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1月21日

二泊三日の合宿もあっという間に最終日となりました。

本日は悪天候のため味の素ナショナルトレーニングセンターに隣接する国立スポーツ科学センターの陸上競技実験場で練習を行いました。

 

全員でPre-habを行った後、昨日のチームに分かれてFUNゲームです。色々なボールを使ったり、間隔を変えたりして、いかに早くパスを繋いでいくかを競います。どのチームもスタッフの動きがキーになると考えられ、どこに配置するか、どのような間隔にするのか、とても心遣いが感じられます。


その後はハイボールキャッチの練習。ただ空中のボールをキャッチするだけではなく、どのような場面が想定されるのか、そのためにはどのようにしなければならないのか。2人目の位置は?2人目の仕事は?等色々な場面を想定しながら考えながらプレーします。


後半は、2vs1、3vs2、3vs3を行い、ワンプレーワンプレーしっかりと前を見て判断します。


クロージングでは兼松ヘッドコーチより今合宿についての講評を頂き、最後にSDSのメンバーから一言ずつメッセージを頂きました。

SDSのメンバーからは「アカデミーのメンバーからも学ばせてもらえました」、「見て学ぶということも大切にしてください」、「お互いに切磋琢磨して頑張りましょう」、「お互い高めあっていきましょう」、「学んだ事をしっかり吸収していきましょう」などの言葉を頂きました。アカデミー出身の選手からは「アカデミーのときに学んだことを今も大切にしている」というコメントもいただきました。

SDSのメンバーと一緒にプレーをしたりアドバイスをもらったりし、貴重な経験になったと思います。

今回の合宿で得た「気づき」をそれぞれ持ち帰り、次回のアカデミーで進化した姿をみられることが楽しみです!


最後に、合宿の開催にあたり、今回もたくさんの方々にお世話になりました。味の素ナショナルトレーニングセンターという素晴らしい環境や、グラウンドや練習でご協力いただいた自衛隊体育学校のチーム・コーチのみなさま、大変お世話になりました。また、所属先、保護者ならびに関係者のみなさまのご理解・ご協力に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。


1月20日

本日は自衛隊朝霞駐屯地のグラウンドにて、ユースアカデミーと女子セブンズ日本代表候補(SDS)、そして自衛隊体育学校チームと合同で練習を行いました。


しっかりとウォーミングアップをし、今年のアカデミーでは初めてのブロンコからスタート。昨夜のS&Cレクチャーで確認したアカデミーのスタンダードに対して、今の自分のレベルを確認します。後半の一番きつくなるところで、選手もスタッフもみなで声を掛け合いながら、最後まで走り切りました。


その後は、FUNゲームで緊張と身体をほぐし、1on1やパスを3チーム一緒に、メニューによってはカテゴリーに分けて行いました。アカデミー生にとっては、初めての合宿で、今後の目標となるSDS選手と一緒に練習ができるという、とても貴重な機会となりました。
午前練習も終わり、少しずつ雰囲気にも慣れ、昼食時には会話や笑顔が増えてきました。


午後はFUNゲームからスタート。チームや年齢関係なくグループに分かれ、グループ対抗戦で勝負します。


S&Cでは、リアクションやランニングの勝負を行いました。その後、基本の動作を、より実践に近い場面を意識しながら確認していきます。4パスの後はユース同士でタッチ形式のマルチゲームを6本行いました。


アカデミー生のタッチゲーム中も、SDSメンバーや自衛隊体育学校チームのみなさんが、まるで本当のチームメイトのようにたくさん声をかけてくださいました。自衛隊体育学校の選手およびコーチのみなさん、いつも温かく迎えてくださり、貴重な機会をいただきありがとうございます。


アスリートヴィレッジに戻り、夕食前にはペアストレッチを行い、リカバリーの大切さや方法も学んでいきます。
夕食後は、スタッフも加わりチーム対抗で3つのコミュニケーションゲームを行いました。背中に文字を書いて伝えていく「背中文字リレー」では、言葉は発さず、5人目に正しい単語が伝わるように、背中に全神経を集中させます。最後のお題はスタッフが最終回答者となりました。お題は正しく伝わったでしょうか?


明日は悪天候が予想されるため、フィールドではなく屋内の練習を予定しています。この2日間で少しずつアカデミーの雰囲気にも慣れ、緊張もほぐれて笑顔やコミュニケーションが増えてきています。それがラグビーにも活かされていくのが楽しみです。


1月19日

昨年12月に高校3年生を送り出した女子セブンズユースアカデミーも、新しい一年がスタートしました。

第91回は初めてアカデミーに参加する選手のみでの開催です。中学3年生から高校2年生までの18名が参加しています。今回は女子日本代表候補(SDS)との併催で、これは初めての試みです。SDSの選手からもたくさん吸収してもらいたいです。


本日はハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)でトレーニングを実施しました。HPSCは日本の様々なスポーツのトップ選手がトレーニングを行われる場所でとても素晴らしい施設です。充実したジムや各種目の専用体育館などがあり、本日も多くのアスリートが私達と同じように合宿をされていました。

 

選手は到着後メディカルチェックを受け、先ずはミーティングからです。

ミーティングではアカデミーについてやアカデミーの目的が説明され、自己紹介等のグループワークを行いました。自己紹介は2人一組になって30秒ずつ、ペアを3回チェンジして行い、硬かった表情も徐々に緩んでいきました。

 

ミーティングの後はジムに移動し、スクワットとプルアップ(懸垂)の測定を行いました。自分自身の現在の力を「知る」ところからです。測定は3つのグループに分かれ実施しました。身体を動かしていると少しずつ会話も増えていっているようでした。

測定が終了したらグランドでの練習の最初に毎回行うPre−habの基本姿勢について、知念S&Cコーチより細かくレクチャーをしていただきました。正しい姿勢がとれているかスタッフがチェック・修正をしていきました。

 

その後は夕食です。

ここアスリートヴィレッジでは食事はビュッフェスタイルで、入口にあるメニューを見ながら自分で考えて内容や量もチョイスしていきます。これもアカデミーの学びの一つです。

 

夕食後はミーティング。本日は知念コーチからS&Cについてです。

アカデミーで測定する種目のターゲットを示し、本日測定した種目については早速計算をして、自分の今の状態がどうなのかを認識します。明日行うスピードとブロンコのアカデミーの基準についても示して頂きました。

緊張のうちに第一日目が終了したようです。