IRBパシフィック・ネーションズカップ
●6月7日(土) 福岡

オーストラリアA代表戦直前合宿7日目。いよいよ、IRBパシフィック・ネーションズカップ2008 TOSHIBAジャパンラウンドの日本代表の開幕戦となるオーストラリアA代表戦に向けて最後の練習を行いました。

いつものように、さわやかスポーツ広場での練習となった今日は、軽いウォーミングアップから、ディフェンスラインスピードドリルを行い体を温め、ユニットに分かれました。FWはラインアウトとスクラムコミュニケーションを、BKはラインアタックを行い、細かな調整を図りました。

その後は、箕内キャプテン主導のキャプテンランに移行。約15分間各種地域を想定しチームランが行われました。様々なオプションを使いながら、時にはFWで、時には決定力ある両ウイングが次々とトライラインを超えていきます。しっかりと明日の試合をイメージして最後の練習を終えました。

明日8日、14時。福岡・レベルファイブスタジアムで日本代表は、より進化した姿をファンの皆様にお見せします。ぜひとも、スタジアムに足を運んでいただき、我々のサポートをお願いします。

◎箕内キャプテン
「相手どうこうというより、自分たちの役割をしっかりとこなすことが大切。両ウイングに決定力があるので、そこに良いボールを供給していきたい。福岡のファンの皆さんに熱い試合をお見せしたい」

また、本日、17時よりカンタベリーショップ福岡で日本代表選手のサイン会が行われました。参加したのは大西選手、有賀選手、平選手、吉田(大)選手、中山選手の5名。約1時間ファンの皆さんとの交流を楽しみました。さすが、ラグビーどころ福岡。ラグビージャージを纏った子供たちがたくさん来てくれました。参加してくれたファンの皆さん、ありがとうございました。そして、カンタベリーショップ福岡のスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

素早い出足で一気に上がる   箕内主将を中心に円陣を組み意思統一を図る   CAB戦でも衝撃的なトライを上げた遠藤選手。この試合にも期待がかかる   サポートの意識は常に高く
素早い出足で一気に上がる   箕内主将を中心に円陣を組み意思統一を図る   CAB戦でも衝撃的なトライを上げた遠藤選手。この試合にも期待がかかる   サポートの意識は常に高く

グラウンドを大きく使って攻撃を仕掛ける   背中がまっすぐに伸びたスクラム   ラインアウトのオプションを確認する   多くの子供たちが訪れたサイン会
グラウンドを大きく使って攻撃を仕掛ける   背中がまっすぐに伸びたスクラム   ラインアウトのオプションを確認する   多くの子供たちが訪れたサイン会

選手の周りにはサインを待つ長蛇の列が   参加者との写真撮影   カンタベリーショップ福岡のスタッフの皆さんと
選手の周りにはサインを待つ長蛇の列が   参加者との写真撮影   カンタベリーショップ福岡のスタッフの皆さんと

●6月6日(金) 福岡

オーストラリアA代表戦直前合宿6日目。今日のチームの活動はなし。終日オフとして疲労回復に努めました。

そんなオフの一日に9名の選手が、福岡・百道中学校に学校訪問に行ってきました。今回参加したのは、大野選手、西浦選手、平選手、吉田(朋)選手、吉田(大)選手、水山選手、篠塚選手、青木選手、田中選手です。

昼過ぎに学校に到着した選手たちは、まず校長室に招かれ校長先生から歓迎の言葉を頂戴しました。
その後、9人の選手が、3年生9クラスに一人ずつ分かれ給食を一緒に食べました。4時間目終了後、各クラスの代表が選手たちを校長室まで迎えに来てくれました。各教室に到着後、おいしい給食(今日は牛丼!)をいただきました。生徒さんたちの配慮か選手たちの給食はテンコ盛り。選手たちは大分きつかったようです。給食を食べながら生徒からは、次々と質問が浴びせさせられ、一つ答えるごとに大きな歓声に沸く教室や、しっかりと選手の話に聞き入る教室があり、いろんな雰囲気の中で給食の時間を過ごしました。

そして、昼休みの後は、いよいよ交流会が始まりました。今回は全校生徒がグラウンドで我々を迎えてくれました。その数、何と1000名!この数には、選手たちも驚きの表情を隠せませんでした。まるで体育祭のような雰囲気の中、登場した日本代表選手を大きな拍手で迎えてくれました。

