11月25日(土)にフランス・ナンテールで行われた「ラグビ-日本代表 リポビタンDツア-2017」第2戦(最終戦) 対フランス代表戦の試合後ヘッドコ-チ、キャプテンらのコメントを以下の通りお知らせいたします。

 

■ジェイミ-・ジョセフ ヘッドコ-チ

「フランスでの2つのテストマッチは1勝1分けとなり、非常に良い遠征になった。今回の試合の勝敗は両チームのどちらに転んでもおかしくなかった。日本代表の23人は勝つ意気込みで臨んだので引き分けという結果は残念だが、勝てる試合内容ではあった。試合の序盤から最後まで、フランス代表に対して力強く臨めたことには満足している。アタック時に慌ててしまう場面があったことは課題で、勝って終われるチームにしたい」

 

■リ-チ マイケル キャプテン

「今日の試合は、両チームともチャンスを逃した場面が多かった。日本代表もチャンスを作ったが得点に繋げられない場面があった。2年後のラグビーワールドカップを見据えて非常に誇れる試合内容だったが、満足はしていない。今日の試合でチャンスを逃した部分を反省し、今後に活かしていきたい。試合開始から終了までアタックマインドセットを持ち続けられたことは誇らしく思う」

 

■堀江 翔太選手

「勝たなくてはならない試合だった。ただ、信じてやってきた自分たちのストラクチャーやアタックが効いていて、その中でしっかりと質の高いプレーも出すことができた。 ティア1という強いプレッシャーをかけてくるチームに対してもっと成長していかなくてはならない。 2019年のラグビーワールドカップに向けては、スタッフが掲げた目標に対して自分たちがどれだけ信頼しやっていけるか。それに、自分たちがどうしたいかというところを肉付けしていけたらいいと思う」

 

■流 大選手

「勝つことを目標にしていたので、引き分けという結果は悔しいが、良い部分も多くあり、次に繋がる良い試合になった。先発出場で、スタジアムの雰囲気もいつもと違ったため緊張はしたが、プレーに影響は出なかった。遠征中は、選手同士がグラウンド外でも多くの時間でコミュニケーションできたことにより、練習の際も課題を克服しながら取り組めた。2017年は日本代表に選ばれて、多くのファンの方に応援していただけて感謝している。2018年はさらに結果を出してより応援してもらえるように頑張りたい」

 

■立川 理道選手

「ツアーを通して非常に良い収穫があったと思う。フランス代表はシンビンを出すなど、日本代表が勝てるチャンスもたくさんあったが、勝ちきれなかったことに反省が残った。 ただ、ティア1のチームに対して良いパフォーマンスができたことに、チームとしての成長を感じた。一体感も出てきたし、(日本代表に選出される)競争率も高くなってきていると思うので、この高いスタンダードをトップリーグでも続けて、今後のサンウルブズ、日本代表に繋げていきたい」

 

■ラファエレ ティモシー選手

「良い試合だった。特にフォワードのタックルが良かった。今日の試合は勝つべきだったが、選手には良い刺激になった。トライを取れて嬉しかったが、なかなかスコアに繋がらず残念だった。スタジアムの雰囲気は、観客が多くて良かった。遠征を通してチームは成長していて、2019年に向けて正しい道を進んでいるように感じたが、まだまだこれからだと思う」

 

■ヴァル アサエリ愛選手

「日本代表が勝てる試合だった。今回のトライは姫野選手のキャリーによって前が空いていたので、ピックしただけだったが、嬉しかった。残念ながら同点だったが、選手全員が良いプレーをしていたので、本当に勝ちたかった。遠征は本当に楽しく、多くのことが勉強になった。日本代表になれてよかった」