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3月19日

遠征6日目。本日はチュラビスタでトレーニングを行う最終日です。大会3日目の順位決定戦を想定し、午前、午後とUSA SDSチームと試合を行いました。


【第3試合】◯USA SDS 33-5 JAPAN SDS●


【第4試合】◯USA SDS 15-12 JAPAN SDS●


どの試合も入りがよく、サクラセブンズの強みを活かし、粘り強いアタックとディフェンスを見せ、先制点をとることもできました。しかし、前後半それぞれの後半の勝負の時間でこだわりに欠け、勝ちきることができませんでした。


試合後は再度USA SDSチームとホールド形式でアタックディフェンスを行い、トライを獲ること、守りきることにフォーカスして、1セット1セット大切に臨みました。


練習後は、USA SDSチームと合同ファンゲームを行い、ノーサイドの交流を楽しみました。


その後、今遠征最後のサクラチャンピオンシップ「ドロップゴール」を行いました。もちろんスタッフも全員参加です。さて、最終結果はどうなったでしょうか?


ホテルに戻り、選手ミーティングとクロージングを続けて行いました。鈴木ヘッドコーチより遠征の総括と山本S&Cコーチからサクラチャンピオンシップの結果が発表され、優勝チームにチュラビスタ記念キャップが授与されました。そして最後に平野キャプテンの力強い言葉で遠征を締めくくりました。


今遠征は連日高強度の練習と試合を行いましたが、選手たちは最後まで声をかけ合いながらベストを尽くしてくれました。4試合を通して他国にない自分たちの強みを実感し、「勝ちたい」ではなく「勝てる」に変わったことでしょう。この経験を活かし、続く国内合宿でも小さなこと、見えないことを日々大切にしていきます。そして、残りのワールドシリーズでどんな相手にも勝ち切れるよう、選手、スタッフ全員で準備していきます。


最後になりましたが、今遠征でお世話になりましたUSA  SDSチームの皆様をはじめ、チュラビスタエリートアスリートトレーニングセンターの関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。


3月18日

遠征5日目。本日は大会のスケジュールを想定して午前、午後にそれぞれUSA SDSチームと試合形式練習、合同練習を行いました。


【第1試合】◯USA SDS 24-21 JAPAN SDS●


【第2試合】△USA SDS 12-12 JAPAN SDS△【写真】


午後の試合後は、USA SDSチームとセットからのアタックディフェンスを行いました。今遠征でやってきたことが随所に表れ、サクラセブンズのラグビーを体現しようとしていますが、まだ勝ちきることができません。明日は今遠征の集大成です。残り2試合を勝ちきり、自信を掴んで帰国したいと思います。


3月17日

遠征4日目。今朝も日が昇る頃にジムセッションがスタート。バイクメニューでしっかり汗をかいてから朝食に向かいました。


本日の練習は午前のフィールドセッションのみで、午後はオフです。ランニング・コンタクトフィットネス、ラグビースキル、7対7のサイクルを5回繰り返し、疲労度の中での質と精度にこだわって行いました。


夕食前はペアストレッチを行い、最後に第4回サクラチャンピオンシップを行いました。今回は限られた時間内でグループで一つ紙ひこうきを作り、飛距離を競います。それぞれがいろいろな発想で遠くまで飛ぶ飛行機を作りました。


明日からUSAチームとの試合、合同セッションです。また4月からも続くHSBC SVNS、そしてパリ五輪に向けて、ベスト4チームに対して「良い試合」をするだけではなく勝利と一つ一つのプレーにこだわって全員で挑みます。


3月16日

遠征3日目。本日も午前にフィールド練習を行いました。

ブレイクダウンスキルでは少ないチャンスでボールを奪い返すこと、タックルスキルでは1人目と2人目の役割を意識して強度を上げてフルコンタクトで行いました。チーム練習後には、克服する課題ごとのグループに分かれ、集中して取り組みました。


最後に、サクラチャンピオンシップ第3回戦「バスケットボールのフリースロー」を行いました。同点グループが3つ並んだ最後のスロー、逆転ゴールを決めたのは総務の飛松さんでした!


