2009年11月20日(金) 東京

カナダ代表との最終テストを明日に控えた日本代表チームは、本日午前中に秩父宮ラグビー場でキャプテンランを行いました。
個人ウォーミングアップから様々なW-Upを組み込んで行く、明日の試合と同様のW-Upを行い体を温めたチームは、ユニットトレーニングを経てキャプテンランを行いました。

キックオフからスタートしたキャプテンランは、わずか20分程度ながら、メンバーを入れ替えながらしっかりと全てのコミュニケーションを確認して終了しました。
10月31日に集合した日本代表チームのウインドマンスの活動もいよいよ明日で最後となります。

明日は、今シーズンの日本代表の活動の締めくくりに相応しい試合をしたいと思います。
これまでたくさんの応援を頂いたファンの皆様と一緒に、歓喜の瞬間を迎えたいと思いますので、我々の後押しをよろしくお願いいたします。

◎JK(ジョン・カーワン ヘッドコーチ)
「先週のカナダ戦から、試合間隔が短かく難しい一週間でしたが、良い時間を過ごすことができました。カナダ代表チームも、しっかりと修正して明日の試合を迎えてくるでしょう。先週の試合よりも、よりアグレッシブになることは間違いありません。我々はそれに負けないような良いパフォーマンスをお見せしたいと思います」

◎菊谷キャプテン
「先週の課題を自分たちなりにしっかりと修正できたと思います。明日の試合をしっかり勝って来年に繋げていきたいと思います」

しっかりとウォーミングアップを行う選手たち   アグレッシブな前に出るディフェンスでリズムをつかむ   先週の課題となったラインアウトも修正を図った   BKはトゥプアイレイ選手がアウトサイドセンターに入った
しっかりとウォーミングアップを行う選手たち   アグレッシブな前に出るディフェンスでリズムをつかむ   先週の課題となったラインアウトも修正を図った   BKはトゥプアイレイ選手がアウトサイドセンターに入った

2009年11月19日(木) 東京

カナダ戦を2日後に控えた日本代表チームは、今日を終日オフとして、最後の試合に向けゆっくりと体を休めました。
選手各々、それぞれの時間の使い方でリラックスしたようです。

英気を養った日本代表はいよいよ明日、秩父宮ラグビー場でキャプテンランを行い、カナダ戦二連勝に向け、最後の調整を行います。

ファンの皆様、引き続き応援をよろしくお願いいたします。

2009年11月18日(水) 仙台~東京

21日に東京・秩父宮ラグビー場で行われるカナダ代表との第2テストに向けて練習を行っている日本代表チームは、本日午前中に仙台で練習を行い、午後東京に向かいました。

グラウンドでのトレーニングは、ディフェンスにフォーカスを当てて行われました。
練習前には、選手が選ぶ第1戦のMVPが発表され、吉田選手が受賞しました。吉田選手には、チーム全員のサインが入ったT-シャツが贈られました。

昨日一日降った雨は上がり、太陽が顔を出してくれましたが、一気に気温が下がったため、ウォーミングアップは、ラダー等を使って筋温を上げながらしっかりと取り組みました。

その後は、ディフェンスに関するスキルローテーションを6つ行い、タックルスキルやラック周辺のディフェンスドリル、2番目・3番目のタックラーの動きなど細かな部分からユニットの動きまでを確認しました。

その後、チームディフェンスを行い、選手間のコミュニケーションをチェックしました。特に、バックスラインでのファイヤー&アイスコールの確認やカナダのアタックに対するディフェンスのコミュニケーションに重きをおいて行われました。

そして、キッキングゲームの対応を行い、様々な局面でのキックオプションを確認しました。キックの精度はもちろんのこと、キックに対する自チームのポジショニング等をチェックしました。

最後は、チームアタックで、チーム全体の攻撃の方向性を確認して練習を終えました。
練習後もFWは、スクラムやラインアウトからのモールへの対応等を確認したり、BKは各ポジションごとにスキルトレーニングを行ったりと、最終戦に向けた準備を整えました。

仙台でのトレーニングを終えた日本代表は、午後に全員が無事、東京へ移動しました。
明日は、終日オフとなり、最終戦に向け体を休める一日となります。
ゆっくりと体を休め、キャプテンランを迎えたいと思います。引き続き、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

カナダとの第1テストで選手が選ぶMVPに吉田選手が選出された   ラダーを使ってしっかり筋温を上げるW-Up   ダブルタックルでボールを奪う   サポートプレーヤーをクリーンアウトし、ボールをリサイクル
カナダとの第1テストで選手が選ぶMVPに吉田選手が選出された   ラダーを使ってしっかり筋温を上げるW-Up   ダブルタックルでボールを奪う   サポートプレーヤーをクリーンアウトし、ボールをリサイクル

激しいタックルがチームを勢いづける   パスするまでしっかり相手をノミネートしながら次のプレーヤーにコミットする   バックローを入れてDFコミュニケーションを確認する   FWの前5人を中心にラックサイドのディフェンスをチェック
激しいタックルがチームを勢いづける   パスするまでしっかり相手をノミネートしながら次のプレーヤーにコミットする   バックローを入れてDFコミュニケーションを確認する   FWの前5人を中心にラックサイドのディフェンスをチェック

アタックライン全体にプレッシャーをかけるDFライン   グラウンドを大きく使ってアタックを仕掛ける   ゴール前では取りきるイメージを徹底する
アタックライン全体にプレッシャーをかけるDFライン   グラウンドを大きく使ってアタックを仕掛ける   ゴール前では取りきるイメージを徹底する