最初は、百道中学校ラグビー部とのタッチラグビー。4対4の2つのグループで3分間のタッチラグビーを楽しみました。日本代表の巧みなボール捌きや、ロングパスに大きな歓声が上がりました。

続いて行われたのは、リレー対決。まずは、女子の部に参加。200mトラック4周を8人で競いました。参加したのは女子運動部の皆さんと日本代表の大野選手を除く8人。第1走者の田中選手がスタートダッシュで飛び出し、周りで見守る生徒に手を振る余裕を見せて第2走者の吉田(朋)選手へ。この時点で大分余裕の出てきた日本代表チーム。続いて第3走者の青木選手、第4走者の平選手、第5走者の水山選手、第6走者の吉田(大)選手とスムーズにバトンが渡り、1位をキープしていきました。ここで、吉田(大)選手が、なんとバトンを落とすアクシデント(どう見てもわざとでした・・・)。ここで3位になった日本代表は第7走者の篠塚選手が追い上げを図ります。一進一退の状況のまま、アンカーの西浦選手にバトンが渡りました。必死に走った西浦選手でしたが、後一歩及ばずまさかの2位という結果に終わりました。

続いて、男子の部。こちらも部活対抗で行われ、バスケット部やラグビー部、サッカー部などの運動部に加え、パソコン部なども参加。剣道部などは竹刀をバトン代わりにするなど各部の特色を生かしたリレーとなりました。
男子は、800mを4人で走ります。そんな中、日本代表はハンデ(?)として女子と同様8人で100mずつ走りました。走る順番は先ほどと同じですが、今度は男子ということで選手たちも気合が入りました。しかし、第1走者の田中選手がバスケット部の生徒に遅れを取るといういきなり厳しい展開。それでも、第2走者の吉田(朋)選手が自慢の快速を見せ、一気に全員を抜き去りトップに躍り出ました。ここからは、後続を気にしながら次々とバトンが渡り、アンカーの西浦選手へ、後ろを気にしながらも余裕でゴールテープを切り、日本代表の面目を保ちました。

続いて行われたのはキック対決。サッカー部のキッカーを務める生徒さんと、吉田(大)、平選手の2人が飛距離・正確性を競いました。見事な回転のかかったスクリューキックに大きな拍手が送られました。
最後は、綱引き対決。体育祭で優勝した女子チームと百道中学校ラグビー部と日本代表の合同チームが対戦。両チームとも円陣を組み、作戦を協議し気合を入れていきます。第1戦は、女子チームの気迫に圧倒されあえなく敗退。第2戦に向け、ここで合同チームは2年生のラグビー部を加える作戦に出ます。これにより、一気に人数を増やした合同チームが2回戦をものにし、勝負の行方は最終3回戦へ。大勝負となった最終戦は、低く綱を引っ張る女子チームに主導権が移り、徐々に合同チームが後退。非常に長い対戦となりましたが、女子チームが勝利を収めました。

これで交流プログラムは、終了。この後、3年生男子から我々へ熱いエールが送られました。
そして、お別れの会へ。教頭先生から、来校のお礼と応援の言葉を頂戴し、日本代表からは、大野選手が代表して「今日は本当にありがとうございました。皆さんと交流できて本当に楽しかったし、皆さんから大きな力をもらいました。日曜日の試合は必ず勝ちますので、ぜひ応援に来てください」とあいさつをしました。

その後、百道中学校の生徒会長横田君から生徒を代表してお礼の言葉をいただきました。最後に、今日参加した全選手が一言ずつスピーチして、退場となりました。退場の際には、本当に大きな拍手で送り出してくれました。
終わっても、選手の周りには、2重・3重に生徒たちが集まり、別れを惜しむように、交流を深めました。

貴重な授業の合間に我々を迎えていただきました百道中学校の皆さん、本当にありがとうございました。また、実施プログラムの作成等ご尽力いただきました百道中学校・宮田先生。今回の訪問をアレンジいただきました九州協会の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。我々は、今日もらった力を日曜日の試合で爆発させたいと思います。
明日は、午前中にキャプテンランを行い、日曜日の試合に向けた最終調整に入ります。

3年9組の田中選手   イケメンと人気だった平選手   選手も笑顔が絶えません   百道中学校ラグビー部のみんなと
3年9組の田中選手   イケメンと人気だった平選手   選手も笑顔が絶えません   百道中学校ラグビー部のみんなと

余裕たっぷりの吉田(朋)選手   こちらは男子の部   アンカーの西浦選手   女子の部のリレー
余裕たっぷりの吉田(朋)選手   こちらは男子の部   アンカーの西浦選手   女子の部のリレー