午後はジムセッションです。山本S&Cコーチからセッションの意図の説明を受けた後、まずはアクティベーションでしっかり可動域を広げます。


その後、動きの正確性とスピードを重視して、一つ一つ丁寧にトレーニングを行いました。


夕食では、昨日に引き続きお誕生日のお祝いをしました。本日は内海春菜子選手のお誕生日です。内海選手、お誕生日おめでとう!


夕食後は第5回目のサクラタイム。今回は、SVNSロサンゼルス大会のサクラタイムで行なった、それぞれが考えるサクラセブンズのラグビーについて共有しました。そしてグループで話し合い、最後にグループごとにまとめて発表しました。

1人で考えたときはバラバラだったキーワードが、グループで話し合うと一つにまとまり、サクラセブンズ全員が同じ絵を思い描くきっかけづくりとなりました。今日ここで思い描いたラグビーを目指すため、自分たちの強みを生かしたこだわりを明日の練習からフィールドで実践していきます。


3月15日

早朝、ジムに選手たちが集まりました。コンディションを上げるため、各自必要なリハビリやトレーニングに励みます。


朝食後はチームミーティングを行い、先週までのワールドシリーズを通して明らかになったこと、新たに取り組むことを確認しました。


その後、フィールドに出て、初練習をしました。はじめにファンゲームを行い、2人組、4人組、6人組でコミュニケーションをとりながらスタッフも交えてさまざまなミッションをクリアしました。
しっかりランニングをした後は、ボールゲームやパスゲームで徐々にラグビーの動きに近づけていきます。


午後はアジリティのトレーニングをした後、ファンダメンタルスキル、アタックのムーヴを確認しました。サクラセブンズが世界で勝つためにはキャリーとサポーターの連動が鍵になってくるので、一つ一つ丁寧に行なっていきます。

最後は6人3チームのタッチゲームを行い、疲労度の高い中でのコミュニケーションやアタックテンポのコントロールの重要性に気づきました。


夕食では、本日お誕生日の平野優芽選手のお祝いをしました。食事会場にいた米国の選手たちも一緒に歌を歌ってくれました。平野選手、お誕生日おめでとう!


夕食後、FWの選手たちは、スポットコーチの荻原コーチとオンラインミーティングを行いました。


チュラビスタの気候や食事にも少しずつ慣れてきました。パリ五輪までまだまだ大会が続くため、今回は貴重な強化合宿となります。徐々に疲労が高まってきていますが、明日も一つ一つ集中して取り組みます。


3月14日

本日、10時間のフライトを経て米国ロサンゼルスに到着しました。日本の夕方に出国しましたが、到着時は時差により同日昼に戻りました。


空港からバスでさらに3時間ほど移動し、合宿地のチュラビスタにあるナショナルトレーニングセンターに到着しました。チュラビスタは山々に囲まれた自然豊かなところです。


今日から1週間、このトレーニング施設で女子SDSの選手・スタッフ26名が生活します。


夕方18:00を過ぎても外は明るく、とても過ごしやすい気候です。夕食前にジムでしっかり身体を動かして汗をかき、最後にペアストレッチをしました。テント張りのジム内には、世界中の国旗が掲げられており、より世界を感じることができました。


夕食後は、遠征のキックオフミーティングを行いました。過去のオリンピック映像を視聴し、パリ五輪でなぜメダルを獲得したいのかをそれぞれが考えました。


最後に、遠征グループ対抗戦の「サクラチャンピオンシップ」第1回戦が行われました。本日は風船をお尻で割るリレーです。なかなか割れずに苦戦する人が数名いましたが、最後は無事に全員が割り切ることができました。


明日からチュラビスタでの練習が始まります。パリ五輪まで1日1日、一瞬一瞬を大切にして臨みます。