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12月19日

昨日の優勝の余韻に浸りながら、本日午前中にオークランドを出発するフライトで帰国となります。


宿舎のMIDDLEMOREを出発する前に、NZ遠征のクロージングと野々村コーチ制作のNZ遠征振り返りビデオを全員で観戦しました。改めて、海外のフィジカルやスピードのある相手に対して、日本チームはひたむきなアタックとディフェンスを繰り返し、アカデミーで1年間積み重ねてきた「7H」を体現して掴み取った優勝だと感じました。


最後にアカデミー参加メダルが選手・スタッフ全員に贈呈されました。選手たちが創作したアカデミー旗をデザインにした手作りバッジです。オリンピックの参加メダルと同じく、アカデミー生および携わってくださった方々全員に贈られます。


今回のNZ遠征では、ラグビーだけでなく、日本とは異なる文化や食事、環境で過ごし、また、海外チーム・選手との交流を通して、たくさんの学びがあったことと思います。ほぼ全員の選手から「まだ日本に帰りたくない!」「また必ずNZに行きたい!」「もっと英語を勉強したい」という声があがっていました。この今の気持ちを忘れずに、これからも所属先や進学先でラグビーや勉強に取り組み、更に成長していってほしいと思います。


来年「2022 JAPAN」と刻まれた優勝カップを持って、またニュージーランドに来られることを期待しています!


最後に、大会主催者をはじめ、今回のNZ遠征に携わってくださった全ての方々、所属先、保護者並びに関係者のみなさまに、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

Thank you for everything! Kia ora!!


12月18日

World School Sevens2022大会2日目(最終日)、U18SDS女子代表としての集大成です。


本日は朝食前にミーティングを行い、やるべき事の確認と意思統一を行いました。試合運びの確認、残り3戦を勝ち切るためにアタックとディフェンスの確認、そして「自分と仲間と勝利を信じてみんなで頑張る」ことを確認し合いました。


1試合目の対戦相手はNew Zealandです。相手に先制されたものの、落ち着いたゲーム運びで繋いだボールを野澤友那選手が前半終了前にトライし、同点で折り返しました。今年のアカデミーの信条の「繋ぐ」を体現しました。後半は2分に西夏穂選手、4分に三好志歩選手、5分に大内田葉月選手がトライを重ねていきます。その後1トライ返されましたが26対12でノーサイド。New Zealandに勝利しました!観客の皆さんからも大きな賞賛を頂き、また他のチームからも拍手で迎えていただきました。


2試合目はNZ cavaliersとの対戦。ここでも前半苦しい場面が続きましたが我慢し続けて6分に西夏穂選手、7分に野澤友那選手がトライ。12対0で折り返し、後半3分大橋聖香選手、6分には島本星凜選手がトライをあげ、26対0で完封。決勝へ進出です。


決勝は3年前の大会でも同じく決勝で対戦をしたAustraliaです。前半すぐに相手にトライを許しましたが、3分に大橋聖香選手が、7分に片岡詩選手が取り返し12対5でハーフタイムを迎えました。後半は1分に三好志歩選手、6分に谷山三菜子選手がトライを重ね24対5となりましたが6分、7分と立て続けにトライを返されました。しかしそこから粘り続けノーサイド。24対19で見事優勝することができました!


アカデミーで大切にしている「ひたむきに」「ハートフルに」を選手達は見事体現してくれました。多くの観客が「JAPAN!」「GO JAPAN!」と声援して下さったのも大きな後押しとなりました。


大会後表彰式が行われ、大会の優秀選手として大橋聖香選手、島本星凜選手が選ばれました。
大会終了後も他のチームなど多くの方々が祝福に集まってきて下さいました。試合が終わった後の彼女達の笑顔は最高に輝いていました。
応援していただいた皆様、ありがとうございました!


12月17日

いよいよ本日からWorld School Sevens2022が始まりました。この大会にU18女子日本代表チームが参戦するのは2019年以来実に3年振りです。参加チーム数も年々増えており、ニュージーランドをはじめオーストラリア、サモア、フィジー、カナダなどの強豪国から24チームが参加しています。


1試合目はNiue Fiti Puaとの対戦です。立ち上がりからほとんど相手を自陣に入れることなく敵陣で攻め続け連続トライをし、19対0で折り返しました。後半も途中出場のメンバーがトライを重ねるなどし、47対0で勝利を収めました。


2試合目はNZ Maoriとの対戦です。身体の大きな相手に対してタックルを繰り返して耐え、0対0で前半を折り返します。後半立ち上がり間もなく片岡詩選手がトライをあげ5対0とリードしましたが、後半中盤に5点を返され同点で終了となりました。


予選プールを1勝1分けで得失点差でプールLの2位となり、3試合目はRugby vaultという予選プールMで2勝していたチームと対戦しました。前半苦しい展開でしたが、相手に疲れが見えたところで6分丸山希香選手、7分下村真穂選手がトライをとり12対5で前半終了。後半も立ち上がりすぐに西夏穂選手がトライ。6分にも片岡詩選手がトライを重ね24対12で勝利し明日の準々決勝に繋げました。


明日もチーム一丸となり頑張ります!



