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3月21日

第77回女子セブンズユースアカデミーが開催され、選手23名が参加しました。

今回も全国高体連女子担当の石井副部長に選抜大会前のお忙しい中ご参加いただきました。

 

今回はS&Cとメディカルの2セッションです。


オープニングとして問答ゲームを行いました。

「動物に例えて選手としての自分を伝えよう」という内容です。自身の特徴に当てはめて、チーター、ゴリラ、カメレオン、サル、ネズミ・・・様々な動物が出てきました。

 

〇S&C

今回は①Physical Targetの確認と②GPSについてです。

前回のアカデミーで必要な体力要素の具体的なターゲット(数値)を示していただき、今回のアカデミーではどれだけの選手がターゲットをクリアできているかを共有しました。年間のトレーニング目標の一つ目「個の強化」がどれだけ行えたでしょうか?


続いてGPSについてです。

「GPSって何?」というところから一つ一つ細かく説明がありました。データの見方、見るポイント等ただ数字だけを見るのではなく、そこから何が読み取れるのか?どんな背景があるのか?など活用の仕方についてです。実際にどういうプレーをするとGPS数値も高く出るのか動画を見てチェックをしました。


GPS数値はパフォーマンスを評価する一つの方法です。7H(アカデミーで大切にしているキーワード)の精度を高めることでプレーの精度が高まることに結びつきます。


 

〇メディカル

メディカルの今回のテーマは「アンチドーピング」についてです。

「ドーピングとはどんなこと?」という問いかけからです。


ドーピングの定義、アスリートの役割と責務、違反するとどうなるか、診療機関受診時に大切なこと、薬に関する情報確認先など幅広く学びました。また、漢方薬やサプリメントとの関係についても学びました。そして、何よりも大切なのは「体に摂り入れるものには責任を持つ」ということです。日頃の食事からしっかり栄養を摂っていくことの大事さを学びました。

 

クロージングでは7人制と15人制の選手の役割の違いについてです。7人制には「タイプ別役割」があり、大きく3つのタイプに分けられます。オープニングの「自分を動物に例えると?」で出してもらった動物をこの3つのタイプに分け、自身のタイプを確認しました。自分と仲間のタイプを理解することで、お互いの強みを活かしあうことにつながります。アカデミーが目指すセブンズを体現できるよう、今日学んだことを意識しながら練習に取り組んでいきます。