第9回 東北小学生ラグビーフットボール交流大会を振り返って(大会観戦記) 岩手県ラグビーフットボール協会 ミニラグビーインストラクター 大澤 裕之 さわやかな秋晴れの下、13チーム約170名のチビッコラガーマンが東北各地から集結し、コンタクト、タックルと大人顔負けのプレーを繰り広げ、10月17日から18日の2日間にわたり北上市総合運動公園の緑の芝生の上で、熱く楽しくラグビーで交流いたしました。 2016年には、ここ岩手県において国体が開催されるとともに、時期を同じくして、リオデジャネイロで開催される夏季オリンピック(8/5~21)での、7人制ラグビー正式追加が決定されました。 さらには、2019年ラグビーワールドカップが日本で開催されることも決定し、今後益々ラグビー熱が上昇することも楽しみに思えます。 さて、今大会を振り返りますと、前大会からゲーム内容が変化してきたという感覚を持ちながら、一番はノックオンが非常に少なかったこと、そして全体的にランニングラグビーが目立ったことが感じられました。 また、スコア上、差がついたゲームもありましたが、内容的には非常に競ったゲームであり、接点での攻防が非常に見ごたえがありました。 これは、指導に当たられた指導員の方々とそれに応えてくれる子供たちの賜物でありますが、日頃の練習に加えてタグラグビーの普及も子供たちのレベルアップにつながっていることを感じました。 また、大きい子供の体を活かしたパワープレー、そして、体の小さな子供が大きな子供に果敢にタックルに行くプレーなど、ラグビーの醍醐味が満載の交流大会であり、非常に有意義な2日間でした。 最後になりますが、会場準備・競技運営にご協力をいただきました、北上市ラグビーフットボール協会・関係者の皆様、最後まで子供たちのひたむきなプレーにご声援をいただきました保護者の皆様、そして、本大会の運営にご協力いただきました皆様に感謝申し上げるとともに、記念すべき第10回大会が、更なる子供たちが主役になる大会となることをご祈念申し上げ、大会観戦記とさせていただきます。 「継続は力」です。これからも子供たちにラグビーの楽しさを伝えましょう。 第9回 東北小学生ラグビーフットボール交流大会試合結果 (平成21年10月17・18日 北上市総合運動公園) 1日目(10月17日:15分ハーフ) 試合開始時刻 Aグラウンド Bグラウンド 1 10:40 青森選抜-岩手north 潟上スタ-ズ-宮城Aチ-ム 17-10 29-46 2 11:20 岩手東チ-ム-秋田シティ-ズ 宮城Cチ-ム-山形RS 7-67 38-33 3 12:00 大潟・飯島-宮城Bチ-ム 青森選抜-男鹿・金足西 5-73 15-48 4 12:50 潟上スタ-ズ-山形RS 福島県中通り-秋田シティ-ズ 52-14 33-27 5 13:30 岩手南チ-ム-宮城Aチ-ム 大潟・飯島-岩手north 47-12 5-64 6 14:10 宮城Cチ-ム-岩手東チ-ム 宮城Bチ-ム-福島県中通り 32-38 31-47 7 14:50 岩手南チ-ム-男鹿・金足西 - 7-49 2日目(10月18日:15分ハーフ) 試合開始時刻 Aグラウンド Bグラウンド 1 9:30 青森選抜-山形RS 潟上スタ-ズ-岩手north 85-0 5-63 2 10:10 秋田シティ-ズ-岩手南チ-ム 岩手東チ-ム-福島県中通り 31-14 12-73 3 10:50 大潟・飯島-宮城Aチ-ム 男鹿・金足西-宮城Cチ-ム 10-54 58-0 4 11:40 宮城Bチ-ム-岩手南チ-ム 青森選抜-宮城Aチ-ム 29-15 22-27 5 12:20 潟上スタ-ズ-福島県中通り 大潟・飯島-山形RS 17-73 62-0 6 13:00 男鹿・金足西-岩手東チ-ム 秋田シティ-ズ-宮城Bチ-ム 50-33 58-5 7 13:40 岩手north-宮城Cチ-ム - 63-0