12月16日

大会会場のPakuranga Rugby ClubにてPowhiri(マオリ歓迎儀式)とチームフォトの撮影が行われました。待ち時間には他チームの選手たちから声をかけられ、一緒に写真を撮ったりし、積極的に交流していました。


午後は試合前日のチームランです。試合前のアップと同じ内容を丁寧に行い、全体プレーの確認しました。皆高い集中力を持って取り組み、明日からの大会に向けて良い準備ができています。


夕食後は、ジャージープレゼンテーションを行い、U18女子日本代表チームが世界で勝つために大切なことについて、改めて全員で確認しました。これまで一緒にプレーしてきた選手、サポートしてくださっている方々の想いとともに、チーム一丸となって2日間戦います!
ぜひ応援よろしくお願い致します!

1片岡 詩、2大橋 聖香バイスキャプテン)、3谷山 三菜子(キャプテン)、4宮本 和

5三好 志歩、6水野 小暖、7西 夏穂、8野澤 友那、9丸山 希香

10島本 星凜、11小西 春菜、12下村 真穂、13大内田 葉月、14杉本 姫菜乃


本日誕生日の水野 小暖選手、来週誕生日のスタッフとして帯同している小出深冬さんのお祝いをしました!


12月15日

今日は週末の試合に向け、強度高めのフルコンタクトの練習を行いました。だんだんと選手間のコミュニケーションも増え、ユニット練習内容も選手自ら提案する場面もあり、大会に向けて順調に調整を進めています。


午後は、チームビルディングの1つとしてカップビンゴや、事前の課題となっていた対戦相手の国(ニュージーランド・オーストラリア・スコットランド・カナダ)の文化調べの発表も行いました。その後はフリータイムの時間もとり、リフレッシュできたことと思います。


夜は、大会に出場するチームが一堂に集まるCultural NightがSt Kentigern Collegeで行われ、それぞれの国の歌やダンスをステージで紹介しました。日本チームは日本文化や見どころを英語でスピーチした後、アジアで人気の音楽・ダンスを披露し、会場で一番と言って良いほど大いに盛り上がりました!



明日はいよいよ大会前日。Powhiri Official welcome(マオリ歓迎儀式)やキャプテンズランを予定しています。


12月14日

昨日の夏の晴天から一転、霧雨で肌寒い朝となりました。朝食前にウォーキングとストレッチを行いました。


リカバリーをしてコンディションを整え、今日から試合に向けてマインドを高めていきます。午前中はアジリティーやハンドリングなど基本的なスキルトレーニングをこなし、ディフェンスの動きを確認した後7vs7のゲームを行いました。雨も降り、肌寒い中でのトレーニングとなりましたが、選手同士で声をかけ合いチームの動きを修正していきます。


お昼休憩を挟み、午後の練習前にチームミーティングで午前練習のレビューをしてグラウンドに出ます。


午後もディフェンスの確認を中心に進め、後半はポジションに分かれてユニットで合わせを行い動きの精度を上げることができました。


ワールドスクールセブンズでは週末の試合だけでなく、宿泊先のKings College内や明日15日夜に行われるCultural Nightで、他国の選手たちとの交流する機会があります。少しずつニュージーランドの環境にも慣れてきているので、今後は英語を使って積極的に他国の選手と交流したり、自国と海外の食事や文化について比較してみたり、選手がラグビー以外でもこの遠征で多くの学びがあることを期待しています。


12月13日

約11時間のフライトの後、冬の成田から夏のオークランドに到着しました。


今回はKings College内のMIDDLEMOREという学生寮に滞在します。Kings Collegeは、ラグビーフィールド4面、陸上競技場やジム、プール、食堂があり、集中して大会の準備ができる環境が整っています。


ランチ後は、あらかじめスタッフが撮影していた校内の写真を探すウォークラリーを行い、ニュージーランドの緑豊かな学校の雰囲気を感じながら、リラックスして過ごすことができていました。


その後、フィールドにてS&Cコンディショニングやボールゲーム、ハンドリング、ディフェンスなどのメニューをこなし、フライト後の身体をほぐしました。

フライトの疲れや時差の影響もあるため、今日はしっかりと睡眠をとりリカバリーをして、明日からの練習に備えます。


12月12日

女子セブンズユースアカデミーで今年1年間活動してきたメンバーから選出された高校1年生から3年生までの14名が、ニュージーランドで開催されるワールドスクールセブンズ2022(World School Sevens)に出場するため、U18女子日本代表として桜のエンブレムを胸に付け、本日成田空港からオークランドに出発します。


コロナ禍の前に最後に参加した2019年大会で叶わなかった「優勝」を目指して、今までアカデミーで積み重ねてきた力を発揮し、チーム一丸となって戦います。応援よろしくお願いします!