公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(以下JRFU、会長:土田雅人、東京都港区)は、福岡市(市長:髙島宗一郎)と土地賃貸借に関する契約を締結する運びとなりましたことをお知らせいたします。

これまでコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社が福岡市より土地を賃借し使用していた「さわやかスポーツ広場」をJRFUが承継して、「JRFU福岡トレーニングセンター(仮称)」として運営することとなりました。

JRFUは当センターにおいて、①日本代表の強化拠点事業、②市民利用・ホスピタリティサービス事業の展開を予定しています。

JRFUは福岡市との間で、「JRFU福岡トレーニングセンター(仮称)」を通じて連携・協力関係を一層強め、ラグビーの普及促進やスポーツを通じた地域活性化、市民の健康増進に資する様々な企画等へ取り組み、今後の事業拡大や社会還元に向けての検討を進めてまいりたいと考えております。

 

■「JRFU福岡トレーニングセンター(仮称)」事業概要(予定) 

①日本代表の強化拠点事業

ラグビーの各カテゴリー日本代表が、運動・リカバリー・栄養等の総合管理を通じた選手の強化育成に資する、ハイパフォーマンス強化拠点として、メイングラウンドを活用します。当センターが全面開業となる2023年5月以降、年齢別を含めた男女各代表カテゴリーの強化活動の多くを当センターで行います。

また、情報分析・戦略構築等のインテリジェンス機能や海外チームとの対戦等を通した国際交流機能を整備するとともに、世界水準の指導者・審判を育成する拠点としての機能も整えていきます。

②市民利用・ホスピタリティサービス事業

ラグビー普及振興の一環として、サブグラウンドを地元ラグビースクールや小中高校・大学ラグビー・社会人チーム等に開放、練習利用に加えて、各種大会や試合を開催します。また、日本代表と市民の交流活動や親子スポーツ教室等の各種イベントも企画していきます。



   

◎髙島宗一郎 福岡市長 コメント

「福岡市を日本代表の強化拠点とし、ワールドカップに向けた代表合宿をはじめ、男女各代表カテゴリーの強化活動を行われることを心より歓迎いたします。代表選手を身近に感じ、そのトップレベルのプレーに間近で触れることは、子ども達をはじめ、市民の皆様の夢や希望を育むとともに、市民スポーツの振興につながります。市民との交流、指導者育成や健康増進の取り組みなど幅広く連携を図り、福岡市から、スポーツを通じた元気を一緒に発信していくことを期待いたします」

 

◎土田雅人 (公財)日本ラグビーフットボール協会会長 コメント

「このたび、ラグビーの普及活動が盛んな福岡の地に、当協会として初となる代表強化拠点を設けることができますことを、光栄に存じます。当協会では当センターの運営を通じて地域との連携をさらに進め、地域活性化、市民の皆様の健康増進等へ貢献してまいる所存です。男女ともに、15人制ではワールドカップでベスト4、7人制ではオリンピックでのメダル獲得を目指してトレーニングに取り組む日本代表へ、引き続き温かいご声援を賜りますよう宜しくお願いいたします」

 

以上