2009年11月17日(火) 仙台

日本代表チームは、今日から11月21日のカナダ代表との第2テストに向けてグラウンドでのトレーニングを再開しました。
今日の仙台は、最高気温が10度と非常に寒く、練習中には雨も降りだし非常にコンディション作りに難しい天候となりました。
ユニットミーティング、チームミーティングで先日のカナダ戦のレビューを行った選手たちは、そのままバスに乗り込みグラウンドへ移動し、トレーニングを行いました。

気温が低かったため、太田(正)コーチを中心にミニハードルやランニング、ストレッチを織り交ぜたウォーミングアップで体をしっかり温めてからトレーニングに入りました。その後、スキルローテーションに移行し、コンタクトエリア、3対2、セットプレーからのディシジョンメーキングを意識したスキルを確認しました。
コーチ陣は、100%のパフォーマンスを求めるのではなく、スキルの理解や考え方の理解を求めました。選手たちも、これまでの2週間の取り組みをしっかりとグラウンドで表現していました。

そして、FW/BKに分かれてユニットトレーニングを行いました。
FWは先日の試合で課題となったラインアウトを中心に、各ポジションのスキルトレーニングからサインの確認を行い、最終的にはDFを付けた形で実践を意識してのトレーニングとなりました。セットプレーの安定は、日本代表の生命線でありアタックの起点となります。第2戦での改善を目指しじっくりと取り組みました。
BKは、メンバーを入れ替えながらアタックオプションを確認し、セットプレーからのアタックの精度アップを目指しました。
練習時間はそれほど長くなかったものの、浮き彫りになった課題をチーム全体で見つめなおし、修正することができたトレーニングとなりました。

最終戦に向けた本格的なトレーニングも明日が最後となります。引き続き、東京のファンの皆さんの前でも強い日本代表をお見せすることができるようしっかりと準備をして東京に向かいたいと思います。

ウォーミングアップでしっかりと体を温める選手たち   JAPANのW-Upの定番メニューとなったビジョンドリル   キックキャッチによりキャッチングスキルは着実に向上した   DFの位置、数を確認してアタック
ウォーミングアップでしっかりと体を温める選手たち   JAPANのW-Upの定番メニューとなったビジョンドリル   キックキャッチによりキャッチングスキルは着実に向上した   DFの位置、数を確認してアタック

コンタクトエリアでの状況判断を養うドリル   相手をしっかりと引き付けてスペースへボールを運ぶ   セットプレーからのアタックを確認したBK陣   第一戦で課題となったラインアウトの修正を図るFW陣
コンタクトエリアでの状況判断を養うドリル   相手をしっかりと引き付けてスペースへボールを運ぶ   セットプレーからのアタックを確認したBK陣   第一戦で課題となったラインアウトの修正を図るFW陣

オージーボールの器具を使ったハイボールキャッチトレーニング
オージーボールの器具を使ったハイボールキャッチトレーニング

2009年11月16日(月) 仙台

前日のカナダ戦は、多くの方の熱い応援のおかげで勝利することができました。
試合終了まで我々を後押ししていただいたファンの皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

一夜明けた今日、日本代表チームは試合の疲れを取り、次戦へのスタートを切るために、終日オフとして休養に努めました。
試合出場メンバーは、午前中にプールリカバリーを行いゆっくりと体を解しました。それ以外のメンバーは、ウエイトトレーニングを行い次戦への準備を整えました。

午後は、菊谷選手、大野選手、仲村選手、木津選手、眞壁選手、五郎丸選手が、「サモア諸島沖地震の募金活動」を行ってくれた聖ドミニコ学院小学校を訪れ、4・5・6年生の約70名と一緒にラグビーボールを使った交流を行いました。
約1時間という短い時間でしたが、終始笑顔が絶えない楽しい交流となりました。
最後には、菊谷キャプテンがチームを代表して、今回取り組んでいただいた募金活動をお礼を伝え、学校を後にしました。
地元小学生たちから温かい歓迎を受け選手たちは、新たな力をもらいました。

日本代表チームは、明日から東京でのテストマッチに向け、準備を始めます。世界ランキングも13位となり、TOP10を目指しさらなるレベルアップを感じさせる試合をお見せしたいと思います。

引き続き、日本代表への応援をよろしくお願いいたします。

いつも元気な統悦選手   メンバー外の選手たちはジムで汗を流す   休館日にもかかわらず快く施設をお貸しいただいたセントラルフィットネス様にお礼をこめて集合写真を撮りました   小学校の控室の本棚をのぞく大野選手と菊谷選手
いつも元気な統悦選手   メンバー外の選手たちはジムで汗を流す   休館日にもかかわらず快く施設をお貸しいただいたセントラルフィットネス様にお礼をこめて集合写真を撮りました   小学校の控室の本棚をのぞく大野選手と菊谷選手

真剣に本を読む五郎丸選手   子供たちから大きな歓迎を受けた選手たち   聖ドミニコ学院小学校の4~6年生が参加してくれました   眞壁選手も大きな体を小さく曲げてボール渡しゲームに参加
真剣に本を読む五郎丸選手   子供たちから大きな歓迎を受けた選手たち   聖ドミニコ学院小学校の4~6年生が参加してくれました   眞壁選手も大きな体を小さく曲げてボール渡しゲームに参加

五郎丸選手を中心に作戦を練る子供たち   仲村選手も優しく子供たちに語りかけます   木津選手を中心にパスを回す   ラインアウトも体験してもらいました
五郎丸選手を中心に作戦を練る子供たち   仲村選手も優しく子供たちに語りかけます   木津選手を中心にパスを回す   ラインアウトも体験してもらいました

最後はみんなで記念撮影をしました
最後はみんなで記念撮影をしました