吉田(大)選手のキック   体育祭優勝チームと   試合さながらの円陣   必死に綱を引く吉田(朋)選手
吉田(大)選手のキック   体育祭優勝チームと   試合さながらの円陣   必死に綱を引く吉田(朋)選手

綱引き対決は長期戦に   熱いエールを送ってくれました   チームを代表して大野選手があいさつ   百道中学校生徒会長
綱引き対決は長期戦に   熱いエールを送ってくれました   チームを代表して大野選手があいさつ   百道中学校生徒会長

1000人を超える生徒さんたちに見送られて   優しい笑顔で人気だった田中選手
1000人を超える生徒さんたちに見送られて   優しい笑顔で人気だった田中選手
●6月5日(木) 福岡

オーストラリアA代表戦直前合宿5日目の福岡は、快晴。気温も高くなり、非常に暖かい一日になりました。

今日の日本代表は、午前中はFW・BKに分かれてウエイトトレーニングを実施しました。今日のメニューは約40分程度のメニューでしたが、しっかりと体を作り上げました。ヒューメコーチは、練習後に選手を集め「このウエイトトレーニングの成果をグラウンドで活かすことが一番大切。これまでの素晴らしい努力を日曜日の試合で爆発させよう」と話しました。

午後は、練習グラウンドをお借りしているコカ・コーラウエストレッドスパークスとの合同練習を実施しました。
ウォーミングアップで体を温めた後、キックキャッチからの3対2と3対1、ボールプロテクト、レッグドライブドリルの3つを短時間で回るスキルローテーションでしっかり基本スキルを確認しました。

ここから、CCWRSと合流し、合同練習がスタート。まずは、8分間のチームランを実施。CCWRSのキックオフから始まり日本代表がアタックを繰り返しました。DFを把握し、状況判断をしながら、アタックを仕掛けていきました。ボールを落とす場面も見られましたが、FW・BK共に良好なコミュニケーションがとれ、先週にも増して、アタックの精度が高まり、攻撃的なアタックとなりました。
1分間のインターバルを経て、ユニットトレーニングに移りました。FWはラインアウト、BKは、アタック・ディフェンスを実施しました。共に、回数を重ねるたびに激しさを増し、実戦さながらのトレーニングが行われました。

続いて、今度は、日本代表キックオフから日本代表がディフェンスをする形でチームランがスタート。CCWRSが仕掛ける様々なアタックを出足の早いDFラインでプレッシャーを掛け続け、前進を阻みました。DFラインが崩れれば、すぐにチーム全員でコミュニケーションをとり修正を図りました。
さらに1分間のインターバルを挿んで、ユニットに移行。FWはスクラム、BKはセットプレーからのアタック・ディフェンスを行いました。FWはライブスクラムで先日のCAB戦の課題修正に努めました。BKはCCWRSのアタックにプレッシャーを掛け続けました。

最後は、再びチームランを行って合同練習を終えました。
若干のミスがあったため、満足はできませんでしたが、JKは円陣の中で、「みんなが今日の結果に満足していないことに満足している」と一定の評価を与えました。

オーストラリアA戦を前に、実戦感覚を養う練習ができたことは、チームにとって非常に大きなアドバンテージとなりました。今回の合同練習を快くお引き受けいただいた、コカ・コーラウエストレッドスパークスの向井監督をはじめ、すべての関係者の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。
明日は、チームのトレーニングはなく終日オフとなります。

トレーニング前には入念なストレッチング   ボールが2つに増えた   タックルバックに突っこむ   DFを見て・判断・アタック
トレーニング前には入念なストレッチング   ボールが2つに増えた   タックルバックに突っこむ   DFを見て・判断・アタック

ストロングポジションをつくる   一歩でも前へ   安定したラインアウトを目指して   マキリ選手の機動力
ストロングポジションをつくる   一歩でも前へ   安定したラインアウトを目指して   マキリ選手の機動力

CAB戦の課題を修正   相手にスペースを与えないディフェンスを  
CAB戦の課題を修正   相手にスペースを与えないディフェンスを    

●6月4日(水) 福岡

オーストラリアA代表戦直前合宿4日目。日本代表は、予定していたトレーニングをキャンセル。選手の疲労度を考慮し、終日オフとしました。

そんななか、太田GMと地元コカ・コーラウエストレッドスパークスに所属する西浦選手が、福岡市役所を表敬訪問。高田副市長に今回の福岡滞在中の様々なサポートの御礼と、試合への意気込みをお話しさせていただきました。高田副市長からは、試合への期待を込めた激励を頂き、さらなるサポートをお約束いただきました。西浦選手からは、日本代表のジャージをお渡しし、当日の応援をお願いさせていただきました。

