競技規則につきまして、ワールドラグビーよりこのほど、下記の通り条文改正に関する通達が出されました。日本協会でもこれを受け、ここに通知いたします。貴協会におかれましても、加盟都道府県協会、および、各チームに周知徹底いただけますようよろしくお願い申し上げます。

敬具

 

 

先般開催されたワールドラグビー中間理事会にて、定款に従って、以下、競技規則の条文の改正が承認された。いずれも2022年1月1日より施行される:

 

① 7人制競技規則 第6条(インゴールジャッジ)

  以下の条文を追加:

    「6.37 TMOがいる場合、インゴールジャッジは必要ない。」

 

② 競技規則第9条 条文修正

  頭部へのコンタクトに対する対処手順(HCP: Head Contact Process)の改訂および競技に関する規定第17条「不正なプレー」の改正を受けて必要となった条文修正:

  「危険なプレー」

11.  プレーヤーは、無謀な、または、他者に対して危険な行為はいかなるものもしてはならず、これには肘や前腕を出す行為を含む。

12. プレーヤーは、誰かに暴行したり、暴言を吐いたりしてはならない。暴行には、かみつき、殴打、目や目の周辺部への接触、腕、肩、頭、膝のいずれかの部分を使って殴ること(スティフアームタックルを含む) 、踏みつけること、足でつまずかせること、蹴ることを含むが、この限りではない。

 

 

 

■通達対象:加盟協会、競技運営関係者、加盟チーム

■文書作成:日本ラグビーフットボール協会 国際部門・技術部門

■本件についてのお問い合わせ先:

公財)日本ラグビーフットボール協会

技術部門マッチオフィシャルグループ 競技規則担当(referee@rugby-japan.or.jp

 

 

以上