6月1日
5月27日から始まった宮崎合宿も本日で最後。
本日は初めて、朝から1度も雨の降らない1日となりました。
FWはまずはウェイトトレーニングから。
本日は約1週間の宮崎合宿の総括となる練習でした。
BKはユニットトレーニングから。
アタックとディフェンスのトレーニングも行いました。
スクラムはベーシックスキルの部分の確認。
ラインアウトでは新しいサインの確認も行いました。
昨日練習したディフェンスのシステムを、スピードを上げずにゆっくり確認。
その後のフィットネスのトレーニングでは4人1組になり、ローイング1台とバイク1台を4人で交代しながら25分間ノンストップでこぎ続けます。
それぞれチームで作戦を練り、制限時間を終えた後トータルで一番長い距離となったチームが勝ち。
ヘル選手、アニセ選手、トゥポウ選手、ラファエレ選手のチームが優勝でした。
ハードなフィットネスのトレーニングを終えたあとは、今までの合宿でやってきたことをノンストップで実戦形式で確認しました。
午前中の練習をもってチームは一度解散。
それぞれ1日、オフを過ごしたあと、再度3日に東京で集合します。
5月31日
本日も朝からFWとBKにわかれて、それぞれユニットトレーニングとウェイトトレーニングを行いました。
メディシンボールでトレーニングを行うFWの選手たち。これから行うウェイトトレーニングに向けて、体幹を刺激します(「アクティベーション」と呼ばれます)。
姫野選手と徳永選手があげているのは100kgのウェイト。
180kgのウェイトでデッドリフトを行うリーチキャプテン。
FWがウェイトトレーニングを行なっている間、BKはグラウンドでスクラムからのディフェンスのトレーニングを行いました。
トゥポウ選手のウェア(背中にGPSを入れるポケットがついています)にGPSを装着するヘル選手。
本日から、チームに長谷川コーチが合流しています。
FWはウェイトトレーニングを終えた後、イタリア代表を想定したスクラムのトレーニングを行いました。
最後は試合形式の練習の中で実際にスクラムを組みました。
その後に行なった全体練習では、冒頭にフィットネスのトレーニングを行い疲労を蓄積させた上で、ディフェンスのアライメントの確認を行いました。
少しずつスピードと強度を上げ、最終的には試合形式で実施。
午前練習終了後の集合写真。
その後は昼食をとり、こちらは午後の練習のウォーミングアップの様子。
ペアを組み、相手の手を先に挟んだ方が勝ち。逃げるときだけ手を上下に離すことができる、というリアクションにフォーカスしたゲームです。
その後、練習の前には走り込みを行いました。
午後の練習の様子。イタリア代表のアタックを想定したディフェンス練習です。
一対一のシチュエーションでの、タックルの練習。
ダミーを持っている選手がステップを踏み、もう一人がその選手に向かってタックルに入ります。
全体練習終了後、ハイボールキャッチの練習を行う田村選手。
首を鍛えるリーチキャプテン。長谷川コーチが上から力をかけます。
キックの練習をする田村選手、松田選手、野口選手。
練習終了後もジムに残りトレーニングを行う稲垣選手と真壁選手。
明日はついに宮崎合宿の最終日。
約1週間の合宿の集大成となる練習を行います。
5月30日
本日は午前中にリカバリーとしてヨガを行いました。
目をつぶり、鼻で呼吸をしてリラックス。
3割ほどの選手がヨガは初めて、とのこと。普段のラグビーとは違う動きに、悪戦苦闘しながらも真剣に取り組んでいました。
心身ともにリラックスした後、午後はそれぞれ思い思いの時間を過ごしました。
明日からまたハードなトレーニングを再開します。
5月29日
宮崎でのトレーニングは2日目。
本日も、雨の降るなか朝からFWとBKにわかれてユニットトレーニングとウェイトトレーニングを交互に行いました。
BKはグラウンドでゲーム形式のウォーミングアップから。
ジムでのFWのウェイトトレーニングの様子。
重いダンベルを勢いよく頭上に持ち上げます。
全身の筋肉を使う、瞬発力が鍛えられるメニュー。
ゴムバンドを装着し前方にジャンプする西川選手。
本日のウェイトトレーニングは、瞬発力にフォーカスしたメニューがメインでした。
FWのスキルトレーニングは、ラインアウトの基本動作の練習。
バーベルを使ってパワークリーンを行う松田選手と田中選手。
昨日同様、ハードなトレーニングを行い、息を上げてから全体練習に入ります。
昨日はランニングでしたが、本日は昨日とは違うタイプのハードなトレーニング(バイクとローイング)でした。
