報告: 佐々木文昭(日本協会広報委員会)

3月21日(日)広島県尾道市「びんご運動公園」において、広島県内全てのラグビースクールが集まり1年間におよぶ練習の成果を競うと同時に、6年生にとっては小学校生活最後の試合となる「第26回広島県少年ラグビーフットボール選手権大会」が盛大に開催されました。
開会式は、広島県協会・神出会長の子供達に対する温かい激励のご挨拶に始まり、昨年度の総合優勝チーム・安芸府中ラグビースクールから優勝旗返還が行われ、伝統の熱戦の火蓋が切って落とされました。

全体
全体写真
低学年(福山VS尾道)
低学年(福山VS尾道)

大会当日は、全国を吹き荒れた爆弾暴風に加え、遠く中国本土から黄砂が飛来し、太陽がうっすらと顔を出す肌寒い天候の下、その寒さを吹き飛ばすような熱戦が、低学年、中学年、高学年の各学年にわかれて展開されました。

熱戦の試合結果は、低学年は、幼稚園の時代からラグビーボールと遊んでいた子供が沢山いる「広島少年ラグビースクール」が優勝。中学年は、これまでの交流会等から前評判の高かった「坂ジュニアラグビースクール」が優勝。高学年も前評判が高く、かつ、チームワーク良く全員ラグビーに徹した「竹原ラグビースクール」が優勝を獲得しました。
また、総合優勝は、各学年の優勝は逃したものの、各学年においてまんべんなく実力を発揮した「安芸府中ラグビースクール」が、昨年に引き続き獲得しました。

しかしながら、惜しくも優勝を逃したスクールすべてに1年間に渡る練習の成果、子供達の成長が見られ、勝ち負け・優勝の結果はつきましたが、試合内容そのものは優劣つけ難く、コーチ等の努力が観て取れる内容でした。

最後に、今年の当番校・主管には尾道スクールがあたり、グラウンドの設営から試合進行等、コーチ・ご父兄等総出のサポート・大会運営に加え、ラグビースクール・子供達の先輩にあたる、広島県内で唯一の「鯉城ジュニアラグビースクール」の中学生が後輩の試合のタッチジャッジを務める等、大会運営に貢献していた事に対して感謝し、報告の結びと致します。

低学年決勝(広島VS安芸府中)
低学年決勝(広島VS安芸府中)
中学年(五日市VS東広島)
中学年(五日市VS東広島)

 

中学年決勝(坂VS五日市)
中学年決勝(坂VS五日市)
高学年(広島VS安芸府中)
高学年(広島VS安芸府中)

 

高学年決勝(竹原VS坂・五日)
高学年決勝(竹原VS坂・五日)
表彰式
表彰式

 

総合優勝の安芸府中のメンバー
総合優勝の安芸府中のメンバー

 

◎参加スクール(8スクール)
・尾道ラグビースクール ・福山ラグビースクール
・竹原ラグビースクール ・東広島ジュニアラグビースクール
・坂ジュニアラグビースクール ・安芸府中BZ少年ラグビースクール
・広島少年ラグビースクール ・五日市ジュニアラグビースクール