その後、市政記者クラブの一室をお借りして記者会見を開催、多くの報道陣が集まる中、試合へのさらなるPRをお願いしました。記者会見の冒頭、太田GMからは、「今回のIRBパシフィック・ネーションズカップは、我々の成長を知る上でも重要な大会。その初戦を、ラグビーが根付く福岡で開催できることを本当に嬉しく思う。ぜひとも多くのファンの皆様にスタジアムにお越しいただきたい」とあいさつ。西浦選手からは、「私にとって、福岡は特別な場所。大学・社会人とラグビーをする自分を育ててくれた場所です。今回、ここに日本代表として戻ってくれたことを本当に嬉しく思います。多くの子供たちに夢を与えられるよう体を張って戦いますので、ぜひとも応援してください」と力強く語りました。
報道陣からも活発な質問が飛び交い、試合への関心の高さが伺えました。

明日は、午前中にウエイトトレーニング、午後はコカ・コーラウエストレッドスパークスとの合同練習を行います。

高田副市長とがっちり握手   共同記者会見には多くの報道陣が訪れた   高田副市長を囲んで記念撮影  
高田副市長とがっちり握手   共同記者会見には多くの報道陣が訪れた   高田副市長を囲んで記念撮影  

●6月3日(火) 福岡

オーストラリアA代表戦直前合宿3日目。今日の福岡は、前日の雨も上がり、曇り空でしたが、しっかりとトレーニングに励むことができました。

午前中は、FW・BKに分かれ、ウエイトトレーニングを行い筋力強化に努めました。ポジション別のメニューで、自分の体を追い込み世界と戦う体作りを行いました。
午後は、全体でのトレーニングを実施し、ラダーやランニングスキルを高めるウォーミングアップから、チームランを実施、キックオフやラインアウト、ペナルティなど各種セットプレーからの組織アタックを確認しました。CAB戦の反省を踏まえ、攻撃の起点となるラックの精度やディシジョンメーキング等を意識しさらなる攻撃力強化を目指しています。

その後は、22mラインに並んだ20人のディフェンスをチームでいかに突破するかというウォールドリルを実施。隙間なく並んだディフェンスを崩し、突破するための判断力を養いました。FWで近場をじりじりと攻めたり、アングルをつけてディフェンスラインのギャップを生み出したり、時にはキックで裏を陥れたりと様々なオプションを使いながら、アタックを仕掛け続けました。

全体でのトレーニングは、ここまで。この後は、FW・BKに分かれユニットトレーニングに移りました。FWは、スクラムを実施。CAB戦からの修正、進化を目指しています。CABを上回っていたヒットスピードをさらに向上させ、安定したスクラムを完成すべく、ポジションスキルから、スクラムマシン、ライブスクラムと組み込みました。

BKは、ディシジョンメーキングを養うドリルを実施。アタックラインでサインや言葉を発しないまま、ディフェンスと味方の動きを見ながらオプションを選択するという、状況判断を重視した練習に励みました。言葉という重要なコミュニケーションツールを使わずにアタックするという試みでしたが、選手たちは仲間の動きを十分把握していて、その中でもしっかりと攻撃を組み立てていました。
今日の練習後も、ホット&アイスバスを利用し、リカバリーをしてトレーニングを終えました。

明日の練習は、選手の疲労度を考慮し、終日オフとしました。
また、明日は、太田GMと西浦選手が、福岡市・高田副市長を表敬訪問いたします。今回の試合誘致と各種受け入れの御礼と、日曜日の試合へのさらなるサポートをお願いしてきます。

各ポジションごとに定められたメニューを行う   フォームを意識したランニングウォーミングアップ   キックキャッチでハンドリングスキルを養う   低さを意識したラックスキル
各ポジションごとに定められたメニューを行う   フォームを意識したランニングウォーミングアップ   キックキャッチでハンドリングスキルを養う   低さを意識したラックスキル

ディフェンスラインスピードを上げる   ラックから素早い球出しで攻撃を仕掛ける   しっかり相手をスイープする   体を低くして突破を図る
ディフェンスラインスピードを上げる   ラックから素早い球出しで攻撃を仕掛ける   しっかり相手をスイープする   体を低くして突破を図る