苦しそうな表情の選手たち。
ジムで息を上げた後はそのままグラウンドでチームトレーニングを行いました。
午前中のチームトレーニングでは、自陣から敵陣に行く時の動きの確認や、相手にプレッシャーを与えるとき、また相手からプレッシャーを与えられた時にどう動くかの確認を行いました。
午後は、様々な種類のゲーム形式のトレーニングを行いました。
こちらは、アタック5人でパスをつなぎトライする、というもの。ディフェンスは4人。
こちらは、タッチフットのようなゲーム。一つ大きく違うのは、得点する際に必ずキックを使わなければいけない、ということ。
トライラインより奥にいる選手に、キックでボールを渡します。うまくつながれば得点。
FWとBKにわかれて対決。
写真左側のFWの選手は後ろを向いていて、右側にいるBKの選手が一斉にボールを蹴り上げると同時に振り向き、落ちてくるボールをキャッチします。
ボールの位置を把握し、他の選手とぶつからないようにするなど、瞬時の判断が大事。
こちらは、FWとBKにわかれてドロップゴール対決。
キックを蹴るリーチキャプテン。
ドロップゴール対決はBKが圧勝かと思われましたが、FWの選手はキックチャージで阻止。見事山田選手のキックを止めることに成功していました。
キッカーにボールを渡すSH役はジョセフヘッドコーチ。
全体練習後、キックの練習を行う中村選手と松田選手。
キックを蹴った後、すぐに映像でフォームを確認します。
こちらは、キックの練習を行う田村選手。
よく見ると、キックを蹴る田村選手の後ろの方でポーズを決める選手たちの姿が。
練習を終えてリラックス。左から西川選手、須藤選手、佐藤通訳、真壁選手。
仲良く顔を寄せ合う堀江選手(左)と石原選手。
合宿のルームメイトでもあります。
月曜日、火曜日と3部練習のハードなトレーニングを行った日本代表。
明日はリカバリーにあて、心身ともにリフレッシュします。
5月28日
昨日宮崎に集合してから、本日が初めてのトレーニング。
朝から、FWとBKにわかれてウェイトトレーニングとユニットトレーニングを交互に行いました。
こちらはFWのウェイトトレーニングの様子。
重りをつけてチンニング(懸垂)を行う姫野選手。
こちらはFL西川征克選手。今回のメンバーの中で唯一ノンキャップの選手です。
ダンベルを使ってトレーニングを行うPR具智元選手。
BKのレメキ選手があげているのは160kgのウェイト。
BKのユニットトレーニングの様子。
九州はすでに梅雨入りしているということもあり、本日は一日中降りしきる雨の中でのトレーニングとなりました。
FWのユニットトレーニングは、ラインアウトディフェンスなどを行いました。
午前中にウェイトトレーニングとユニットトレーニングを行なったあとは、軽食をとり、そのままグラウンドでチームトレーニングを行いました。
たくさん走り込んで疲れた状態で、練習に入ります。
疲れた状態でもいい判断をし、ミスもなくすことが目的。
チームトレーニングでは、イタリア代表を想定したアタックやディフェンスの練習を行いました。
今回の合宿には、日本人で初めてスーパーラグビーのレフリーに選出された、久保修平レフリー(日本ラグビー協会A級レフリー)に来ていただいています。
午前練習終了後の円陣。
練習終了後の様子。
後列左から野口選手、ラファエレ選手、トゥポウ選手、アニセ選手。 前列左から中村選手、レメキ選手、ファンデルヴァルト選手。
午後はグラウンドでスキルトレーニングとスピードトレーニングを行いました。
今回の合宿から導入しているこちらの機械は、ゴルフカートの後ろにテレビの画面をつけたもの。
練習中、チームルームに戻ることなくその場で映像や動きの確認ができるため、効率の良いトレーニングをすることができます。
ゴムバンドを装着し後ろから引っ張られた状態でパスをもらい、そのままタックル。
明日も本日同様、午前に2回、午後に1回の3部練習を行います。
5月27日
「リポビタンDチャレンジカップ2018」(イタリア代表戦・ジョージア代表戦)へ向け、日本代表は本日、直前合宿を行う宮崎県宮崎市に到着しました。
到着後、セレモニーを行っていただき、河野俊嗣宮崎県知事から宮崎牛10kgを、戸敷正宮崎市長から宮崎県産完熟マンゴー60個を激励の品として頂戴しました。
「宮崎は第二のホームのよう」とリーチキャプテン。
集合後は今年初となるチームミーティングを行いました。
6月1日(金)までここ宮崎で合宿を行う予定です。