<第11回全国高校選抜大会出場チーム一覧>

ブロック名 高校名 出場回数
北海道ブロック 1 札幌山の手高等学校 北海道 7年連続7回目
東北ブロック 4 秋田工業高等学校 秋田 2年連続5回目
秋田中央高等学校 秋田 2年ぶり3回目
磐城高等学校 福島 初出場
黒沢尻工業高等学校 岩手 初出場
関東ブロック 6

(開催県枠)

桐蔭学園高等学校 神奈川 9年連続10回目
流通経済大学附属柏高等学校 千葉 3年連続7回目
本郷高等学校 東京 初出場
茗溪学園高等学校 茨城 6年連続6回目
常総学院高等学校 茨城 初出場
正智深谷高等学校 埼玉 2年連続9回目
東海ブロック 2 春日丘高等学校 愛知 4年連続4回目
朝明高等学校 三重 2年連続4回目
北信越ブロック 1 日本航空高等学校石川 石川 2年ぶり2回目
近畿ブロック 5 東海大学付属仰星高等学校 大阪 11年連続11回目
京都成章高等学校 京都 3年ぶり3回目
大阪朝鮮高級学校 大阪 2年ぶり3回目
常翔学園高等学校 大阪 3年連続7回目
光泉高等学校 滋賀 初出場
中国ブロック 2 尾道高等学校 広島 4年連続5回目
石見智翠館高等学校(旧 江の川) 島根 2年ぶり3回目
四国ブロック 2 新田高等学校 愛媛 4年ぶり4回目
北条高等学校 愛媛 3年ぶり2回目
九州ブロック 5

(前年度優勝

ブロック推薦含む)

佐賀工業高等学校 佐賀 2年ぶり7回目
東福岡高等学校 福岡 5年連続8回目
延岡星雲高等学校 宮崎 2年連続2回目
長崎北高等学校 長崎 4年ぶり3回目
長崎北陽台高等学校 長崎 3年ぶり2回目
チャレンジ枠 2 木本高等学校 三重 初出場
合同B (倉敷工業・鴨方・興譲館・倉敷南) 岡山 初出場
実行委員会推薦枠 2 慶應義塾高等学校 神奈川 9年ぶり2回目
筑紫高等学校 福岡 5年ぶり2回目

第11回大会 チャレンジ枠(実行委員会推薦)チーム(2チーム)

木本高等学校(三重県) 初出場
県内でもラグビー部の歴史は古く、過去5回、全国大会(花園)に出場。しかし、昭和63年を最後に全国大会から遠ざかっている。県内ではベスト4を維持するものの、三重県の最も南に位置する地理的要因などから人口の減少、生徒数の減少もあり、一時は部員の確保も困難な状況にもあった。そんな中でも、地域をあげたラグビーへの応援は盛んで、特に木本高校ラグビー部OBを中心とした地域のラグビー環境を支える活動は、社会人や大学のトップチームを招待しての「熊野市ラグビー祭」を毎年実施するなど、ラグビースクール・中学校・高校とラグビーを継続して続けることができる環境を整備するなどの活動を行っている。(三重県内ラグビースクールは4チームのみ。また、中学校ラグビー部はこの地域の中学2校のみである。)
そのような熱心でかつ地道な活動の成果もあって、三重県中学校選抜として出場した「平成19年度第13回全国ジュニアラグビーフットボール大会」では、4位に入賞。その時のメンバー12名が地元に残り、木本高校に進学。現在のチームの中心となっている。

合同チームB (岡山県:倉敷工業・鴨方・興譲館・倉敷南) 初出場
倉敷工業高校を中心として岡山県西部地区の少人数校を取りまとめた合同チームである。倉敷工業高校は昭和61年度の花園大会に出場して以来、全国大会出場は無いが、常に岡山県のトップグループの実力を維持してきた。2年前の岡山県新人大会を制して以来、連続して決勝の場に進出したが、今回は当初部員数不足のため合同で参加。しかしあと一歩で岡山県を制する力や中国ブロック予選では全国大会出場経験のある萩商工からトライをあげる力を有する。

※全国高等学校選抜大会では、昨年度の10回大会より、合同チームでの参加も認めた。よって、県の新人大会より合同チームで参加している県もある。
(新人大会の結果につきましては、(財)全国高等学校体育連盟ラグビー専門部のホームページをご確認下さい。)

実行委員会推薦枠(2チーム)

慶應義塾高等学校 (神奈川県) 9年ぶり2回目
神奈川県新人大会にて決勝戦まで進出し、関東新人大会を制した桐蔭学園高校を相手に15対24と善戦。FW、BK一体となった展開ラグビーが特徴である。

筑紫高校 (福岡県) 5年ぶり2回目
ここ数年は、全国大会県予選決勝で東福岡高校と対戦し、僅差で敗れている。九州新人大会、春の九州大会ではともに4年連続で2位ブロック優勝を果たしている。今年度の九州新人大会では、怪我人などもあり、2回戦で敗退しているが、九州新人大会1位ブロックの全試合ほぼ60点以上の点数を獲り、優勝した東福岡高校に対し、新人県大会決勝で0対31と健闘。公立高校で飛び抜けた選手がたくさんいるわけではないが、鍛えられて強くなるチームで、実力は常に全国上位の力を持つほどに成長している。