4月10日(土)、東京都・江戸川区陸上競技場「ジャパンセブンズ2010高校の部」を開催されました。組合せ、結果、出場チームをご紹介します。 なお、大会概要はこちらをご覧ください。 各チームのメンバー・試合記録はこちらでご覧いただけます。 ■試合結果 今大会は選手発掘・育成を目的に実施される競技大会として、財団法人日本オリンピック委員会より「JOCジュニアオリンピックカップ大会」の一つに認定され、大会の最優秀選手に「JOCジュニアオリンピックカップ」が授与されました。 ● カップ優勝: 関東選抜 ● プレート優勝: 北海道選抜 ● ボウル優勝: 四国選抜 監督賞(7人制日本代表 村田亙監督) 九州選抜 永田 幸浩 (トライ王 8トライ) 関東選抜 石原 圭悟 北海道選抜 内山 拓哉 四国選抜 沖野 圭祐 MVP 関東選抜 森田 幸輔 ■タイムスケジュール(4月10日(土) at江戸川区陸上競技場) 試合時間 対戦 予選プール/決勝プール 9:00~ 関東 26-19 北信越 A プール1回戦 9:17~ 北海道 14-12 東海 B 9:34~ 東北 17-31 近畿 C 9:51~ 北信越 17-12 四国 A プール2回戦 10:08~ 東海 7-38 九州 B 10:25~ 近畿 38-7 中国 C 10:42~ 四国 7-43 関東 A プール3回戦 10:59~ 九州 32-7 北海道 B 11:16~ 中国 17-17 東北 C 11:40~12:50 東日本選抜 22-19 九州高校選抜 12:54~ A3位・四国 17-10 B3位・東海 ボウル1回戦 13:11~ A2位・北信越 5-15 B2位・北海道 プレート1回戦 13:28~ A1位・関東 27-14 B1位・九州 カップ1回戦 13:45~ A3位・四国 45-26 C3位・中国 ボウル2回戦 14:02~ A2位・北信越 17-12 C2位・東北 プレート2回戦 14:19~ A1位・関東 33-15 C1位・近畿 カップ2回戦 14:36~ C3位・中国 14-24 B3位・東海 ボウル3回戦 14:53~ C2位・東北 12-17 B2位・北海道 プレート3回戦 15:10~ C1位・近畿 12-33 B1位・九州 カップ3回戦 15:30~ 表彰式 ■結果ー予選プール Aプール 関東 北信越 四国 勝点 総得点 順位 関東 * ○26-19 ○43-7 6 69 1位 北信越 ●19-26 * ○17-12 4 36 2位 四国 ●7-43 ●12-17 * 2 19 3位 Bプール 北海道 東海 九州 勝点 総得点 順位 北海道 * ○14-12 ●7-32 4 21 2位 東海 ●12-14 * ●7-38 2 19 3位 九州 ○32-7 ○38-7 * 6 70 1位 Cプール 東北 近畿 中国 勝点 総得点 順位 東北 * ●17-31 △17-17 3 34 2位 近畿 ○31-17 * ○38-7 6 69 1位 中国 △17-17 ●7-38 * 3 24 3位 ■結果ー決勝プール カップ 関東 九州 近畿 勝点 総得点 順位 関東 * ○27-14 ○33-15 6 60 1位 九州 ●14-27 * ○33-12 4 47 2位 近畿 ●15-33 ●12-33 * 2 27 3位 プレート 北信越 北海道 東北 勝点 総得点 順位 北信越 * ●5-15 ○17-12 4 22 2位 北海道 ○15-5 * ○31-10 6 46 1位 東北 ●12-17 ●10-31 * 2 22 3位 ボウル 四国 東海 中国 勝点 総得点 順位 四国 * ○17-10 ○45-26 6 62 1位 東海 ●10-17 * ○24-14 4 34 2位 中国 ●26-45 ●14-24 * 2 40 3位 イーストジャパンHS(白)と九州代表(黒)の15人制が予選と決勝プールの間に行われました 北信越(ロイヤルブルー)対北海道(オレンジ) 関東(スカーレット)対九州(黒) 四国(ネイビー)対中国(イエロー) 関東(スカーレット)対近畿(マートルグリーン) 中国(イエロー)対東海(グリーン) 桜も満開 東北(スカブルー)対北海道(オレンジ) 最終戦の近畿(マートルグリーン)対九州(黒) 1位チームへそれぞれのカップ贈呈 19試合、ありがとうございました 表彰式 各決勝プール1位チーム MVP 監督賞の三名 監督賞は村田監督から 監督賞のトライ王 ■出場チーム紹介 北海道 ●注目選手 内山 拓哉・佐藤 洋 ●チームから一言 昨年10月の北海道セブンズ大会の上位3チーム(小樽・札幌・十勝選抜)で活躍した22名の選手の中から、コンタクトスキルを中心に選抜されたメンバーです。北海道のグラウンドは、まだ雪のあるところも多く、十分な準備をして臨むことが出来ませんが、北国らしいはつらつとしたプレーで、一足早い春のグラウンドを走りまわりたいと思います。 