2022年度 U17ユーストレセン キャンプ レポート
2022年9月11日(日)
最終日も早朝のウォークスルーからスタートです。桑原監督から昨日の練習の振り返り改善点を具体的に挙げてもらい入念な確認を行いました。
合宿を通して、世界に勝つ為に何が必要か理解を深めることが出来ています。
朝食終了後、荷物をまとめて最後のセッションを行う為グランドに移動です。
練習前ミーティングで、監督よりキャンプのゴール再確認、練習で行うことのプレビューをし、スタッフ、選手がやるべき事を共有し練習に入りました。
3日間やり通しているハンドリングでの、早いセット、正確なキャッチとパス、低く強いボールキャリーを世界と戦うための武器を磨き続けました
最後のグランドで行った、相手をつけてのコンタクト練習では激しさだけでなく、主体的にチームトークも取り組む姿が見れました
練習後には、すぐに人工芝グランドに移動しレビューを行います。
ストレッチ後、閉校式を行いました
野澤TIDマネージャーより、「選手のみんなの取り組みで成功をする事が出来た。この素晴らしい環境でラグビーができるのは当たり前ではないので、理解をする事とハングリーさを忘れず成長し続けてほしい」とお話しがありました。
薬師寺統括からは「この合宿に関わった全ての関係者に感謝をする事と、3年ぶりのキャンプにて世界と戦うためのマインドセットを常にし続け、海外への遠征をつかみ取れるようチャレンジしてほしい」とお話がありました。
最後に、今回熊野高等学校のラグビー部の皆さんが、感染対策を講じた上で、様々なサポートをしていただきました。その感謝の気持ちを込めて、桑原監督より記念品を贈呈いたしました。
閉校式終了後は、グランドにて記念撮影を行い2泊3日の合宿を無事に終える事が出来ました。
U17世代のキャンプとしては3年ぶりに開催されたU17ユーストレセンキャンプは大きな怪我もなく大成功に終わることができました。
コロナ禍での開催ということもあり様々な制限もありましたが、ホテル関係者、熊野高等学校のみなさんはじめ多くの皆様のご尽力ご協力のお陰でこの合宿を開催できたことに心から感謝いたします。
2022年9月10日(土)
合宿2日目の朝は、宿泊先の敷地内にあるテニスコートで昨日の練習の振り返りをウォークスルーで行いました。
朝食、全ての食事はビュッフェ形式で提供していただき、必要な栄養も考えながら選手たちはリラックスした雰囲気で朝食を摂りました。
バスで上富田スポーツセンターまで移動し、午前中のセッションに備えます。
練習前に桑原監督よりプレビューのミーティングを行い、練習で意識することを確認しています。
確認後、世界を意識した低さと速さに関連したAT(アタック)の練習です。
この合宿で言い続けている「スクウェア」、GOALでもある「Excel」というフレーズが選手たち自身からも聞こえるようになってきました。
午後の練習もプレビューで意識するプレー、形などのGOODイメージの映像を見ながら選手達に意識をさせて午後の練習もスタートしました
緊張していた選手達も練習を重ねる事でコミュニケーションを図り、まとまりが出ており、ハドルを組んで練習がスタートしました。
午前に続き、ハードな練習でしたが、その中でもキーワードを言い続け、とても良い雰囲気で練習をやりきり、選手達、スタッフから自然と拍手がおこり、良い雰囲気の中練習を終えることが出来ました。
夕食後は、ミーティングを行いました。
本日は現地のメンバーに加えて、オンラインセミナーに参加したメンバーもオンラインで参加してもらい、ハイブリッド型のミーティングを行い、合宿でどのようなことをやっているのか、何を意識してやっているのかなどをオンラインで参加したメンバーにも合宿の内容を共有しました。
最後は、TIDマネージャーの野澤さんよりU17日本代表についての歴史や経緯について話をしてくれ、現地組とオンラインのメンバーに向けて講義をしてくれました。
オンラインで参加したメンバーに対して、最後まで野澤さんが質問に答えてくれ、U17ユーストレセン全体の底上げに繋がったミーティングになりました。
明日が、合宿最終日となります
ゴールである「Excel」を達成する為に、チャレンジします
2022年9月9日(金)
今回は、ユーストレセンスコッド48名の中から21名が参加する「2022年度U17ユーストレーニングキャンプ」になります。
48名が参加した「2022年度U17ユーストレセンオンラインセミナー」に続いてのリアルキャンプです。
この高校2年生世代から日・韓・中ジュニア交流競技会にU17日本代表として参加していましたが、今年度も残念ながら競技会が中止となった為、U17世代の選手を戦略的に育成するためと継続的に強化を図り、高校日本代表、U20日本代表へのパスウェイとなることを目的とした取り組みです。
会場は和歌山県上富田スポーツセンター、最高の環境で今回のキャンプのGOALである「Excel」に向かいトレーニングの開始となります。
全国各地から集まった選手達とキャンプの始まり。上富田スポーツセンターの屋内練習場で開講式を行いました。
日本ラグビーフットボール協会の岸川ハイパフォーマンス部門長より、「高校2年生世代を対象とした合宿が開催できるのは3年ぶり。この素晴らしい経験を成長に繋げ自チームにも持ち帰れるように」とお言葉をもらいました
続いて、薬師寺ユース統括からの挨拶です。
「同時期に大阪でTIDユースキャンプ(高校日本代表候補合宿)も実施されているが、ユース代表としての第一歩を踏み出し、レールに載ったメンバーとして責任と自覚ある行動をしていこう」とお話をいただきました。
続いてU17日本代表の桑原監督からの挨拶とキャンプの内容についてのプレゼンテーションです。
このキャンプのGOALは「Excel」。さまざまな場面で、抜きに出る事をキャンプ中に常に意識させて、世界と戦うためのマインドセットをこの3日間で理解できることがこのキャンプの目標の一つとなります。
桑原監督プレゼンの後は、立ち幅跳びとブロンコの測定になります。
目標タイムに向かい、選手たちは積極的なチャレンジをしました。
今日の練習では、桑原監督からもどんな状況でもスクエアを意識したプレーを行うというプレゼンをしてもらい、そのための練習を行いました。緊張した面持ちで集まった選手たちも、徐々にコミュニケーションを積極的に取り始め、良い雰囲気で練習も進んで行きました
練習の最後は、天然芝グランドに移動し、相手をつけてゲームライクの練習を行いました。今日の練習で意識し続けたスクエアを、ゲームライクの強度でも出せるようにチャレンジしました。回数を重ねるごとに、チームトークでの内容も濃くなり、スクエアを意識してのプレーが多くみることができました。
練習後宿舎に移動し夕食。明日は、午前午後と強度の高い練習です。栄養をしっかり摂って明日に備えます。
夜のミーティングです。
始めに、本日の練習の振り返りを選手主体で行いました。続いて、薬師寺統括より高校日本代表ウェールズ遠征など自身が経験してきたことを、リアルに伝えてくれて、選手たちのマインドが変わった瞬間でもありました。トレーナーの方からも、補食についてのことやケアについても説明がありました。最後に、監督、コーチ陣と1ON1ミーティングを行い、キャンプ1日目は終了となりました。
以上