日仏交流150周年

7月6日(日)にフランス大学選抜 vs 早稲田大学(17時キックオフ at 東京・国立競技場)、そして7月10日(木)には、フランス大学選抜 vs 日本選抜(19時キックオフ at 東京・国立競技場)の試合が行われます。
以下に出場3チームをご紹介します。(チケットについてはこちらをご覧ください


フランス大学選抜

フランス大学選抜は、1992、1996、2000年の学生W杯を3連覇した強豪。過去には、ガルティエ、プルース、イバニェスら、後の正代表キャプテンなど、錚々たる面々が名を連ねてきた。フランスには現在、男子452、女子88の大学生チームが存在し、約1万3千人の選手が所属する。だが、フランス学生選抜の中心となるのは、学生クラブの代表というよりも、プロチームに所属し、学籍を有する選手達。大学大会の覇者、グルノーブル第2大学の中心選手たちを含め、ほぼ全員がプロチームの契約選手である。学生W杯の廃止以降、活動の中心はイングランド学生選抜との定期戦。来年からは、英国、アイルランドの4チームとの学生5か国対抗に参加の予定だ。


日本選抜

2007年に発足したATQプロジェクト。2011年ワールドカップでベスト8入りを実現するために立ち上げられた、ユース世代を中心とした包括的強化策。「Advance To the Quarterfinal」の頭文字をとったものだ。これは目標達成に向け、若手選手を発掘、育成、海外派遣をしていくことを軸にしているが、同プロジェクトの中で発掘され、成長の過程にある選手たちで構成されるのが今回の日本選抜だ。6月にウェールズで開催されたジュニア・ワールドチャンピオンシップで指揮を執った薫田真広ATQコーチング ダイレクターが監督を務める。


早稲田大学

1918年に創部。大学選手権優勝14回、関東大学対抗戦優勝32回を誇る国内屈指の名門クラブだ。中竹竜二監督の指揮の下、昨年は2年ぶりに大学日本一を奪回。日本選手権でも2回戦に進出し、東芝ブレイブルーパスに食らいついた。今季の陣容も充実。突破力のあるNO8豊田将万主将を筆頭に、機動力もあるPR瀧澤直、U20日本代表に選出されたSO山中亮平、WTB中濱寛造らの才能と、継承される伝統の技の融合を目指し、『Dynamic Challenge』(大胆な挑戦)をスローガンに掲げて2年連続の頂点を狙っている。