(財)日本ラグビーフットボール協会は、昨年10月にIRB(国際ラグビーボード)に対し、2015年・2019年ラグビーワールドカップ日本招致を正式に立候補し、本年5月中旬に入札文書を提出する予定です。

これに関連して、日本政府は4月7日(火)の閣議にて、2015年・2019年ラグビーワールドカップ日本招致に関し、文部科学大臣から関係各府省へ協力要請が行われ、了解されました。開催国は本年7月28日に開催されるIRB理事会にて決定します。

■森 喜朗 ラグビーワールドカップ2015・2019日本招致委員会 会長(日本ラグビーフットボール協会 会長)
「ワールドカップ日本招致に対し、このほど日本政府にこのような形で支援を決定していただいたことに心から感謝致します。今週、IRBのラパセ会長ら役員が来日されるこの時期に、政府をあげて支援してくださる意思表示をいただき、その支援を大変心強く感じております。2016年の招致活動をしているオリンピックの前後に開催されることになる『ラグビーワールドカップ』が、必ずや日本の国民に大きな感動を与えるとともに、この大会がわが国の経済界にも大きな刺激になるものと信じています」

■真下 昇 ラグビーワールドカップ2015・2019日本招致委員会 委員長
(日本ラグビーフットボール協会 副会長・専務理事)

「私どものワールドカップ日本招致に対し、文部科学省を中心として、関係各府省の皆様から深いご理解をいただき、この度の閣議了解を受けることができましたこと、大変ありがたく、感謝に堪えません。心から御礼申し上げます。招致決定が行われます7月には、皆様に良い報告ができるよう、招致委員、関係者が一丸となって、獲得に向かってより一層の努力をしてまいりたいと存じます」