「脳損傷、硬膜下血腫」受傷後の競技復帰についてのガイド追加(通達)を2023年11月9日付で発信しました際に、「脳振盪報告書の改訂」のガイド追加・プロセス変更についてお知らせいたしました。https://www.rugby-japan.jp/news/52279
今回、脳振盪報告書の改訂の重要性の観点より、皆様への周知のために、再度、通達を発信することとしました。報告書の変更箇所・運用について、ご確認をお願いいたします。
【『脳振盪報告書(兼脳損傷等報告書)』への改訂】
脳損傷や急性硬膜下血腫を書き込めるように脳振盪報告書(兼脳損傷等報告書)に改変し、この報告書により従来通り脳振盪及び脳振盪の疑い、上記の説明による脳損傷、急性硬膜下血腫など、重症傷害に当てはまらない頭部外傷を、この報告書により報告を求めることとします。変更箇所は以下の通りとなります。
①脳損傷の定義について説明文を追加、および報告者の役割を細分化
②「受傷時の症状」項目を簡素化
③見舞金請求書の提出、および重症傷害報告書の提出に関する案内文の追加
【報告書の運用について】
2023年度は移行期間として、仮に従来の『脳振盪 脳振盪の疑い報告書』の提出があった場合でも受付可能とさせていただきます。ただし、2024 年度以降(2024 年4 月1 日以降)は『脳振盪報告書(兼脳損傷等報告書)』へ全面移行となりますので、重ねてお願い申し上げます。
当通達についての問い合わせは、日本ラグビーフットボール協会安全対策委員会委員長の齋藤までお願いいたします。(連絡先 m.saito@rugby-japan.or.jp)
■通達対象:都道府県、都道府県協会安全対策委員長、加盟チーム
■文書作成・問い合わせ先:日本ラグビーフットボール協会 安全対策委員会、テクニカルサービス部門
添付資料 「脳損傷、硬膜下血腫」受傷後の競技復帰 に関する資料一式