れもの。しまう時はたためます

珍しい? アイスバス中の選手の写真を撮る宿泊客   サモアに凱旋帰国のアリシ選手もアイスバスに
珍しい? アイスバス中の選手の写真を撮る宿泊客   サモアに凱旋帰国のアリシ選手もアイスバスに