近場を攻めるFW   コントロールすることの大切さを語りかけるJK   コールせずに味方とコミュニケーションをとりながらラインアタックを仕掛けるBK   ヒットスピードや球出し等を確認しながら組み込んだスクラム
近場を攻めるFW   コントロールすることの大切さを語りかけるJK   コールせずに味方とコミュニケーションをとりながらラインアタックを仕掛けるBK   ヒットスピードや球出し等を確認しながら組み込んだスクラム

●6月2日(月) 福岡

オーストラリアA代表戦直前合宿2日目。本日から福岡でのトレーニングが開始されました。午前中は、ジムを使ってプールリカバリー等を行い、しっかりと体を解しました。その中でも怪我等で調整していた選手たち数名は、フィットネスチェックを行いリハビリ状況を確認しました。

午後は、まずFW/BKに分かれてユニットミーティングを実施。先日のクラシック・オールブラックス戦を振り返りながら今後の課題を取り上げました。
そして、全体でレビューし、グラウンドに出ました。

今回、約2週間の福岡滞在中にお世話になるのは、西浦選手が所属するコカ・コーラウエストレッドスパークスのグラウンドです。天然芝2面の素晴らしいグラウンドと、十分な設備が整ったクラブハウスを持つ最高の施設をご提供いただいています。

そんな素晴らしいグラウンドでスタートした合宿2日目は、ユニットトレーニングを行いました。ウォーミングアップで体を解した後、早速、FW・BKに分かれてトレーニングを開始しました。FWはCAB戦でも課題となったラインアウト。BKは、アタックの精度を高めるべく、アタックドリルに終始しました。
FWは、各ポジション毎のスキルトレーニングから、ユニットトレーニングに移り、ストラクチャーを重視したトレーニングとなりました。それぞれ細かな部分まで突き詰めながら行われました。
BKは、パンチパスドリルから、ディフェンスをつけた形でのラインアタックを実施。ディシジョンメーキングを中心に行いました。

その後は、インディビジュアルトレーニングを行い、約70分で初日のトレーニングを終えました。練習後は、アイス・ホットバスを使用し、しっかりとリカバリーを行って帰路につきました。
明日は、午前中にウエイトトレーニング、午後にグラウンドでトレーニングを行います。

先週のフィットネス・オブ・ザ・ウィークのホラニ選手   CCWRSのグラウンドには、日本代表を歓迎する大きな看板がお目見え   BKはパンチパスからユニットトレーニングをスタート   ラインアウトのポジションスキルを行うFW陣
先週のフィットネス・オブ・ザ・ウィークのホラニ選手   CCWRSのグラウンドには、日本代表を歓迎する大きな看板がお目見え   BKはパンチパスからユニットトレーニングをスタート   ラインアウトのポジションスキルを行うFW陣

個人スキルからユニットへ   さらに攻撃的なアタックを目指しパススキルを向上させる   相手をつけてラインアタックを確認する  
個人スキルからユニットへ   さらに攻撃的なアタックを目指しパススキルを向上させる   相手をつけてラインアタックを確認する  

●6月1日(日) 東京~福岡

オーストラリアA代表戦直前合宿1日目。31日の雨中の激闘を終えた日本代表選手団は、1日、6月8日から開催される「IRBパシフィック・ネーションズカップ2008 TOSHIBAジャパンラウンド」に向け、第1戦のオーストラリアA代表戦の開催地となる福岡へ移動しました。

11時に宿舎を出発したチームは、羽田空港で昼食を取り、14時30分の航空機で福岡に向かいました。ホテル到着後、すぐにプールへ直行。試合と移動時の疲労回復に努めました。明日からコカ・コーラウエストレッドスパークスのグラウンドをお借りして練習を開始します。

また、この日、地元福岡で人気のCROSS FMの信川竜太さんがナビゲーターを務める「信川スポーツ」に九州出身の箕内選手、西浦選手、中山選手の3人が生出演。8時20分からの約10分間、今週末の試合のPRをさせていただきました。天神きらめき通りスタジオは、多くの人々が行き来する通りに面したスタジオで、道行く人が足を止めて放送を聞き入る姿も見られました。番組の最後には、日本代表より当日のチケットをプレゼントをして終了。放送を聞かれた方はぜひとも、応援に来てください。

CROSS FM出演中の箕内・西浦・中山の3選手
CROSS FM出演中の箕内・西浦・中山の3選手