東北 ●注目選手 全員 ●チームから一言 青森・岩手・秋田という体格やスキルに勝ったチームに対して、組織と運動量で対抗してきました。 一人一人は小さくとも、チーム全員の結束力で上位入賞を目指します。 北信越 ●注目選手 村澤 大洋(攻守の要、チームの大黒柱) ●チームから一言 小柄な選手が多く、スペースをパスワークで攻めることを身上としている。その中でもバックスの村澤はパワーがあり、一度ボールを手にすれば、ディフェンダー二人、三人を相手に果敢にアタックを仕掛け攻撃の突破口を開くと共にロングゲインも期待できる。この村澤の動きにタイミングよくフォローができると、さらにチャンスは広がり、攻撃も厚さを増す。 ディフェンスは、ボールを奪うことを目標にタックラーは相手を倒した後のボール争奪アクションに意識を集中する。ロータックルからのターンオーバーでカウンターアタックを仕掛け、攻撃の機会を増やし、得点を重ねたい。 関東 ●注目選手 荒木 優歩(公文国際)・関口 悠利(東洋大牛久)・大谷 響(駒込)・高橋 正臣(渋川工業) ●チームから一言 3月20日・21日に行われた関東地区15人制合同チーム大会で活躍した選手を中心に、ランニング・ハンドリングスキルに優れた12名の選手を8校から選抜しました。 昨年のジャパンセブンズでの成績より上を目指し、今年は予選を勝ち抜き、カップ・トーナメントでの上位進出を目標に頑張りたいと思います。大きな目標を設定しましたが、結果はあまり気にせずに、ジャパンセブンズ2010を十分に楽しみ、自分たちのラグビーができるように頑張ります。 東海 ●注目選手 - ●チームから一言 今年のチームはサイズこそ恵まれた選手はいないが、攻守バランスの取れたチームである。キャプテンの太田 京介(瀬戸北)を中心にチーム力で上を目指していきたい。 攻撃に関しては、稲垣 真(瀬戸北)、岩田 賢人(清翔)の突破力に期待できる。またディフェンスに関しては、柴山 宙也(名古屋西)、山本 健伍(静岡東)らを中心に粘りのあるタックルで失点を防ぎたい。 チーム全員一丸となって最後までひたむきで、あきらめないプレーを心掛け、東海地区にゴールドカップを持ち帰ることができるよう頑張っていきたい。 近畿 ●注目選手 篤山 剛 … マルチな能力を発揮する(FW) 雪松 喬 … ハンドリングスキルに優れている(BK) ●チームから一言 全体的に体格において少し小柄ではあるが、ハンドリングスキル及び機動力は非常に高いものがある。チームの特徴としては、フォワードの突破力と、バックスの展開力のバランスが取れており、グラウンドを広く使用し、各選手のスピードを生かして、相手を振り切る形を持っている。ディフェンス面においても相手を阻止するだけでなくボールを獲得する執拗なタックルができる選手が多い。密集プレーも得意であり、ターンオーバーからの得点が期待できる。キッキングゲームにも対応できあわてることなく処理することができる。各選手の性格も明るく、良いチームワークで優勝を狙いたい。 中国 ●注目選手 12名全員 ●チームから一言 今年の中国高校選抜は、3月21日・22日に行われた合同チーム大会で活躍した22名の選手の中からコンタクトスキルを中心に12名を選抜した。 グラウンドを大きく、ボールを動かし、走力を生かしたラグビーで2002年以来の優勝を目指します。 また、全国各地区のすばらしい代表チームと対戦できることを楽しみにしています。 四国 ●注目選手 竹原 慶昇(松山商業 2年生) ●チームから一言 四国選抜チームは愛媛・香川・高知・徳島の4県の選手で構成されたチームです。学校での部活動では、人数不足でゲームや満足な練習ができないチームもありますが、ラグビーが好きで、情熱をもって日々目標にむかって努力しています。まだまだ未熟なチームですが、きらりと光るものを持った12名で7分間ベストパフォーマンスを発揮できるよう頑張ります。 目標は、カッププールに出場することです。ジャパンセブンズという大舞台に参加できることに感謝し、全力でプレーします。 九州 ●注目選手 12名全員! ●チームから一言 今年の九州代表はスピードとパワーを兼ね備えた選手が揃いジャパンセブンズ3連覇を目指す。 まずFWは、田端祐哉(鳥栖工業)、安永賢司(大村城南)、坂本凌(門司学園)、瀧峠良平(大分上野丘)、工藤慧(竹田)の5人。サイズは決して大きくないが突破力があり、前にボールのキープ力もある。BKとの連携がうまくとれると大暴れする可能性大である。 BKは、柳瀬裕人(鳥栖工業)、中野慎二(長崎鶴洋)、永田幸浩(大村城南)、石川泰斗(大分東)、堺裕二(中間)、岡田将人(大分上野丘)、関根礼士(名護商工)の7人。BKは切れ味鋭いステップとランニング能力の高さ、また、ハードタックルは九州代表BK陣の代名詞である。 このように、今年の九州代表の選手はFW、BKともに選りすぐりの選手である。選手間の連携がうまくとれるとき、無類の強さを発揮するに違いない。